卒業生の今

AFTER GRADUATION
卒業生の今
山本 茜「一葉舟」
山本 茜「未来へ」
山本 茜「未来へ」
小牟禮 尊人「水紋」
小牟禮 尊人「水紋」
サブロウ「丸深鉢 大」
サブロウ「丸深鉢 大」
杉山 利恵「瀬戸のしずく」
杉山 利恵「瀬戸のしずく」
AFTER GRADUATION

卒業生の今

本校を卒業し、ガラスに携わる第一線で活躍する4名にインタビューしました。
研究所時代の経験や卒業後のお仕事について伺いました。
VOICE 01
/ Akane Yamamoto
截金ガラス作家 山本 茜さん
截金を装飾から、表現の主役に。唯一無二の技法を確立
2011年 造形科卒業
截金ガラス作家

山本 茜さん

ARTIST
STORY01
截金ガラスについて教えて下さい。

截金とガラスを融合させ、独自に編み出した技法

截金は細く切った金箔を貼って文様を描く技法です。主に仏像や仏画、木工芸品の装飾に用いられています。私は大学で日本画を学ぶなかで截金に出合い、しばらくは截金作家として活動していましたが、次第に截金を装飾ではく、表現の主体にするために空間に浮遊させたいと思うようになり、模索した末に辿り着いたのが「ガラス」という素材でした。
截金ガラス作家 山本 茜さん
源氏物語シリーズ 第三帖「空蟬」
STORY02
本校に入学した理由を教えて下さい。

新たな技法を開拓するために、一から学びたかった

ガラスは技法によって必要な設備が異なるため、設備に制限があれば作品にも制限がかかります。截金を封入するために、どんな技法が適しているのか、あらゆる可能性で実験をしてみたい。そこですべての技法を網羅できる設備があることが決め手となりました。ガラスの本場と言われるチェコやアメリカから先生を招聘しているというのも大きかったですね。
截金ガラス作家 山本 茜さん
源氏物語シリーズ 第四十五帖「橋姫」
STORY03
技法を確立するまでの経緯について教えて下さい。

実験に明け暮れた日々、在学中に技法を確立

1年目でガラスの基礎的な技法を習得することができたので、学校の課題と並行して截金とガラスを組み合わせる研究を開始。ついに電気炉でキャストしたガラスの塊に截金を施し、さらにガラスを重ねて融着する方法に行きつきました。2年目には何とか技法を確立させ、卒業後すぐに京都に個人工房を設立して作家活動を始めることができました。
截金ガラス作家 山本 茜さん
道標

MESSAGE

自分が悩み抜いて生まれたもの、自分の哲学や独創性でしか人を感動させられません。この学校では、ガラスを表現するためのツールをすべて手に入れることができます。2年間徹底的に学び、課題に向き合う中で自分にしかできない表現を見つけ、卒業後は作家として羽ばたいてもらいたいです。

AKANE YAMAMOTO’s PROFILE

1999年
独学で截金を始める
2001年
京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻卒業
2002年~
京都造形芸術大学非常勤講師
2011年
富山ガラス造形研究所造形科卒業
同年、京都市に個人工房設立
VOICE 02
/ Takahito Komure
秋田公立美術大学 ものづくりデザイン専攻 教授 小牟禮 尊人さん
自身が魅了されたガラスの面白さを、未来の作家たちに伝えていく
1993年 造形科卒業
秋田公立美術大学
ものづくりデザイン専攻 教授

小牟禮 尊人さん

PROFESSOR
STORY01
現在のお仕事について教えて下さい

大学や工房で、ガラス作家を目指す若者を指導

2001年から秋田公立美術大学 ものづくりデザイン専攻の教授として勤務しています。ガラスの実習をメインに、素材や表現などの座学、3・4年次にガラスを専攻した学生の卒業制作指導も担当しています。2013年からは国際教養大学の客員教授に着任し、2017年からは秋田市の新屋ガラス工房のリーダーとして若い作家の指導も行っています。
秋田公立美術大学 ものづくりデザイン専攻 教授 小牟禮 尊人さん
ゆらめきのワイングラス
STORY02
会社員を経て、ガラスを学ぶに至った経緯を教えて下さい。

自分が求めていたものに出会えた感覚があった

大学で建築デザインを学んだ後、照明メーカーでデザイナーとして働いていました。しかし図面を描くだけの仕事に、漠然とした不満を感じて退職。しばらく海外を旅していたのですが、シアトルのピルチャック・グラス・スクールに訪れてガラスに出会い、「これが自分が求めていたものだ!」と思ったんです。帰国してガラスを学ぶことを決意しました。
秋田公立美術大学 ものづくりデザイン専攻 教授 小牟禮 尊人さん
歪みのかたち
STORY03
ガラスの魅力はどんなところだと感じますか?

自分の手の中で、無限の可能性を生み出せる

それまで関わっていた建築はバブルの頃だったこともあり、いずれ壊される運命でした。しかしガラスは永遠に残る素材です。他人の手ではなく、自分の手の中で作れることにも魅力を感じました。また、色や透過度、グラデーションなど無限に表現できるので、新しいものを生み出せるスピードも早い。とても不思議で面白い素材だと思います。
秋田公立美術大学 ものづくりデザイン専攻 教授 小牟禮 尊人さん
絶え間なく

MESSAGE

私は一期生として入学しましたが、以来30年にわたって、多くの作家を排出し続けている学校です。公立なので授業料が比較的安いことも魅力の一つだと思います。学生時代は、失敗をどれだけするかが成功の近道です。失敗を肥やしにして、自分の可能性を信じてチャレンジしてください。

TAKAHITO KOMURE’s PROFILE

1985年
東京造形大学 デザイン学科卒業
1993年
富山ガラス造形研究所造形科卒業
2001年〜
秋田公立美術大学 ものづくりデザイン専攻で教授を務める
2013年〜
国際教養大学で客員教授を務める
VOICE 03
/ Saburou
作家 サブロウさん
教会で受けたインスピレーションを源に、琵琶湖の水面をイメージした器を制作
2003年 造形科卒業
作家

サブロウさん

ARTIST
STORY01
ガラスを学ぶに至った経緯を教えて下さい。

空間を支配するダル・ド・ヴェールに感銘

ガラスを学ぶ前は、ドイツでワイン関係の仕事を3年ほどしていました。その休暇中に訪れたベルリンのカイザーヴィルヘルム記念教会で、美しいダル・ド・ヴェールを見て感銘を受けました。まるで水の中にいるような、穏やかな気分に包まれたんです。帰国後、富山にガラスを学べる学校があることを知り、帰国から1年後に入学しました。
作家 サブロウさん
ガラスの洗面鉢のある風景
STORY02
作風について教えて下さい。

琵琶湖の水面をイメージした、日常に馴染む器

滋賀県大津市出身で、幼い頃から琵琶湖がとても身近な存在でした。地元の何かをカタチにしたいと思い、ガラス作品を通して琵琶湖の美しさを表現することにしました。水の波紋をイメージしたモザイク模様は、窯を使ったキルンワークという技法で、複数のガラスを組み合わせて作ります。現在は日常にもシンプルに馴染むような、器を中心に制作しています。
作家 サブロウさん
あふみシリーズ×手裏剣カット
STORY03
富山ガラス造形研究所時代の魅力はどんなところだと感じますか?

表現するための武器を手に入れられる

設備が圧倒的に充実しているので、作品作りの選択肢が広がります。自分も表現するための武器をたくさん手に入れることができました。研究所時代は作りたいものがたくさんあって、朝早くから夜遅くまで学校にいるくらい、毎日が楽しかったですね。卒業後しばらくは富山に工房があったので、当時の先生たちと関わる機会も多くありました。
作家 サブロウさん
水耕栽培のための器

MESSAGE

本当にたくさんのチャンスがある学校です。ガラスの本場であるチェコやアメリカの先生がいるので、現地に行かないと学べないような技術を、富山にいながら学ぶことができます。海外のガラス技術や考え方なども幅広く学びたいという人は、ぜひこの学校で夢を広げてください。

Saburou’s PROFILE

1996年〜
ドイツでワイン関係の仕事に従事
2003年
富山ガラス造形研究所造形科卒業
2004年
富山市民学習センター大学で講師を10年間務める
2017年
富山市に個人工房 神通硝子製作所を設立
VOICE 04
/ Rie Sugiyama
作家 杉山 利恵さん
故郷への郷土愛に気づき、富山で生み出した香川の色
2013年 造形科卒業
作家

杉山 利恵さん

ARTIST
STORY01
本校に入学されるまでの経緯を教えて下さい

夢を諦めきれず、30代でプロになることを決意

もともとインテリア会社や画廊、広告会社で勤務していました。幼い頃からガラスは特別な存在でしたが、20代の頃に地元のガラス工房を見学し「私は、これがしたかったんだ。ガラス作家になりたい」と直感で感じました。30代になってからプロになることを決意。東京で1年間学んだ後、より技術を習得して、選択肢を広げるために富山ガラス造形研究所に入学しました。
作家 杉山 利恵さん
ランプ うつろい
STORY02
庵治石を掛け合せたガラス作品が生まれた経緯を教えて下さい

尽力の賜物として生まれた、故郷・香川の色

地元・香川の素材を使った作品で故郷の空気感を表現したい。そこで思いついたのが、着色に庵治石を使うことでした。「庵治石で色が出るのか?」というところから富山で研究をスタート。当時、私一人のために調合をテストする設備を揃えてくれた学校には本当に感謝していますし、富山でしか成し得なかったことだったと思います。それをヒントに独立後、地元のオリーブから緑のガラスを生み出すことにも成功しました。
作家 杉山 利恵さん
Blue Flow
STORY03
富山ガラス造形研究所時代の魅力はどんなところだと感じますか?

ガラスにとことん向き合い、学べる周辺環境

ガラスのまち・富山の恵まれた環境の中、自分を追い込んでガラスを学べます。隣のガラス工房では卒業後の先輩たちの姿を気軽に見ることができ、体験教室のアルバイトでガラスの仕事に携わることもできます。さらに併設するショップでは作品から技法を学べ参考になります。富山市内には先輩たちの個人工房がたくさんあるのも魅力ですね。まさに富山は宝の山だと思います。目いっぱいガラス三昧の2年間を過ごせました。
作家 杉山 利恵さん
Full Blue Moon

MESSAGE

設備も環境もすべて整っているので、あとは自分のやり方次第。どこまでも広げたり、深掘したりできます。さらに先生も作家も近くにいて、知っていることを全力で与えてくれる。ほかにないくらいの驚きの環境です。学生のうちにわからないことは聞いて、たくさん吸収してください。

AKANE YAMAMOTO’s PROFILE

1996年〜
インテリア会社や画廊、広告会社にて勤務
2002年〜
仕事に就きながら、香川にて吹きガラス講座に通う
2011年
東京ガラス工芸研究所 基礎科修了
2013年
富山ガラス造形研究所造形科卒業
同年、香川県に個人工房Rie Glass Garden設立

HPを見る

http://aji-glass.jp/
CAREER PATH AFTER
GRADUATION

卒業後の進路

主な就職先一覧です。
  • 進学・研修先
  • 独立
    (作家活動、個人工房設立)
  • 就職
  • 教育機関
進学・研修先
国内
  • 金沢卯辰山工芸工房研修者
  • 硝子企画舎研修者
  • ガラス工房メルハバ研修者
  • 岐阜県多治見工業高等学校陶芸科学芸術科
  • 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程
  • 倉敷芸術科学大学大学院芸術学部工芸学科
  • グラスバレー研究生
  • 瀬戸市新世紀工芸館研修生
  • 名古屋芸術大学美術学部
  • 日本デザイン専門学校
  • 東京藝術大学大学院
  • 富山ガラス造形研究所研究科
  • 蜻蛉玉丙午研修者
  • 流動研究所研修者
海外
  • アートセンターカレッジオブデザイン大学院
  • オーストラリア国立大学キャンベラ美術学校ガラス科
  • コロンビア大学
  • バージニア・コモンウェルス大学
  • フラウナウビルドベルク
  • プラハ芸術建築デザインアカデミー
  • 弘益美術大学陶芸・流璃科
独立(作家活動、個人工房設立)
  • 秋山ガラス工房
  • アトリエKj Glass Art
  • アトリエ514
  • Atelier Nagahama
  • アンソリットグラスショップ
  • Under Glass Studio
  • 池本美和Glass studio
  • 有限会社イデアクエスト
  • 潮工房
  • 薄日硝子
  • うり坊(キルン)
  • AUGUSTA GLASS STUDIO
  • h collection
  • M.U.Glass
  • 翁再生硝子工房
  • 小口ガラス工房
  • 鬼窯
  • Kagami-glass works
  • 硝子企画舎
  • 硝子工房アートファクトリー
  • 硝子工房あづち
  • ガラス工房ディマル
  • ガラス工房のらくら
  • ガラス工房rasiku
  • ガラス工房ゆばな
  • ガラスごこち
  • ガラススタジオ チロ
  • ガラスの工房 杉江智・杉江晶子
  • Glass Art カフェ・ド・キルン
  • GLASS COTAN
  • GLASS STUDIO A&Z
  • GLASS STUDIO CR
  • Glass Studio 刻(とき)
  • 幹工房
  • KISHI GLASS STUDIO
  • 琴線
  • Kuni Glass Beads
  • GlassCrafts Studio
  • Glass Tai’ m
  • グラススタジオQ
  • glass studio Katsura
  • GLASS FACTORY K’S スタジオ
  • Glass Farm MANZO
  • グラスマニアックス
  • けこ窯
  • KJ.SUCCESSION
  • 工房ひとつぶの空
  • 工房麿
  • 工房LOCO
  • こと工作部
  • こびん工房
  • Kohei Glass Studio
  • 彩硝房
  • Sakata Glass Works
  • Sakurai Aya Glass works
  • SHIMADA SHINPEI GLASS WORKS
  • ”小路口屋”ガラス工房
  • Shin-Glass Works
  • 神通硝子製作所
  • 鈴木 知子ガラス工房
  • Studio I E M A K
  • Studio GOBB
  • studio bachi(スタジオバチ)
  • STUDIO plus G
  • スタジオ リサ
  • 制作工房ぎんゆう
  • Taizo Glass Studio
  • たいちグラスアート
  • D&B craft
  • 蜻蛉玉・丙午
  • 株式会社ニシカワグラス&アート
  • 株式会社ニシナカユキトGLASS STUDIO
  • Neutral Glass Studio
  • 808 GLASS
  • はるら工房
  • Bamboo Glass
  • 日の出ガラス工芸社
  • 筆谷淑子
  • プロミネンス
  • 藤ガラス
  • 火の果(ほのか)ぐらす
  • PONTE
  • 保木硝房
  • Maki Glass Studio
  • まほら工房
  • 有限会社間宮(スタジオカルダー)
  • 有限会社ミヤジE&A
  • 宮冨ガラス工房
  • Mellow / Lima7192
  • MORI GLASS
  • WATARIGLASS studio
就職
  • 安曇野アートヒルズミュージアム
  • アトリエiriser
  • 株式会社イズミダイシ
  • 磐田市新造形創造館
  • 雲仙スパハウスビードロ美術館
  • 大坪GSI株式会社
  • 大村ガラス工房
  • 岡崎ガラス工房葵
  • 小野田ガラス株式会社きらら未来館
  • 門真市立リサイクルプラザエコ・パーク
  • 金津創作の森ガラス工房エズラ
  • 硝子企画舎
  • 硝子工房アートファクトリー
  • 硝子工房あづち
  • ガラス工房海馬
  • ガラス工房SILICA
  • ガラス工房スタジオポンテ
  • ガラス工房てくてく
  • ガラス体験工房森のくに 
  • 可児ガラス工房
  • 狩野グラススタジオ
  • 桐山製作所
  • 九つ井ガラス工房
  • グラスアート藍
  • GLASS FACTORY K’ s studio
  • グラスルーム
  • クリントピア丸亀エコ丸工房
  • 黒壁ガラス工房
  • 株式会社小泉硝子製作所
  • 黄金崎クリスタルパーク
  • 猿江ガラス
  • 三芝硝材
  • 白神ガラス工房
  • 松徳硝子株式会社
  • 神通硝子製作所
  • 菅原工芸硝子株式会社
  • スタジオ リライト
  • 晴耕社ガラス工房
  • 世界のガラス館
  • だいちグラスアート
  • Taizo Glass Studio
  • 高橋禎彦グラススタジオ
  • 玉田ガラス工房
  • ダラスヴィレッジ
  • 中日ステンドアート株式会社
  • 調布グラススタジオ
  • 富山ガラス工房
  • なないろKANガラス工房
  • 成美工芸
  • ニーウンペツガラス美術研究所
  • 新島硝子アートセンター
  • 箱根クラフトハウス
  • 日の出ガラス工芸社
  • 廣田硝子株式会社
  • Factory Zoomer
  • ふらのガラス
  • 堀口硝子株式会社
  • Magma Glass Studio
  • 株式会社マサズ
  • 益基樹脂
  • マリエンバード工房
  • 株式会社マレットジャパン
  • ミツヤアーキテクチュアルグラススタジオ
  • 株式会社三保谷硝子店
  • ゆの国の森
  • 横浜ガラス
  • 流動研究所
  • 流氷ガラス館
  • ワクワク体験館
  • WATARIGLASS studio
  • ダ ファクトリー(アメリカ)
  • ダン デイリー工房(アメリカ)
  • チャダムグラス(アメリカ)
  • デイル チフリー工房(アメリカ)
教育機関
  • 愛知教育大学造形文化コース教授
  • 秋田公立美術大学・ガラス科教授・助手
  • 大阪芸術大学工芸学科非常勤講師
  • 大阪芸術大学短期大学部副手
  • 大阪芸術大学副手
  • 大阪市立クラフトパーク講師
  • 金沢卯辰山工芸工房専門員
  • 吉祥女子中学高等学校非常勤講師
  • 倉敷芸術科学大学芸術学部ガラス科教授・助手
  • コスタ・リカ共和国ナショナル大学教授
  • 星美学園短期大学非常勤講師
  • 専門学校ルネサンスアカデミー講師
  • 東京芸術大学大学院美術研究科
  • 東京国際ガラス学院非常勤講師
  • 東北生活文化大学
  • 富山市民学習センター
  • 富山ガラス造形研究所助手
  • 長岡造形大学助手
  • 名古屋芸術大学非常勤講師
  • 日本装飾美術学校非常勤講師
  • 日本デザイン専門学校講師
  • バージニア・コモンウェルス大学
  • プラット・インスティチュート
  • 弘益美術大学陶芸・流璃科
  • 武蔵野美術大学工芸デザイン学科非常勤講師 
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