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秋ワークショップ1日目


本日から富山ガラス造形研究所秋のワークショップが始まりました!!

今回お招きしたのは、アメリカを拠点に活動していらっしゃるヘレン・リーさんです!
デザイナーとして、教育者として、また吹きガラス作家として幅広くご活躍されている方で、
本研究所准教授のショーン先生のご学友でもあります!

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ワークショップ1日目は、ヘレンさんの自己紹介も兼ねてスライドレクチャーからはじまりました。

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ヘレンさんは、人間の身体性と言葉や文字の関係性をテーマにし、主に吹きガラスの技法を用いて、コンセプチュアルな作品を制作されています。
上の写真は、1個のタンブラーを完成させるまでに、吹き竿が何回転しているかを検証するために撮影された映像の一部。
画面がブレているときほど竿を早く回している=ガラスが熱い、というように映像から身体の運動とガラスの状態の関係性が見て取れます。




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これらの写真は文字(アルファベット)をモチーフにした作品です。とても美しいですね!
上は、文字の形体と色の関係性をテーマにした作品。下は、断面がアルファベットに見えるムリーニで作ったレースケインです。
他にも多くの作品を見せて頂いたのですが、どの作品も洗練された印象で、また、発想や考え方がとても面白く、日常何気なく使っている言葉や文字に意識を向ける良いきっかけになったようにも思います。




さて、午後からは、ワークショップ1週間前から学生達に出されていた宿題の確認と、身体の動きに関する実験と検証を行いました。

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こちらは宿題の一つで、断面が平仮名になる形を吹きガラスの技法でつくるためのアイディアスケッチです。
一口に平仮名と言っても、その形を吹きガラスで作るとなると複雑なものも多いのですが、学生達は試行錯誤してたくさんのアイディアを持ち寄ってくれました!

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こちらは、身体の動きに関する実験の様子。
利き手で名前を書き、その書いた文字と合わせ鏡になるように逆の手で名前を書きます。
その後、今度は両手同時に先程書いたように左右が合わせ鏡になるように名前を書きます。
慣れない作業に学生達は悪戦苦闘していましたが、どうやら同時に書いた方が書きやすいようです。
ヘレンさんによると、一度書いた文字を頭で処理しながらもう一度書くよりも、身体の左右対称な動きに従って書いた方が上手くいくのだそうです。
うーん、奥が深い...!

このように今回のワークショップでは、素材や技法だけでなく、身体の動きや、身体と素材の関係性に意識を向けることをテーマとしています。
普段の制作とはひと味違ったテーマの中で、学生達が何を感じ取り、また、そこからどんな作品が生まれてくるのか、今から楽しみです!




そして、1日目の終わりはヘレンさんとパートナーのマットさんのウェルカムパーティー!
造形科1年生を中心に、朝早くから仕込みをしたり、忙しい合間を縫って、美味しい料理を作ってくれました!
とっても素敵なパーティ--になったと思います!
みんなありがとう!ヘレンさんも感激していました!

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秋の風物詩、お月見団子も登場!ヘレンさんをはじめ、外国人の先生方も興味津々!
おいしい料理を頬張りながら、みんなでワイワイ盛り上がりました!

いよいよ始まったワークショップ。
1週間という短い期間だけど1日1日を全力で楽しみましょう!(K)


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