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応用造形 新プロジェクト!


 研究科1年生は毎週火曜日に「応用造形」という授業があります。

例年、今までの自分の作品をマッピングしてプレゼンテーションしたり、各自のアイデアソースや好きな作家を発表し、ディスカッションをしたりといった授業をおこなっています。

 

 今年はそれに新しいプロジェクトが加わりました。大阪産業大学デザイン工学部の建築・環境デザイン学科との共同授業です。

大阪産業大学の教授である笹岡敬先生が担当されているクラスでは身の回りのものや空間など、あらゆるもののデザインを幅広く学んでいる9名の学生がいます。

その授業の中で、「ガラス成形を使用したプロダクト製品研究」という課題を行なうにあたり、研究科1年生の4名が協力させてもらうことになったのです。

 今回使用するのは厚みが56ミリの40センチ角の板ガラスです。

研究所の学生も板ガラスはよく使いますね。カットして接着したり、溶着したり、細かく砕いてキャストにする場合もありますが、今回は1回のスランピングでできる形という条件の課題です。

 

 4月の初めから始動したこのプロジェクトでは本郷先生を中心に週に1回、skypeでのミーティングを重ねながら進んできました。

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 デザイン画やモデルを見せてもらうと、えっ、と思うようなアイデアに驚くこともありましたが、研究科の4人は学校が終わった後や、ワークショップ中にも遅くまで残ってガラスの加工や、カマ入れをして何とか形になってきました。

 

 前置きが長くなりましたが、今日はその大阪産業大学の笹岡先生と、建築・環境デザイン学科の学生さんたちが研究所にいらっしゃいました。

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研究所をぐるりと見学すると、さっそく出来上がった作品たちのお披露目です。

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直接お話するのは今日が初めてで、お互い少し緊張気味・・・かな。仕上がり具合などチェックしてもらいます。

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 型の跡がついてしまったり、思わぬ部分が引っ張られてしまったりして上手くいかなかったものも、かえって新鮮に写ったようで、形はほぼ合格点をもらえたようです。この後のガラス表面の仕上げや、断面の処理方法も直接確認することができました。

 

 今回の課題を通して、どんな型、離型材を使い、何℃でどの位キープしたらいいいかなど技術的なことでの試行錯誤もしましたが、相手が一番大切にしていることを探ったり、ガラスでできること、できないことを説明することの難しさも経験しました。研究所内はガラスに興味があり、ガラスが好きで、ガラスのことを良く知っている人ばかりですが、卒業してから関わりを持つ人はそうとは限りません。今回のプロジェクトを通してガラスという素材をプレゼンテーションする方法についても考えることができたようです。(A)

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