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造形科1年 Cold講評会


本日は造形科1年生、コールドワーク授業の講評会でした。
後期に入って1回目の展示。テーマは『定形/不定形』です。
幾何学的な形体=定形、有機的な形体=不定形とし、2つの要素間の対比関係を作品とするといった内容です。学生達はこの難しい課題にどういった答えを出したのでしょうか?

まずは講評会の様子から。
今朝の今朝まで作業をしていた学生もいましたが、皆なんとか展示台にのせることが出来たようです。
後期になり徐々にライティング、展示方法にもこだわりが見える作品もちらほら。見応えもぐっと増します。
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こちらの作品は幾何学形体が有機的な形を支えている作品です。球根とそこから生え出る根をイメージしています。表面には根を表現した模様が描かれています。その模様が丸みと柔らかさを引き出しています。
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薄い球体から突き出る四角錐が力強さを感じさせます。表面には予想だにしなかったプリズム効果が!この効果をもっと発展させられそうですね!
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この作品はしめ縄をモチーフにしています。ねじれた不定形体とインパクトのある赤とクリアのが力強さを感じさせます。
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この作品は有機的な器状の形体の内側に四角柱を置いた作品ですが、柔らかく歪んだ形体が、中の四角錐を歪ませる視覚効果を狙っています。既成概念を面白く崩した作品です。
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最後にこの作品。海に生息する架空の生物をイメージしたそうですが、質感やカット模様、サンドブラストでつけたグラデーションが上手くマッチしていました。作者は立たせた状態で展示していましたが、少し視点を変えると.....
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このような作品に変わります。表現したいことに向かって制作を進めますが、時折、客観的に自身の作品を見ることができると一味変わった表現を発見できるかもしれません。この作品も今後リサーチと実験を繰返し、レベルアップした作品になることを期待しています!
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みんな真剣に講評を受けています。このような意見交換は、自身の作品を改めて考察できる良い機会です!
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最後に....

制作をする上で技術的、時間的な問題もあると思いますが、自分自身の限界を早々と決めてはいけません。表現したいことに向かってどこまでも貪欲に探求することが不可欠です。
課題をこなしているうちは、『これが自分の作品』といったものはなかなか生まれません。ですが、この課題をこなすうちに、思考や技術、作品制作のノウハウが身に付いてきます。この『課題をこなす』ということが基礎となり、後の自由制作で生きるのです。
課題は課題!もっと頭を柔らかく!自分が興味を持っているものや、少しでも気になることがあればどんどん追求しましょう!

今回の課題はテーマ的にも、技術的にも難しかったと思います。途中で割れたり失敗した人が多かったですね。
ですが次はコールド最後の課題!気持ちを切り替えて楽しみながらがんばって下さい!(Y)

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