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海外の報告会 2(アメリカ後編)


今回は、海外の報告会2のアメリカ後編です。学生のみなさんが、活発に海外でクラスを受講しているので、1回のブログでは書ききれず、海外の報告会は第3弾まであります。皆様、お付き合いください。

海外の報告会2の続きで、アメリカの東海岸側のワークショップの受講のスライドレクチャーから始まります。

まずは、Pittsburgh Glass Centerでランプワークのクラスを3つ受講した卒業生のレクチャーです。このレクチャーのために福岡からTIGAに来てくれました。ピッツバーグには、ホットショップ、コールドショップ、キルンショップ、ランプワークの施設など、ガラスに関する設備が揃っています。
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1つ目のランプワークのクラスは、女性の体などをメインに作品を制作しているCarmen Lozarさんのクラスです。
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まずは、ソリッドの女性の体をつくる練習から始まりました。それから、中空の体やドレス、手、顔、ウサギなど様々なデモンストレーションで見せてくれたそうです。
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課題が何個かだされました。ポストカードからインスピレーションを受けて制作する課題や電球を使った作品をつくる課題などがだされたそうです。
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2つ目のクラスは、Sally Praschさんの理化学ガラスを使用したクラスです。
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Sallyさんのクラスでは、たくさんの理化学ガラス器具をもとに香水瓶を制作したり、菅を使い、お花や作品を制作していきます。Sallyさんんは、細かいメカニカルな部分のガラスをぴったりに合わせるのを得意とされている作家さんで、繊細で緻密に計算された作品を制作されていたようです。
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初めての理化学ガラスのランプワークで戸惑いもあったようですが、下のような2点の香水瓶を制作したそうです。素敵ですね。
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次は、大きな水仙のデモンストレーションを見せてくれたそうです。最後はサンドブラスとをしています。
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初めての手のひらくらいの大きなランプワークに挑戦しました。サイズが大きくなるだけで、温度管理など様々なことを学ばなければいけなく難しかったそうです。でも、楽しかったようです。
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ガラス菅用の旋盤やいろいろな理化学ガラスを見せてもらいました。四角いガラス菅は一体なにに使うのでしょうか。
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まだまだSallyさんのデモンストレーションは続きます。すごい精巧につくられています。これはクラインの壷でしょうか。
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3つ目のクラスは、Karina GuevinさんとCedric Ginartさんのビーズからゴブレットまで様々なランプワークを応用したクラスです。KarinaさんとCedricさんは、個々でも作品制作をされていますが、右の写真のようにコラボレーションの作品もたくさん制作されています。
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クラスに入るとカリーナさんの作品がたくさん机の上に並べられていました。カラフルで繊細でとても美しいですね。
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このガラス棒の束から好きな色を選び制作していきます。まずは、カリーナさんの授業です。ハートのケーンや中空ビーズ、ソリッドのビーズ、繊細なソリッドワークなど様々なデモンストレーションをしていきます。
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036.JPG次は、セドリックさんです。ゴブレット!!!すごすぎます。吹きガラスでなくともバーナーでこんなに大きなガラスの作品が制作できるのですね。制作部分によってトーチを使い分けていきます。
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まだまだ様々なデモンストレーションがあります。バーナーブロー。こんな小さなブローパイプがあるんです。かわいらしいですね。そして、このように葉っぱなどのバラバラの位置にガラスがある場合は、最初細いガラスで葉っぱをつなぎ合わせておいて茎などを成形している時にも安定しているようにします。
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クラスの最後には、学生みんなが制作したパーツをセドリックさんが一つにしてくれました。いつも笑いの絶えないワクワクするクラスだったそうです。
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ピッツバーグの後は、Penland School of Craftsです。ペンランドは、ノースカロライナ州のアシュビルの近くにあります。ペンランドは、ガラスだけではなく版画、ブックアート、陶芸、テキスタイルなど様々な分野のクラスがあります。2人の学生が、Jiyong LeeさんKirstie Reaさんのコールドとキルンの融合したクラスを受講しました。
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ペンランドは、大自然の中にあります。自然が豊かで星が本当に綺麗だったそうです。
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クラスの風景とスケジュールです。基本的には、キルンとコールドのクラスに分かれて行われたそうです。
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まずは、キルンクラスから。ブルズアイの板ガラスを使用して、フューズからキャストまで学んでいきます。そして、型の使用で形を成形するだけではなく、実験的な作品もキルンの中で制作していきます。
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クラスの他にペンランド周辺に住むガラス作家さんのスタジオも訪問したそうです。個人スタジオならではの工夫が見られ、直接作家さんにお会いすることができ、刺激になったようです。
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次は、コールドクラスです。ラミネートの仕方から磨きまで、ジヨンさんのいろいろな工夫を教えてもらいます。目から鱗なポイントがたくさんあったようです。
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作品を説明するのにも、文字や図を使って自分の思いを伝えていきます。作品展示もクラスメイトと協力していきます。
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スケッチが、重要だというKirstineさん。みんなの描いたスケッチをデスケルのような四角い枠で区切って見え方の違いを学びます。
20151130-18.jpgクラスを受講した生徒さんの作品です。
20151130-19.jpgペンランドのガラス以外の施設を見ていきましょう。ブックアートは、日本では珍しいですね。活版印刷にとても興味深々だったそうです。

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そして、オークションもあり、アメリカの文化に浸っってきたそうです。
20151130-24.jpgアメリカ後編の最後は、西海岸側に移ります。Pilchuck Glass Schoolです。ピルチャックは、ワシントン州のシアトル近郊にあります。有名なアメリカのガラス作家デイリ・チフリー氏たちが創立したガラスの教育機関です。夏期講習は、ホットガラスのMegan Biddleさんのクラスを受講しました。
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クラスは、技術的なデモンストレーションから実験的なデモンストレーションまで多岐におよんだそうです。クラスの中盤からは、学生も一緒になって新しいことに挑戦したりすることも行なったそうです。
クラススケジュールも、最初(左の写真)は空欄があったものの最後(右の写真)にはかなりの充実した内容になったみたいです。   
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Meganさんのデモンストレーションの他に、ゲスト作家や他のクラスの講師のデモンストレーションもあったそうです。

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クラスの課題は、ガラス以外にもドローイングなどもあり、表現に対しての頭のトレーニングもしっかりしたようです。
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ホットのクラスということもあり、クラスメイトとも協力しながら制作していきました。言葉の壁はあったようですが、持ち前の明るさと積極さでクラスにとけ込み、制作をもりもりしてきたようです。クラスの中での刺激や、Walk thorugh での他のクラスの受講生の作品を見ることで感化されたことがあったのではないでしょうか。
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ここで会った仲間は、一生の仲間です。きっといつか支えになってくれますよ。この出会いを大切に!。
左の写真は、Meganクラス。右の写真は、チフリーさんとこのセッションのクラスのみんなと。
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次のブログは、ヨーロッパ編です。TIGAの学生は、本当に活発ですね!!!
いろんなものを見て、吸収して、制作に向かってください。みんなの作品楽しみにしています。(R)

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