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ジブリの大博覧会 in 富山


 新年、明けましておめでとうございます。
 本日より、富山ガラス造形研究所は授業がスタートします。

 ところでお知らせがあります。
 現在、富山市ガラス美術館で 『ジブリの大博覧会』 が開催されています。

 富山市ガラス美術館での展示ということで 「ジブリの幻燈楼」 のガラスパーツを当研究所でも担当し制作に携わりました。

 造形科1、2年生のホットワークのクラス(吹きガラス)では、ポニョの海の部分2連をデモンストレーションの時間に制作しました。そして、その加工をコールドワークのヴァーツラフ先生がして下さいました。造形科1年生のキルンワークのクラスの中では、ジブリのキャラクターから、トトロ、ポニョ、キキ、シータとパズー、シータ、飛行機(カーチス、サボイア)を板ガラスから輪郭を切り出して研摩し、着彩をしました。また一番上の飛行石は、当研究所制作アドバイザーの渋谷先生がガラスをキャストしヴァーツラフ先生が加工を手がけました。

 今日は、吹きガラスで制作したポニョの海の部分の制作風景を紹介して行きたいと思います。
 直径35cmと45cmの筒を吹き上げ、それをカットするという段取りで始まったポニョの波部分、まず、手始めに35cmから取り掛かりました。しかし予想以上に35cmというのは、吹きガラスでは大きく当研究所で一番大きい大ダルマと呼ばれているグローリーホールに点火し、吹きガラス担当のブライアン先生を始め、本郷先生、佐々木助手、宮本助手、私、中神、そして学生の何人かも協力してくれて沢山の人々が関わって吹き上げて行きました。


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 始めに波模様をつけるために白色のガラスで螺旋模様を施して行きます。

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 ブライアン先生のテクニックで整った螺旋模様からゆらぎのある波模様を作り出して行きます。

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 形を整えこれからどんどん息を入れて大きくして行きます。

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 本郷先生も大ダルマに焼き戻しに行ってくれました。

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 沢山の人が見守る中、作業は進み息がどんどん入ってこんなにも膨らんできました。

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 35cmの直径まで膨らみ、今度は底を平らにして行きます。底を木の板で押さえる人、竿を回す人達、側面をジャックで整えていく人、熱い部分を保護する火除けの人、沢山の人が制作に関わっています。

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 そして、ポンテを取って行きます。吹きガラスでは、筒状の底のある形を作る場合、形を吹いて行ったら底面を平らにし、その真ん中に別の鉄の棒に少しガラスを巻いたものをくっつけ本体から切り離し、切り離した部分を広げていくという作業をします。

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 かなり大きいです!普段から筋トレをしている佐々木助手、さすがです。
 
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 口を広げだいぶ完成に近づいてきました。

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 作業もあともう少しです。

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 いよいよ出来上がったものを宮本助手が徐冷炉という釜に入れて行きます。

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 無事、窯の中に入れることが出来ました!
 この瞬間、本当に胸が熱くなり、涙がこみ上げてきました。
 ここにいる皆が一致団結して一つのものを作り上げていく、熱いエネルギーが集結し完成した後の喜びは一入です。

 ここから、一晩かけてゆっくりと温度を冷まし、加工の作業に入っていくのです。
 加工については、また次回のブログにてお伝えします。


 さてさて、この白熱の吹きガラスで制作されたポニョの波が実際、どのように『ジブリの幻燈楼』に反映されたかは、実物をぜひ見に行ってほしいと思います。内覧会で見た完成品は、私の予想をはるかに超えた仕上がりで、またまた涙がこみ上げてきました。

 そのジブリの大博覧会は、富山市ガラス美術館にて、2019年2月24日(日)までとなります。

 



 
 
 

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