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特別講義 庄司太一氏 



先日、びん博士の庄司太一氏を招いて特別講義を行っていただきました。


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先生は1948年宮城県仙台生まれで、通称「びん博士」と呼ばれています。
上智大学在学中の1970年代頃から、日本ではほとんど関心を持たれていなかったガラスびんの収集と
その歴史的背景に興味を抱くようになったそうです。

特別講義では以前ご出演されたテレビ番組や、写真を交えながらお話いただきました。


先生は1979年にワシントン州立大学に留学し、すでにアメリカで確立されていたボトル文化に触れて大いに
啓発されたそうです。

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帰国後びん収集をさらに本格化させ、1996年には東京の自宅庭に、線路の枕木を建材にした
日本初のガラスびん展示場「ボトルシアター」を開設します。


今回は富山のびんを交えながらもお話いただきました。
こちらは配置薬で古い気付け薬の「神薬」のびん。


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神薬は色々な会社が出していたのですね。
パッケージもとても魅力的です。


続いてトンボラムネのびん。トンボラムネさんは富山の会社なのです。
ご存知でない方もいらっしゃったのではないでしょうか?

形がどこか違いますね〜

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「底玉式ラムネというびん」と呼ばれるこちらのびんはトンボラムネ初代・翠田辰次郎氏が考案されたびんとの事。
越中富山市総曲輪町の〜...と、下の写真には記載されています。文章も時代を感じさせます。

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先生はいったいどこからこの文章を見つけてこられたのでしょうか?
びんにかける情熱は、他の追随を許しませんね。


また先生は1989年に32歳の若さで他界したミュージシャンである弟の遺志を継いで音楽活動を始め、
2005年にオリジナル曲のCD「ボトルフラグメント」をリリース。
その後は東京・渋谷のライブハウス「La.mama」を拠点に音楽活動も展開されています。


我々にもワンフレーズ、特別にお聞かせくださいました!!

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更に、先生の音楽活動の一端も見せて頂きました。

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「びんのハリケーン」と題された曲のPVを見せていただきました。
こちらはユーチューブでも見る事ができます。皆さんも是非!!

現在は東京・武蔵大学で教鞭を執る傍ら「原色日本壜図鑑」を製作中との事。

びん博士としての活動だけではなく音楽や本の執筆など、先生のご活躍は多岐に渡ります。
しかし、その活動内容は全て「びん」に繋がっています。

びんの話しだけではなく、好きなことや興味のある事を続けることとは、また、
表現者として「伝える事」とはどういった事なのかを、先生からお話いただきました。
とても貴重な時間となりました。


庄司先生、本当にありがとうございました!!


(S)

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