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秋葉 絢さん 特別講義


 今日は夏休み前、最後の特別講義です。
ガラス作家の秋葉 絢さんにお越し頂きました。卒業生やご近所の作家さんもたくさん聴講にきてくださいました。皆さまありがとうございます。

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 秋葉さんはバーナーワークで制作をされています。研究所の選択授業でバーナーワークを受け持ってくださっている松島巌先生の推薦により今回の講義が実現しました。ここでバーナーワークを学んだことのある学生は何度もお名前を聞いたことがあると思います。松島先生の授業や講評では頻繁にお名前や作品のことが紹介されているんです。

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 神奈川県出身の秋葉さんは多摩美術大学工芸学科ガラス専攻を卒業されて、自宅工房で制作を続けていらっしゃいます。小さな頃から綺麗なものや、細かいものが好きだった秋葉さんは絵本作家を目指していました。大学で学び始めたガラスは体育会系で自分には向いてないのではと悩んでいたこともあったそうです。そんな頃に松島先生のデモンストレーションを大学の特別講義で見て「これだ!」とバーナーワークでの制作を独学ではじめることになります。

 今回の講義では制作のプロセスもたくさん紹介してくださいました。
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 コアガラスの型づくりのプロセスと、右下は秋葉さんが制作に使っているバーナーと道具です。秋葉さんの作品はそれほど大きなサイズではありませんが、中には厚いところと薄いところが混在している蓋物や、動物の目やヒゲなどルーペが欲しくなるほど細かいラインが使われている作品もたくさんあります。それらをこのバーナーひとつで、炎の大きさを変えることで作り上げているのです。その他の道具も特殊なめずらしいものはありません。思い通りの作品が作れないことを設備や道具のせいにしてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。秋葉さんの作品を見るとそんな自分が恥ずかしくなります。

 今回は本当にたくさんの写真をご用意くださいました。すべてお見せできないのが残念ですが、秋葉さんの作品をいくつかご紹介します。
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 クローバーの葉っぱ1枚も気の遠くなるようなパーツの組み合わせからできています。拡大できる方はぜひ大きくしてご覧になってください。

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 絵本作家になりたかったという秋葉さんの作品にはワクワクするような物語がつまっています。人を惹きつける作品に時間を忘れて見入ってしまいます。

 こちらの作品は左から春、夏、秋、冬を表しています。今日はこの作品をはじめ、帯留め、トンボ玉、そして、作品に使うパーツもたくさんお持ちくださいました。最後は作品の周りで質疑応答です。皆さん、気を付けて見てくださいね!
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 秋葉さんの許可をもらって実際に手に取らせていただきました。限られた少しの時間でしたが、バーナーワークで制作する学生からは具体的な技法についての質問も飛び出します。その一つ一つに丁寧に回答してくださいました。
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 たくさんの写真とユニークなエピソードでいっぱいの講義はあっという間の二時間でした。もっともっと作品を眺めていたいし、まだまだ聞きたいこともたくさんなのですが、残念ながら予定時間を過ぎてしまいました。
学生からもリクエストがあったのですが、次回はぜひデモンストレーションもしていただきたいです!
 秋葉 絢さん、本日はどうもありがとうございました。(A)

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