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基礎造形 平面 講評会


 平面の2つ目の課題は「色彩の研究」でした。難しそうに聞こえますが、とても自由な課題です。とにかく「色」について自分の興味ある分野をとことん追求してもいいし、苦手な色を克服するために今まで避けてきた色使いに挑戦してもいい。素材も形態も何の指定もありません。何でもいいよと言われるのが実は一番難しかったりするのですが・・・夏休みを挟んだこの課題はたっぷり時間をかけて取り組むことができるだけに西先生もとても楽しみにされていました。

 平面の授業は金曜日の午前中の3時間だけです。その時間内に16人の講評をするのはかなり厳しい!ほんの少しですが、いつもより10分早く集合してさっそく講評のスタートです。

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 まず左の作品ですが、描かれているのは目玉焼きなんです。おいしそうな色から始まって、目玉焼きとしてはあり得ない色へと発展していきました。ここまでくると目玉焼きなんてどうでも良くなります。見ていて楽しめる作品になりました。右の作品の壁に貼られているのはミュシャの絵です。そこから抽出した色を手前に置いてある絵皿に写し取っています。ミュシャの色合いが好きだという学生はこの作業を通して何を感じたでしょうか。

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 続いてこの左は手のひらサイズのかわいらしい作品がたくさん並んでいます。そこには「ぐるぐる」「さらさら」などの言葉も添えられています。その言葉からイメージした形に色をのせたそうです。右の作品は自分の持ち物であるi-pod、ペンケース、リュックから色を取り出して、その色を四角い箱の上に流すという手法で出来上がりました。どちらもガラス作品に展開したら面白くなりそうです。

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 最後にこの2作品を紹介します。左はひよこの形をしたクッキーです。アイシングといって砂糖をベースにしたものに色を加えてクッキーにコーティングしています。「ひよこがかわいくてしょうがない」という学生は色彩と結びつけづらい視点からのスタートとなりましたが、食べてしまいたいほどかわいいのだから食べられるもの、ということでこのような作品に仕上がりました。そして右はレクチャー室の窓に展示された作品です。以前服飾関係の仕事をしていた学生は様々な色のオーガンジーを重ね合わせた作品を制作しました。このひとつひとつは短歌を表しています。自分で選んだ短歌からイメージして形、色を決めて構成したそうです。

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 西先生の期待を裏切らない力作ばかりでした。残念ながら講評時間1人10分ではまったく時間が足りませんが、続きは学生同士みんなで意見交換してみてください。そして作者本人が気付いていない魅力的な部分を見つけ出して次の作品につなげてください。楽しみにしています!!(A)

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