
学校ブログ [ 2013年6月 ] アーカイブ
キルンクラス2年生は、課題1の講評会が無事終了し一段落しました。
9月にはマイルストーンギャラリーで学生8人のグループ展を予定しています。
そこで今日は、事前調査としてクラフトに関連する展示を金沢まで見に行きました。
最初に訪れたのは"しいのき迎賓館"です。私達の生活に調和するガラスと陶を中心としたクラフト作品が多く展示されていました。
次に、迎賓館の前にある"モノトヒトギャラリー"に行きました。石川県輪島市の漆作家さんによる展示が開催されていました。生活者の視点を大切にした自然な形の器や板が展示されていました。黒い漆が施され、どれも存在感のある作品でした。
"金沢・クラフト広坂"には、卯辰山工芸工房や牧山ガラス工房などの若手作家によるアクセサリーや小さなオブジェ、ペーパーウェイトなどの創作ガラス作品が展示されていました。その他、伝統的な柄や模様が施された"扇"や、色とりどりの糸が丁寧に巻かれた"加賀てまり"など、皆さん繊細な作品を興味深く観察していました。
そして"山ノ上ギャラリー"で行われている富山ガラス造形研究所の卒業生、浅野恵理子さんのガラス展を見に行きました。現在、卯辰山工芸工房研修生である先輩の浅野さんにいろいろなお話をして頂きとても参考になりました。伝統的なカットを独自の方法で立体ガラスに取り入れた作品は、緊張感を感じさせる魅力的なものでした。
昼食に近江町市場まで行きましたが、皆さん新鮮な魚の値段に魅き付けられ、なかなかレストランを決めることができませんでした。
新堅町にある"ギャラリノワイヨ"では、ガラスの透明感を活かした美しいフォルムのガラス作品に出会いました。技術のすばらしさに加えて作家の意図や感情が見る側にも伝わってくる作品でした。その後、"ギャラリートリネコ"の木工作品展、"ENIGME"ギャラリーでは、ガラスと陶の2人展を見に行きました。
今日一日で沢山のギャラリーに訪れたので皆さんお疲れなのでしょうか。帰りの車の中では運転手さん以外は皆さんお休みでした。楽しい一日でしたね。今日学んだ事をクラフト作品の制作に活かして下さい。キルンクラス全員が力を合わせて良いグループ展が開催出来ますように。9月のグループ展楽しみにしています。がんばれ!!(E)



