造形科

GLASS CERTIFICATION STUDIES PROGRAM
造形科
学習期間2年間の中で、
密度の高い専門教育を行います。
ABOUT THE PROGRAM
ガラス造形に必要な基礎理論及び基礎的な技法を学習と、選択科目の中での自主的な創造活動を通して多彩な表現力や造形力を養い、造形の基礎になるデッサン・デザイン等の造形教育を重視します。
造形科
CURRICULUM

造形科の授業

1
ガラス造形に必要な基礎的な理論及び技法を学習する。デッサン・デザイン等の基礎の造形教育を重視します。
造形科 1年
2
個性・創造性を伸ばすことを主眼に、選択科目の中で自主的な制作を通して多彩な表現力や造形力を養います。
造形科 2年
HOTWORK

ホットワーク

ホットワークⅠ

ホットショップでの強固な基礎を身につけます。デモやレクチャー、実技演習を通して、形や色に対して深く学んでいきます。実技演習の中で、共同作業を行いながら、チームワークについても学びます。吹きガラスで自信を持って自己表現ができるよう、経験とスキルを身につけていきます。個々の強みを伸ばすための、個別指導も行っています。

ホットワークⅠ担当 ディラン・パルマ / 中神 牧子

ホットワークⅠ

ホットワークⅡ

1年次で学んだ基礎技術をさらに深め、課題制作を通し素材に向き合い、実験を行うなど、新しい可能性を探っていきます。またアイデアを広げること、リサーチを積極的に行うことも同時に行います。実演やレクチャーも行いながら、実制作を通して溶けたガラスと関わります。

ホットワークⅡ担当 中神 牧子 / ディラン・パルマ

ホットワークⅡ

造形科の授業ホットワーク

KILNWORK

キルンワーク

キルンワーク
キルンワークⅠ
キルンワークとは電気炉でガラスを成形する作業のことを言います。キャスティング、パート・ド・ヴェール、フュージング、スランピングなど、キルンワークの基本的な技法を習得しながら、素材としてのガラスを学ぶことになります。後期では、前期に学んだ素材や技術をベースに、キルンでの新たな表現手法を探し始めます。
キルンワークⅡ
1年次で学んだキルンワークの技法やガラスの特質をもとに、自作品のオリジナリティを追求していきます。半期の研究のほか、グループディスカッションやアーティスト・ステイトメントなどを通して、様々な角度からガラスの作品化を目指します。最終的に、研究発表として学外での展示を行います。

キルンワークⅠ・キルンワークⅡ担当 松藤 孝一

COLDWORK

コールドワーク

コールドワーク
コールドワークⅠ
研磨やカット、サンドブラストや接着などコールドワークの基礎技術について幅広く学んでいきます。担当教員と話し合いを重ねながら、与えられたテーマについて深く考え、コンセプトを作り、コールドクラスや他の教科で習得した技術を組み合わせ、制作を進めていきます。
コールドワークⅡ
ウォーターサンダーや独自のツールを使用した共摺りなどの応用技術を学び、様々な表面加工を習得、また酸洗い加工による表現の違いも学習します。各自のテーマに沿って好みの技法を用いて制作していきながら、学外でのコールドクラス展へ向けて、より専門的な技術とコンセプトを深めた作品制作を目標とします。
※2年次はキルンワークまたはコールドワークのどちらかを選択することになります。

コールドワークⅠ・コールドワークⅡ担当 イーリ・スヒー

造形科の授業キルンワーク・コールドワーク

FOUNDATION

基礎造形

平面

身の回りにある自然物や造形物をよく観察してみましょう。形態は無数の「点、線、面」で構成され、色彩と陰影を帯び、質感、量感を伴って見る物に迫っていることが分かります。本講座では対象の厳密な描写を通し表現に深くかかわる造形要素に着目し、ものの本質をとらえる力を養います。

担当 西 治子

基礎造形 平面

立体

立体表現の美的要素を体系的に理解、習得するための導入部として、前期は「自然」をテーマに粘土、石膏の塊材を使用して、基本的な造形の探求を行います。後期は創作のテーマと素材の主体的な選択により、表現技術と素材の美的認識を深めていきます。

担当 加治 晋

基礎造形 立体

造形科の授業基本造形

ELECTIVES

選択科目

選択科目 バーナーワーク

バーナーワーク

酸素バーナーとホウケイ酸ガラスを扱う中で他の技法との違いを体感し、制作の幅を拡げていきます。実験的アプローチを通して発見と展開を促すと同時に思考も深めていきます。

担当 小曽川 瑠那

選択科目 ステンドグラス

ステンドグラス

ガラスによって顕在化する光の感覚、手仕事と着想を巡る往復運動、対話を通じて自己表現との接点を探ります。ステンドグラスを一つの方法として探究活動を試みます。

担当 八田 禅

選択科目 金属加工

金属加工

溶接技術を中心に金属加工実習を行い、溶接の特性やガスの性質、溶接の理論、仕組みを習得します。鍛造・切断などの技術を駆使し、ガラス制作に用いる補助道具なども制作します。

担当 中村 滝雄

選択科目 ジュエリー

ジュエリー

金属加工を基礎から学ぶことで、ガラスに金属をプラスしたジュエリー制作ができ、最終的には、個々のテーマに沿って自由に表現することが目標です。

担当 森田 弘美

造形科の授業選択科目

GLASS MATERIALS

ガラス材料学

ガラス材料学
この講義では、材料学の研究者の視点から物質としてのガラスを学ぶことができます。隔年の開講になり、年間4回の講義が行われます。

担当 吉野 徹

HISTORY OF GLASS ART

ガラス工芸史

ガラス工芸史
この講義では、ガラスの起源から現代ガラスまで、幅広くガラスの歴史を学ぶことができます。隔年の開催になり、年間4回の講義が行われます。

担当 畠山 耕造

造形科の授業ガラス材料学・工芸史

富山ガラス造形研究所 造形科
富山ガラス造形研究所 造形科
CURRICULUM

年間カリキュラム

  • 造形科1年
  • 造形科2年

造形科1年

横にスワイプしてください
造形科1年カリキュラム
造形科1年カリキュラム

造形科2年

横にスワイプしてください
造形科1年カリキュラム
造形科1年カリキュラム

※1 隔年で開講 ※2 二年間をもって単位習得

年2回海外のガラス作家と制作する一週間
WORKSHOPS

年2回国内外のガラス作家と
制作する一週間

学生の見聞をより広めるため、毎年春と秋に国内外の著名作家を招待し、約一週間のワークショップを行っています。普段の授業と異なり、共同制作や学生自身で企画するパーティー等の活動を通して、作家と交流する貴重な時間になります。秋は併せてオープンデーを設けてデモンストレーションやレクチャーを公開しています。
特別講師を招いて真剣な講評会
CRITIQUES

特別講師を招いて真剣な
講評会

前期、後期の締めくくり、そして、卒業制作の講評会では、当研究所の5人の教授陣の他に、外部より講師を招き講評して頂いています。この講評会では、いろいろな意見をもらい次の作品制作に向けての指標となっています。
様々な分野のアーティストによる特別講義
SPECIAL LECTURES

様々な分野のアーティストによる特別講義

広く見聞を深める目的で開講する特別講義は、現代アート、建築、彫刻、デザイン、陶芸等、ガラス以外にも様々な分野で活躍されている方を招き、2時間程のスライドレクチャーを行っています。通常の授業では補うことのできないガラスの各種技法や、新しい表現方法、当校の卒業生の活躍等も、この講義を通して紹介されます。
SCHEDULE

スケジュール

造形科1年 造形科2年
前期 後期 前期 後期
MON 選択科目 ホットワークⅠ 選択科目 卒業制作
TUE コールドワークⅠ ホットワークⅡ
WED キルンワークⅠ ホットワークⅡ
THU ホットワークⅠ キルンワークⅡor
コールドワークⅡ
卒業制作
FRI AM 平面2D / PM 立体3D キルンワークⅡor
コールドワークⅡ
卒業制作
造形科2年
前期 後期
MON 選択科目 卒業制作
TUE ホットワークⅡ
WED ホットワークⅡ
THU キルンワークⅡ
orコールドワークⅡ
卒業制作
FRI キルンワークⅡ
orコールドワークⅡ
卒業制作
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