今日はアーティスト・イン・レジデンス2018滞在作家の
カーリン・スザーランドさんの特別講義です!
こちらがカーリン・スザーランドさん!
今日はカーリンさんのご出身のスコットランドのことや、
作品のことについてお話いただきます!
カーリンさんは、スコットランドの北東端のケイスネス(Caithness)のご出身!
赤く印のある場所です!
こちらがケイスネスの景色です。美しいですね〜〜〜
海岸部では富山県のように、
一日のうちで天気がコロコロと変わるそうです。
こちらはノースランド・クリエイティブ(North Lands Creative)という
ガラス制作が行える工房になります。
こちらはガラスの加工を行うコールドショップ。
電気炉を扱うキルン室。
カーリンさんはこちらの電気炉を利用したり、プロジェクトでお仕事をされています。
こちらは吹きガラスを行うホットショップ!
こちらはカーリンさんの大学時代。
窓の外に見えるのはエジンバラ城!すばらしい景観です!
カーリンさんはもともと建築を学び、エジンバラ大学で博士号まで取得されています。
これはカーリンさんが初めて作ったガラス作品とそのプロセス!
カーリンさんは制作するうえで、「場所」や「光と影」に
着目し、作品を制作されています。
制作する時は、まず写真を撮り、次にドローイングをおこします。
こうやって透視図法から作品を展開していきます。
パソコン上に取り込み、形を検討します。
こちらはカーリンさんの初期の作品。
近年はブルズアイという会社の板ガラスを使って
作品を作られています。
この作品はブルズアイの社長さんの納屋で行われた展覧会のインスタレーション作品です。
ただ板ガラスを吊り下げているのではなく、
形や吊り下げる角度まで、パソコンでしっかり計算されつくされた作品です。
昨年度はアメリカの有名なコーニングガラス美術館に選ばれて、
滞在制作、展覧会を行ったそうです。
こちらが展覧会の会場!
この作品は、コーニングから出版されているNew Glass Review の表紙を飾りました!!!
背景に見えているのは、この作品のテーマになった故郷の景色です。
最近は、色を使った作品も展開されています。
富山の滞在制作では、これからどんな作品が展開されるのでしょうか?
カーリンさんが6週間の滞在制作、楽しみにしています!
カーリンさんの作品展は
富山市ガラス美術館で11月20日(火)〜11月25日(日)6階レクチャー室で行います!
みなさま、ぜひ来てくださいね〜!!!!
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