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秋のワークショップ:5日目


秋のワークショップも残り3日間となりました。今日は、なんと9時半から18時までの8時間半のデモでした。マルティンさん達は、お昼ご飯も食べずにデモをしてくれました。

今日は、昨日に続き学生リクエストのデモをしてくれました。本日は、阿吽像の吽像の上半身です。下の写真の左が吽像です。体や顔や衣などのデティールをどのようにつくるのでしょうか。
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まずは、頭部から制作していきます。上半身を制作するので、顔自体はこぶし大です。この小さな頭部に、酸素トーチで焼いては細部までナイフを入れたり、内側から押し上げたりしながら作っていきます。本当に吽像の迫力ある強い表情がそのままに出ていて、驚きでした。
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頭部が出来たらみんなが近くで見れるように、見せてくれました。みんなからは、頭部だけでもその繊細な造形で歓声があがっていました。この頭部は、ガレージでキープします。キープしておくには、温度管理が大切です。アシスタントのオンドラさんや本郷先生が常に温度管理をしてくれていました。












頭部が出来たら、腕を制作してきます。腕は頭部と違いソリッドで制作していました。吽像は、独特な手の形や物を持っています。筋肉も隆々としていて、どのように表情をつけていくのでしょうか。
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腕も制作したらガレージに入れて、キープします。














最後に制作したのは胴体の部分でした。胴体は、吹きガラスで制作していきます。吽像の胴体には、特徴的な腹筋や衣などももあります。衣は、思いもかけない方法で制作していました。そして、マルティンさんのポンテ作りも必見です。すごく効率的で機能的なポンテを制作します。
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胴体をブローポンテでとったら、いよいよ頭部と腕の合体をしていきます。
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全てが見事に合体しました。温度管理とタイミングの賜物というべき素晴らしい制作過程でした。マルティンさんとアシスタントの方の息はぴったりでした。合体した部分も体の筋肉の一部のように見え、不自然な要素はどこにもありませんでした。合体部分が目立つところの処理の仕方もこだわりがすごく、本当にすごかったです。





無事に合体も終わり、最後には髪の飾りや空中に舞っている衣を制作していきます。映像でお伝えできないのが、残念ですが、圧巻でした。見ている私たちが緊張するぐらい緊迫感のある工程でした。完成時には、歓声と拍手が沸き起こり、みんな感動していました。
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2日前に制作した赤の雄牛が徐冷炉から出てきました。今にも動きそうな雄牛です。
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明日は、秋のワークショップの公開日です。マルティンさんによるスライドレクチャーやデモンストレーション、学生作品がご覧いただける学内展もあります。詳細は、当研究所のホームページの公開講座・展覧会をご覧下さい。明日は、どんなデモを見せてくれるのでしょうか。とても楽しみです。マルティンさん、オンドラさん、マレックさん、長時間にわたるデモをありがとうございました。
(R)



















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