最後は隔年で実施される集中講義の「ガラス材料学」と「ガラス工芸史」です。
「ガラス材料学」
専門的な講義なので、気を抜くと話しについていけなくなりますが、普段の制作中の疑問が腑に落ちます。ガラスという素材に対する興味が増しました。(造形科2年:MI)
ガラスに対しての考え方が、大きく広がる授業だと思います。化学技術の視点からのガラスの持つ可能性や現代社会でのガラスの役割を教えて下さるので、美術工芸の視野以外からガラスについて考えられました。(研究科1年:SI)
「ガラス工芸史」
自分の知らない作家さんや作品、知識や歴史に出会うことが出来ます。先生の意見がとても新鮮で、多くの作品を見て行くうちに自分はガラスのどんなところに惹かれるのか気付かせてくれます。(造形科2年:KS)
紀元前のガラスの話から始まり、現代のガラス作家の話、日本の工芸の流れなど詳しく歴史が学べました。工芸の歴史を学ぶことで、現在、自分が制作していることについて改めて考えることが出来ました。(研究科2年:CK)
以上です。
このアンケートは5月の終わりに実施したものです。造形科1年生は入学してから2ヶ月ほどの時期でしたのでまだ授業回数も少なく大変だったと思います。
遅くなりましたが、学生のみなさんご協力ありがとうございました!同じ授業を受けながらも感じることはそれぞれのようです。入学を検討中の方の参考になれば幸いです。(A)