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学校ブログ [ 2018年11月 ] アーカイブ





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こんにちは。
急に秋が深まり葉の色が変わり始めましたね。
今回の投稿は、先日行われました竹村良訓さんの特別講義についてです。





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ちょこっと竹村さんについて説明しますと、

武蔵野美術大学で木工と漆芸を学びながら陶芸に出合い
東京芸術大学では金継ぎなどの保存修復作業を技術とし
て習得。たぐいまれな色づかいと美しい形の器を作陶し
続ける陶芸家です。文化財修復などの修復家としての顔
も持ちます。






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今回も研究所の学生だけでなく外部からも講義に参加してくださった方もいました。
穏やかな喋り口調の竹村さん。中神先生の絶妙な質問やツッコミもあり、心地よい
テンポで講義は進んでいきました。






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こちらが、竹村さん。
大変売れっ子な竹村さんは、昨年4500個ほどの作品を制作されたとのこと。
柔らかく綺麗なフォルムでカラフルですが落ち着きのある作品はお店やお家で
大変重宝されるのだなあと思います。






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「使い勝手を考えすぎることなく作る器。」

「使い勝手を考えすぎることで失われていく自由な発想。」

「より自分らしく自由な発想で。」

「テクニックに偏りすぎずに。」






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「釉薬で形に色が付くことは、まるで形が服を着るかのように感じる。」

「形が出来上がり、その形に似合う服を着せる。」






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陶芸で使われる釉薬の調合はご自分でされているそうで、
日々研究をし続け、色数は日に日に増えているそうです。
これはまるでクローゼット中に沢山の洋服を収納し、い
つでも取り出せるようにしている様なことだそうです。

なるほど!





釉薬はガラス質。色ガラスの成分との共通項も多々あり、
大変興味深いです。









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学生にとっても教職員にとっても、また違う角度から器作りを
考えることができた素晴らしい機会でした。

竹村さん有難うございました。




次回の特別講義は以前悪天候のため延期となりました佐々木愛さんのレクチャーです。
11/13(火)17:00〜19:00です。乞うご期待!!







(宮本)






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先日、研究所では現代アーティストの松岡徹さんの特別講義が行われました。
松岡さんは、愛知県を中心に活躍されている作家であり、名古屋芸術大学美術学部アートクリエイターコースの准教授でもあります。
御自身の作品や大学でのお話、取り組んでいるプロジェクトについてお話ししていただきました。


下の画像、頭に大きな人の顔の被り物をしているのが松岡さんです。

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松岡さんは、ウルトラマンや仏像、地元のお祭りの鬼などから影響を受けたそうです。

学生時代は版画を専攻していたと知り驚きました。

(学生時代の平面作品↓)
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しかし、卒業製作では立体を制作。

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卒業後は紙を使った大きな作品を多数発表されました。


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そして、2005年にスペインへ。バルセロナ大学に留学します。


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留学中、日本で作品の素材として使っていた紙と似た物を見付けられなかったことが、逆に素材に縛られない自由な作品製作へと繋がったそうです。

(留学中の作品↓)
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(木彫の作品↓)
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日本に帰国してからは、地域に密着したパブリックな作品も数多く制作されました。


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こちらは、北名古屋市の「旧加藤邸」での作品。
加藤邸と名前はあるが加藤さんの写真は残っていないので「加藤さんはこんな人だったのでは」と想像して作ったお面を
見に来た人に被ってもらい、加藤さんになりきって写真を撮ってもらうというもの。
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松岡さんはワークショップも数多くされております。
その中には子供向けのものも多くあります。
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松岡さんが長くかかわっているプロジェクトの一つに、愛知県西尾市のアートの島「佐久島」があります。


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地域おこしとしてのアート。佐久島には、島の一部となった松岡さんの作品が沢山あります。


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なんと絵本も出版しております。

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自身の表現としてだけではなく、人と人、人と地域を繋げるアート。
アートの多様性と可能性を再確認した講義となりました。


最後に松岡さんの素顔を↓
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松岡さん、ありがとうございました。



(K)

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