HOME » 学校ブログ » 授業 » キルン1 講評会

学校ブログ

キルン1 講評会


造形科1年生キルンクラスにおける最後の講評会が行われました。

今回は、キルンワークの技法を用いて、複数の技法もしくは他の素材を併用して制作するという課題です。

また、1年間のキルン授業を通して学んだ集大成としての作品でもあります。

パート・ド・ヴェール、フュージングやスランピングの技法を通して、ガラスを成形する方法を学びました。

DSCF8164.JPG DSCF8163.JPG
地蔵を作者自身が感じたままに形として表現しました。時の経過によって風化した地蔵や生まれてきたばかりのような幼い顔の地蔵などユニークなものが存在します。その特徴的な地蔵を見て不思議な感覚を得たことをきっかけに作品に興しました。ガラスと木片、また着彩が施され、筆のタッチや色味が特徴的な作品です。

DSCF8165.JPG DSCF8181.JPG
ガラスと石の似通っている表情に焦点を当て、その2つを同時に並べて比較してみるという実験的な作品です。ガラスの失透現象を活かして石の表情に近づけます。ガラスの粒同士が溶け合ってできたラインや色味などを焼成時間や温度で意図的にコントロールしました。ユニークな形の展示台を空間に構成し、とてもユニークな仕上がりです。

DSCF8191.JPG DSCF8187.JPG 
四角をひとつの単位とし、それを複数構成させた造形作品です。平面である外側の面から内側に施されたディテールを透かせて見せる、という試みです。鮮やかな色味をもつ自然と、シンプルで柔らかい印象の作品との比較が面白いですね。

DSCF8214.JPG DSCF8283.JPG
DSCF8273.JPG DSCF8198.JPG
フュージング、スランピング技法を用いて、ガラスをスプーンや籠の形に沿わせて曲げた作品です。ガラスを熱で思った通りの形に曲げるためには、何度にも渡る実験が必要なようです。その分、表現の可能性がありそうで、今後の展開が楽しみです。

DSCF8287.JPG"板ガラス"やガラス板の片面に金属が施され虹色の表情をもつ"ダイクロガラス"など新しい素材への挑戦も見受けられます。技法においても鋳造、フュージング、接着やコールドワークなど複数の技法を組み合わせて、完成イメージに近づけます。板ガラスの積層方向を工夫するなど、シンプルなしずくの形が引き立つ作品です。

DSCF8231.JPG DSCF8200.JPG 
DSCF8220.JPG DSCF8224.JPG
DSCF8208.JPG DSCF8261.JPG
DSCF8258.JPG
1年生のグループ展が重なり制作がハードになりましたが、講評会が無事終了して一段落です。
まだまだ仕上げの作業が続くようですが、全体講評会での展示が楽しみです。
今日の講評会がキルン授業の最後になりました。この1年間キルンクラスでお世話になりました田先生、ありがとうございました。
それでは皆さん、1年間学んだことを活かして来年度の制作もがんばってください。応援しています!!(E)


コメント(0) 授業

  

コメントする

Cookie

以前の記事

2011年3月以前のブログは旧ブログ「富山ガラス造形研究所の日々」(エキサイトブログ)でご覧いただくことが出来ます。

購読・シェア

▲Page先頭へ

Copyright "Toyama Institute of Glass Art" All Rights Reserved.