HOME » 学校ブログ » 特別講義 » 11月20日 特別講義 エイミー・シュワーツ氏 

学校ブログ

11月20日 特別講義 エイミー・シュワーツ氏 


アメリカ、コーニングガラス美術館の工房ディレクター、エイミー・シュワーツさんによる特別講義が行われました。コーニングガラス美術館は、1950年に設立され、現在45.000 点を超える世界最大のガラスコレクションを所蔵しています。美術館では3500年に渡るガラス芸術や科学の歴史を見ることができます。コーニングガラス美術館と工房についてスライドを交えながら説明して頂きました。

DSCF1075a.jpg DSCF1155.JPG

美術館の一部である工房の様子です。夏期には世界各地から著名作家が招聘され、ワークショップが開催される場として知られています。2つのホットショップ、キルンショップ、コールドショップ、その他に1年を通して来場者がガラス体験が行えるスペースが設けられています。

DSCF1082.JPG DSCF1086.JPG

工房の事業としてレジデンスプログラムがあります。世界各国の応募者から選出された作家が滞在制作を行います。新しい作品展開を目的として、1ヶ月のあいだ制作場所、材料や滞在場所などが提供されます。過去の滞在作家が紹介されました。

アナ・ムラゾウスキーさんは、3年前、研究所においても滞在作家として招聘されましたが、コーニングではパフォーマンスの要素を加えた制作スタイルで作品展開しました。おばあさんに編んでもらった靴下を履きながらガラスの糸を紡ぐというコンセプトで制作した映像が紹介されました。

DSCF1102.JPG DSCF1095.JPG

マリア・エスパーセンさんは、伝統的な技術から実験的で自由な手法で制作をしました。溶けたガラスを巻き取り、流動性があるうちにそれを伸ばして折りたたむという作業を繰り返し行います。細い糸状の塊で成形された作品です。

DSCF1115.JPG DSCF1108.JPG

その他のレジデンスプログラムとして、2から6ヶ月間のコーラー社共催レジデンスプログラムやインストラクターレジデンスプログラムなどが紹介されました。そして、ワークショップ奨学金やNEW GLASS REVIEW公募、作家ビデオシリーズ紹介など、今後の活動において参考になるお話を頂きました。画像による公募は、毎年1回行われ10月末が締め切りです。皆さんも良い写真データを残して来年には応募してみましょう。

DSCF1126.JPG DSCF1127.JPG

次に美術館の展示構成や増設についてお話し頂きました。毎年57.000人ほどの来場者が訪れるという美術館展示は様々なテーマによって構成されています。アジア、ヨーロッパやアメリカにおける古代から現代に渡るガラスの歴史、科学技術と共に発展したガラスをテーマとした発明センター、ガラスの歴史を代表する2400程の飲用グラスを含むスタディーギャラリーなどです。

DSCF1170.JPG DSCF1165.JPG

DSCF1166.JPG DSCF1164.jpg

現在は、現代ガラス展示館と、世界最大規模となるガラスデモンストレーションスタジアムが増設中で、来年2015年320日にはオープンする予定です。また、2016年ガラスアートソサエティーコンファレンスがコーニングガラス美術館をメイン会場として開催されますので楽しみです。

DSCF1168.JPG DSCF1169.jpg 

最後にガラス作家としてもご活動されているエイミーさんの作品紹介と、工房アドバイザーである旦那様のウィリアムさんの紹介をしていただきました。今日は、コーニングガラス美術館と工房における様々な可能性をお伺いすることができました。

20141204-DSCF11881.JPG DSCF1140.JPG

20141204-DSCF11901.JPG
ニューヨーク州、コーニング周辺にはフィンガーレイクワイナリーやナイアガラの滝などの観光地があります。機会があったら訪問したいですね。ワークショップを受ける機会にはきっとエイミーさんにお会いできるでしょう。今日は、素敵な講義とサプライズありがとうございました!!!(E

コメント(0) 特別講義

  

コメントする

Cookie

以前の記事

2011年3月以前のブログは旧ブログ「富山ガラス造形研究所の日々」(エキサイトブログ)でご覧いただくことが出来ます。

購読・シェア

▲Page Top

Copyright "Toyama Institute of Glass Art" All Rights Reserved.