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秋のワークショップ:2日目


 マルティンさんのワークショップ2日目もデモンストレーションからスタートです。
まずスカル(頭蓋骨)を見せてくれるとのことで、みんなの期待も高まります!
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 こんな素晴らしい技術をすぐそばで観る機会はなかなかありません。スケッチブックにメモをとる人、写真を撮る人、動画撮影をする人、自分自身の目にしっかり焼き付けようと近くで凝視する人、マルティンさんのひとつひとつの動きを逃さないように学生も真剣です。



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DSC02890.JPG 昨日ご紹介したいろいろな道具を使って、目から頭にかけての形が出来上がるとポンテ竿に移し替えて、次はあごや口、鼻を作っていきます。



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 こちらは歯を作っているところです。まず、よく焼いた後にナイフを使って横のラインを入れます。そして今度はナイフを縦に動かしていくと1本ずつ歯が出来上がっていきました。



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 またよく焼いて、内側から少し押し広げて歯やその周りの骨格を作っていきます。このように内側から押し出したり、外側から押し込んだりして、少しずつ丁寧に完成へと近づいていきます。その都度マルティンさんもベンチに座ったり、ベンチの外へ出たりと行ったり来たり。そして時々何も触らずにじっくりと左右のバランスを確認したりもしていました。
 皆さんご存知だと思いますが、吹きガラスの技法で制作するには吹き竿を回し続けなければなりませんので、これらの作業は瞬間的に回転を止めて行います。それにはアシスタントと呼吸を合わせることが重要です。マルティンさんは事細かく指示はしていませんが、アシスタントのオンドラさん、マレクさんはスッ、スッと流れるように動いていきます。


 最後に重曹を振りかけて完成です!!
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 こうして白っぽく色がつくと形がわかりやすいのではないでしょうか。
これは作っているマルティンさんにも言えることで、透明なガラスだと反射したり、歪んで見えたりするので色付きのガラスで作るより難しいそうです。

 およそ3時間の午前中のデモンストレーションが終わりました。


 今回のワークショップ、まだ学生の制作はありません。学生からも、とにかくデモが見たいという声もあり、午後もマルティンさんがもう一作品制作してくれることになりました。実は昨日マルティンさんから「みんなのリクエストに応えるよ」というお話があり、学生にマルティンさんに作ってもらいたい作品のスケッチを描いてもらいました。
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 この中からマルティンさんが作ってくれることになったのは某コーヒー飲料のイメージキャラクターです。赤いパウダーで着色します。疲れも見せずに笑顔のマルティンさん。さっそく制作がはじまりました。
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 初めて作る形のはずなのに、もう何百回と作ったことがあるかのように迷いなく手が動いていきます。というか、このキャラクターってパッケージやポスターなど平面でしか見たことがないのは私だけではないはずです。



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 口ひげもこの通りです!! 見つめ合って全体のバランスを確認します。そしてこの後、頭部を整えるとポンテ竿に移し替えてシャツの襟元が付けられました。さらに三つ足ポンテに取り直すと、初めて見る1年生からは喚声があがります。
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 続いて重曹を振りかけて、同じく赤いパウダーで作ったパイプをくわえさせると完成です。
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 最後はこんなパフォーマンスで締めくくってくれました!パイプから出ている煙が見えるでしょうか?
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 みんな笑顔で大きな拍手を送ります。
マルティンさん、そしてアシスタントのオンドラさん、マレクさん長時間のデモンストレーションお疲れさまでした。(A)

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