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海外の報告会(ドイツ編)


少し遅くなりましたが、海外の報告会も最後の第3弾です。

今回は、ドイツ編です。ヨーロッパにも様々なガラスの夏期講習を受講できる教育機関があります。2人の学生がドイツのフラウエナウにあるBild-Werk Frauenauに行ってきました。ここは、ガラスだけではなく絵画や木工、陶芸などいろいろなコースが受講出来ます。

電車を乗り継いで、ようやくフラウエナウに到着です。フラウエナウに着くとまずメイン広場で集会がありました。
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まずはじめは、Jeff Zimmerさんのクラスからです。ジェフさんは、アメリカ出身ですが、現在はイギリスのエジンバラで教鞭をとりながら制作活動をしています。ジェフさんのガラスに描く風景は、とても美しく絵の中に吸い込まれてしまいそうです。そのような表現をするジェフさんからどのようなことを学んでくるのでしょうか。
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様々な筆やエナメル、道具が並びます。ライトテーブルも色の重なりを見るには重要な道具ですね。
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エナメルには、体に悪い成分が含まれているためしっかりマスクをして制作することが必須です。エナメルで色をつけた後は、焼成します。
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ジェフさんともこんなに仲良くなりました。この学生は、エナメルで風景などを作品に表現しているので、今後の作品に今回学んだことがどういう風に影響するかとても楽しみです。
20151126-08.jpgは、ガラスと金属を組み合わせたクラスです。講師は、Stephan Paul Dayさんです。どんなクラスになったのでしょうか。
20151126-09.jpgクラスの予定(左の写真)は、こんな感じで進んでいきました。まずは、ガラスの鋳造です。最初に、ワックスで原型を制作していきます。ワックスの後は、型つくり。そして、ロストワックスです。最後に窯入れです。ワックスなどの材料は、いつも使っているものとは違うものです。制作する場所が変わるだけで材料も変わります。異なる材料を知ることも制作をする上ではとても大切です。
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次は、ブロンズの鋳造です。ブロンズの鋳造は、はじめてです。一体どのようにするのでしょうか。興味深々です。
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ブロンズの鋳造が終わったら、次は研磨やパティーナです。新しいことだらけですが、写真を見るだけでもワクワクしますね。外でこんなに原始的な方法で鋳造は出来てしまうんですね。驚きです。
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最後は、クラスで作品を見ながら講評をうけます。ガラスの鋳造だけでも大変なのにブロンズもキャストした盛りだくさんの充実したクラスだったようです。20151126-32.png最後は、講師のスティーブさんと記念写真。ガラスだけではなく、異素材にも興味がある学生なので、きっとスティーブさんとの出会いはとても良い経験になったのではないでしょうか。
20151126-33.jpgクラスの他にも様々なイベントがありました。Tシャツイベントは、フラウエナウの名物イベントです。みんなでオリジナルTシャツを制作します。楽しそう!様々な国から人が集まり年齢も幅広く、ガラスの技術以外の刺激も多かったのではないでしょうか。異文化での人との出会いは、とても良い経験になります。
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受講したクラス以外の作品を見る機会もありました。講習中は忙しくて、他のクラスの作品を見る機会があまりなかったと思うので、楽しみなイベントですね。受講したクラスの作品も一緒にご紹介します。また、学生の作品だけではなく、先生の作品もならびました。
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フラウエナウのクラスがない日や講習会の前後で、いろいろな美術館や博物館、工房を回ったようです。ヨーロッパは歴史があり、陸続きなので公共交通機関を使っていろんな国にいけますね。この剥製博物館、特にすごく面白そうですね。
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海外の報告会のブログが3回にわたり長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか。

本当にTIGAの学生は、海外に挑むことに積極的です。これも海外からの先生方や海外に精通している日本人先生方がいること、学校の海外へ開けたプログラムなどTIGAだからの環境ではないでしょうか。学生のみなさんは、この良い環境を使って、いろんなことを吸収して、自分の制作に取り込んでいってくださいね。(R)

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