学校案内
ABOUT TIGA

当校について

多くのプロフェッショナルに導かれ、
多様なガラス人生の礎を築く。
Guided by many professionals a strong foundation for a diverse
glass life is laid.
富山ガラス造形研究所(TIGA:Toyama Institute of Glass Art)は、1991年に全国初の公立ガラスアート専門教育機関としてスタートしました。
全国そして海外から、ガラスに魅せられた有能な学生が集まり、充実した制作環境の中で技術と創造性を磨き、ガラスに携わるプロフェッショナルとしての自立を目指して、日々研鑽を積んでいます。そして2年間のカリキュラムで学び卒業した多くの学生達は、個人作家として、国内外のガラス工房スタッフとして、あるいは大学・高校・各種専門学校の指導者として、美術、工芸、建築、デザインなど幅広いジャンルで活躍しています。
Toyama Institute of Glass Art Video
普段あまりお見せしていない学校内や授業風景を公開します。
TOYAMA×GLASS
ガラスの街「とやま」で学ぶ
ガラスの街「とやま」で学ぶ
ガラスの街「とやま」で学ぶ
ガラスの街「とやま」で学ぶ
富山市は「ガラスの街とやま」をまちづくりのひとつの柱として掲げ、これまでガラス芸術の振興に関する数々の施策を展開してきました。本研究所も、富山ガラス工房、富山市ガラス美術館とともにガラスの文化と産業の振興を目指し、その礎となる人材の育成を行っています。
開校以来、世界レベルのプロフェッショナルを育成するために、国内のみならず各国トップレベルの講師陣による指導を行っており、国際的に活躍する優秀な人材を輩出するガラスの専門教育機関として、国内外から高く評価されています。
富山市ガラス美術館キラリ 富山ガラス工房
ガラスの街「とやま」で学ぶ
ガラスの街「とやま」で学ぶ
富山市ガラス美術館キラリ 富山ガラス工房
MESSAGE

メッセージ

全国初の公立のグラスアート
専門教育機関
富山ガラス造形研究所は、1991年に全国で初めての公立のガラス造形教育機関として設立され、2023年に創立33年目を迎えました。
この間、585名の卒業生を輩出し、その多くは、プロのガラス作家や教育機関の指導者として国内のみならず海外でも活躍しています。
本研究所の特徴は、指導する教授陣が充実しており設備が整った環境の中で、ガラスの専門教育を学べること、設立当初より2名の外国人教師による指導(延べ19名)や著名な海外作家によるワークショップ、交換留学制度など海外との交流が盛んであることなど、常に学生に刺激を与えられるようカリキュラムを充実させていることです。
本気でガラス作家を目指す、意欲あふれる皆さんの入学を期待します。
富山ガラス造形研究所 所長 恒川 哲二
富山ガラス造形研究所
所長 恒川 哲二
FEATURES

当校の特徴

常時2名の海外講師を含む、5人の教授陣 グローバルな技術や思考が学べる環境
常時2名の海外講師を含む、5人の教授陣 グローバルな技術や思考が学べる環境
5人の経験豊富な教授陣が各専門の授業を2年間担当します。常時2名の外国人講師が国際的な視点でガラスを指導します。研究所では常に国際色豊かで高度な専門性を学べる環境があります。
日本屈指の充実した施設と自然豊かな制作環境
日本屈指の充実した施設と
自然豊かな制作環境
研究所はガラスの各分野に特化した施設になります。多様性が求められる現代において、常に各専門性の高い技術を学べる環境があります。また呉羽山の麓に建つ校舎は、緑豊かな自然に囲まれ、日々学生は制作に集中してガラスを学ぶことができます。
富山ガラス工房が隣接プロの仕事を見て学ぶ
富山ガラス工房が隣接
プロの仕事を見て学ぶ
富山ガラス工房が隣接し、普段からプロの制作を見て学ぶことができます。また在学中にアルバイトをしたり、卒業後にスタッフになる道も開かれています。さらに工房では、他のどこよりも安く設備をレンタルでき、卒業後も制作を続けやすい環境が整っています。
各分野の現役アーティストから学ぶ
各分野の現役アーティストから学ぶ
学生数に対し先生、助手の人数がとても多いので教員と学生の距離感が近く、時に教員の制作を間近で見ることもできます。教員各々が現役アーティストとして制作活動を行い展覧会等に参加しています。
また、特別講義や講評会でも、様々なジャンルのアーティストや学芸員等の方々をお招きしています。
MESSAGES FROM GUEST
CRITICS AND VISITING ARTISTS

特別講師からのメッセージ

MESSAGE 01
デザイナー
皆川 明
Akira Minagawa
卒業制作の講評の為訪れた富山ガラス造形研究所でまず感じたのは講師と学生の距離が近く深いという第一印象だった。その時に聞こえてくる互いに交わす言葉が本質と本意のもとに発せられていた。目指すものと足りないものを明確に伝え合う一本の道の上に関係があることが清々しく映った。デザインもアートも真の言葉で語らなければ本質は曇ってしまう。ここでの経験は技術だけではなくその事も理解する場にもなるのだろう。ガラスという瞬間を捉える造形と向き合う人の意思が繋がるように感じられた。

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MESSAGE 02
彫刻家
青木 野枝
Noe Aoki
2021年6月に鉄のワークショップをやらせてもらった。鉄の溶断溶接は初めての学生が多いと聞いて、初心者向けの準備をしていた。ところがさすが溶けたガラスを扱う人たち、最初から大胆に取り組んでいった。大きな鉄を曲げたり重ねたり自由自在。そして私が一番感心したのは、みんな「やりたいことがある」ということだった。ちゃんと自分の物語を自身で持っている。結局、ガラスであろうが鉄であろうがなんでもかまわないのだ。それがあれば。そして学生のつくりたいという欲求に可能な限り答えようと教授陣がしている。この研究所の素晴らしいところは、東洋一と言われる設備はもちろんだが、雰囲気が明るくて自由なところだ。研究所のみんなが、ガラスのことを大好きだからこその雰囲気だと思った。

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MESSAGE 03
作陶家・百草主催
安藤 雅信
Masanobu Ando
素晴らしい設備と多面的な指導が、ガラスの新たな潜在能力を引き出している。僕も若かったら、学んでみたい場です。
MESSAGE 04
東京藝術大学名誉教授
練馬区立美術館館長
秋元 雄史
Yuji Akimoto
富山のガラス芸術の隆盛は、富山ガラス造形研究所の存在を抜きにしては語れない。国際的な講師陣が揃っているし、卒業生には、多くの優れた作家がいる。ガラス造形の環境が揃っているためか、作家として活動するようになっても富山から離れることが少ない。富山ガラス造形研究所の自由な創作環境とそこから育った作家たちの活動が富山のガラス文化を作り出している。

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ARTIST IN RESIDENCE
アーティスト・イン・レジデンス事業
アーティスト・イン・レジデンス事業
アーティスト・イン・レジデンス事業について
富山ガラス造形研究所では、富山のガラス芸術文化活動の振興と地域の活性化、人材育成を目的として2010年度よりアーティスト・イン・レジデンス事業を行っています。
本事業では、国内外で活動するガラス作家を公募し、その中から選ばれた作家は富山に滞在しながら作品を制作します。
またその間に一般向け公開講座や学生を対象とした講義、実演を行い地域や学生との交流を図るとともに、期間終了時には展覧会などの成果発表を行います。
VISITING SCHOLAR PROGRAM

研究生

研究生について
ガラスのプロフェッショナルとして2年以上の経験を持つ方を対象としたコースで、1年、6ヶ月または3ヶ月の在籍期間の中で、自身の研究テーマに基づいて制作します。研究所の施設を使いながら、自身の作品を新たに展開したり、より深い研究を行えるよう、担当教員と相談しながら制作を進めます。募集は不定期で、受け入れはその時の学生数や研究内容をもとに、事前協議の上、試験で選考されます。
研修生(特別枠)
研究生について
ガラスのプロフェッショナルとして2年以上の経験を持つ方を対象としたコースで、1年、6ヶ月または3ヶ月の在籍期間の中で、自身の研究テーマに基づいて制作します。研究所の施設を使いながら、自身の作品を新たに展開したり、より深い研究を行えるよう、担当教員と相談しながら制作を進めます。募集は不定期で、受け入れはその時の学生数や研究内容をもとに、事前協議の上、試験で選考されます。
SENIOR ADVISER

顧問

新たな時代へ向けて、新たなガラス文化の創造を目指す
国連が定める「国際ガラス年」が2022年12月に閉幕しました。
日本においてもガラスに関する産業界、学会、芸術の各分野に関わる様々なイベントが開催され、ガラスの魅力やガラスの持つ可能性を多くの方々に知ってもらう機会となりました。
富山市もこの30年、ガラス文化の発展に貢献してきました。その中核となったのが、海外でも広く知られる富山ガラス造形研究所です。日本で最も充実した施設等の教育環境を有し、国内外の優れた教授陣を配し、多彩なガラス作家を育ててきました。そして今、新たな時代に向けて、新たなガラス文化の創造を目指そうとしています。その一翼を担うのがここで学ぶ学生ひとりひとりです。
富山ガラス造形研究所 所長 恒川 哲二
富山ガラス造形研究所 顧問
国際美術評論家連盟会員
武田 厚
FACULTY

教員紹介

東北大学工学部金属加工学科を卒業後、東京ガラス工芸研究所でガラスを学び、研究所創立時に助手となる。以来研究所で教えるとともに、ガラス造形作家として国内外でワークショップを行い、後進の指導にあたる。
主任教授
本郷 仁
Jin Hongo
ガラスと向き合い、自分を見つめ、仲間と学ぶ2年間。ここで得たもの、その一つ一つが皆さんの未来の扉を開く鍵になります。可能性は無限大。私たちは、意欲あふれる皆さんの夢を全力で応援します。
主任教授 本郷 仁
主任教授 本郷 仁
愛知県出身。1994年、愛知教育大学 総合造形コースガラス専攻卒業後、同 マイケルロジャース研究室研究生 修了。
金沢卯辰山工芸工房 研修者終了後、工房勤務などを経て2006年〜富山ガラス造形研究所講師、2016年〜准教授として指導にあたる。
主任教授
中神 牧子
Makiko Nakagami
本校は、自分自身の可能性を広げていける場所であり、世界のどこかともつながっていける面白いところです。ガラスを通して世界とつながり、色んな価値観や新しい作品、人々や考えに出会える素晴らしい所です。
主任教授 中神 牧子
主任教授 中神 牧子
愛知教育大学卒業後、財団法人ポーラ美術振興財団の在外研修助成により渡米。2001年イリノイ州立大学美術学部修士課程を修了。ガラスを主素材に、自然物、昆虫標本、古物などを用い、人類と自然の関わり、土地や物質の潜在的な力、また想像がもたらす祈りの中で、光を探し求める。
准教授
松藤 孝一
Koichi Matsufuji
どこで何を学ぶかは重要と思う。世界中のガラスが学べる学校を探して、それでも富山でガラスを学びたいと思ったら、ここに来たら良いと思う。
准教授 松藤 孝一
准教授 松藤 孝一
ハワイ、ホノルルで育ち、高校生の時初めてガラスに触れる。カルフォルニア美術大学にて学士号、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインでは修士号を取得。妻のリサと共にシアトルにスタジオを構え、Two Tone Studiosとして活動する。
准教授
Boyd Sugiki
Boyd Sugiki
富山ガラス造形研究所は、学生がプロとしての道を歩んで行く為に必要とされるスキルを鍛錬することのできる環境です。
准教授 Boyd Sugiki
准教授 Boyd Sugiki
准教授
イーリ・スヒー
Jiri Suchy
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准教授 イーリ・スヒー
准教授 イーリ・スヒー
富山県出身。2001年 パーソンズスクールオブデザイン(Parsons School of Design)ファインアート科卒業後、2018年富山ガラス造形研究所 造形科を卒業。2019年〜本校にて助手として勤務。
助手
橋本 亜紗
Asa Hashimoto
自然豊かな富山の土地で、国際色豊かにガラスを学ぶことができる、そんな貴重な場所が富山ガラス造形研究所だと思います。存分に感性を磨き、いろんな自分に出会って下さい。
助手 橋本 亜紗
助手 橋本 亜紗
愛知県出身。武蔵野美術大学でガラスを学んだのち、富山県へ移住。富山ガラス造形研究所を2016年に卒業後、富山ガラス工房で勤務。2019年から2022年までJamFactory(アデレード、南オーストラリア州)にて制作。帰国後、2022年〜本校にて助手として勤務。
助手
吉積彩乃
Ayano Yoshizumi
富山ガラス造形研究所は日本一の教員、機材が整ったガラスを学ぶ最適な環境で、日本だけでなく、世界のガラスの文化にも触れることができる個性的な学校です。新しい才能に出会えるのを楽しみにしています。
助手 吉積彩乃
助手 吉積彩乃
制作アドバイザー / 非常勤講師
OPEN
制作アドバイザー
渋谷 良治
非常勤講師
基礎造形(平面)西 治子  /  基礎造形(立体)加治 晋  /  バーナー小曽川 瑠那  /  ステンドグラス八田 禅  /  ジュエリー森田 弘美  /  金属加工中村 滝雄  /  ガラス工芸史畠山 耕造  /  ガラス材料学吉野 徹
富山市立 富山ガラス造形研究所
LOCATION

アクセス

学校名
富山市立 富山ガラス造形研究所
所長
恒川 哲二
所在地
〒930-0143 
富山県富山市西金屋80
電話番号
076-436-2973
(FAX 076-436-2974)
所在地 | 〒930-0143 富山県富山市西金屋80
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