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キルン1 講評会


キルン1、三つ目の課題は「フュージング、スランピングの技法を用いてオリジナルの表現を探る」というもの。
学生達は板ガラスを素材に、板同士を溶かし合わせたり、型に沿わせて曲げたりして、実験を重ねながら、独自の表現を探ってきました。



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こちらは短冊状に細く切った板ガラスを束ね、溶着した箇所と溶着していない箇所のガラスの動きの違いを利用して制作された作品。自分の意志から切り離れた、素材が見せる思いがけない表情がとてもダイナミックで新鮮な驚きを与えてくれます。
非常にインパクトのある作品に仕上がりました。



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こちらは水の中を泳ぐ魚をモチーフに、水の中を泳ぐ魚の動きや水の流れを表現した作品。
ガラスの中に閉じ込めた空気が魚の鱗としてしっかり残っており、それが美しい影となって壁に映し出されています。
溶け合ったガラスの素材感とコンセプトがよく合っていますね。



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こちらはもともと1枚の板だったガラスをひたすら丸く切って、それらを並べて溶着した作品です。
シンプルですが、丸と丸の重なりがとても綺麗ですね。切り出した丸はなんと300枚以上!
頭ではあまり考えず、無心で手を動かすことで、素材そのものの魅力がストレートに引き出されています。



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こちらは板ガラスの表面に細い溝を彫り、その溝に細かく砕いた板ガラスを詰め、層状に重ねて溶着した作品。
ガラス粒を詰めて溶かし合わせることで、ただの線ではない独特の表情が生まれています。
また、その線が重なる事で画面に奥行きが生まれ、ガラスならではの視覚効果が得られています。



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こちらは細く引いたガラス(ケイン)を溶着し、さらにそれを型に沿わせてスランプさせた作品。
ケインはただ細く引くだけでなく、途中で縒ってあり、枝についた水滴のような表情になっています。
展示方法も展示台から少し浮かせてあり、繊細で軽やかなイメージが強調され、とても美しい作品に仕上がっています。



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今回の講評会では、他の学生の作品についての意見交換はもちろんですが、自分の作品に対する責任の持ち方や自分の作品の捉え方、プレゼンの仕方についても意見が交わされ、非常に内容の濃い講評会になったと思います。そういった議論が自然と出てくるのは、皆が制作に真摯に取り組んでいることの表れだと思います。
また、ガラスの新しい表現の可能性をたくさん見る事ができ、渋谷先生もなんだか嬉しそうでした。

さあ、次の課題で1年生最後の課題になります。息つく間もありませんが、次の課題もこの調子で駆け抜けて行きましょう!(K)

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