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学校ブログ [ 2018年7月 ] アーカイブ



先日、作家の中田一志氏の特別講義が行われました。


中田さんは1994年にイギリスのロイヤルカレッジオブアートを卒業後、
フィンランドを拠点にヨーロッパ、アメリカ、中国で写真やガラスを用いて
アートプロジェクトや作品を発表しています。


中田氏作品①.JPG
中田氏作品②.JPG


また、教育の現場ではフィンランドのアールト大学デザイン芸術建築学部デザイン学科、
ハンガリーのモホリナジュ美術大学で教鞭をとっています。


EU感でのプロジェクト運営等、デザイン&アートの両方の研究に携わり、
日本国内はもとより、世界中でご活躍されている作家さんです。


中田氏作品③.JPG


フインランドとポーランドと日本の大学の、3校での合同プロジェクトの紹介。


中田氏作品④.JPG


中田さんの近年のプロジェクトの紹介等もありました。



レクチャー後に、場所を変えてデモンストレーションを行いました。


中田氏デモ①.JPG


TIGAスタッフとはもちろん初めての共同作業。適確な指示を送ります。
実践は、レクチャーとはまた違う緊張感が漂います。



中田氏デモ②.JPG


スタッフが吹き竿を持ち出し、準備をはじめました。
今回はスタッフ3人が3人とも、それぞれ同じくらいの量のガラスを竿に巻き取り、
温めたガラスを台に乗りながら同時に息を吹き込み、1つの形を作る(?)というデモを見せてくださいます。


説明では想像がつきにくいと思いますので、実際の写真をご覧下さい。


中田氏デモ③.JPG


スタッフ3人が台に上り、竿の先に付けたガラスを下に向けています。
それを中田氏さんが1つにくっつけて、同時に息を吹き込んでいきます。


中田氏デモ④.JPG


息を入れるのを誰かが少しでも早かったりすると、形がその部分だけどんどん変形していきます。
その状況を冷静に判断しながら、中田さんはスタッフに「吹く」「止める」「弱く」等の指示をし、
作品の形を作っていきます。まるでオーケストラの指揮者のようです。


中田氏デモ⑤.JPG


作品は無事に出来上がりました!!
制作をしたスタッフだけでなく、見学していた周りの学生たちも、中田氏さんのデモンストレーションに
大きな拍手を送ります!!


中田氏デモ⑥.JPG


出来上がった作品がこちら。
吹きガラスと聞くと、コップ等を思い浮かべますが、全く違う物が出来上がりました。

普段制作ている環境とは、スタッフも道具もガラスも違います。初めて作業する場所で全てをまとめ、
作品を成功させることはとても難しいことです。
しかし、スタッフ3人の息、周りのオーディエンスの熱気等、それらを1つの世界にまとめあげ、
中田さんの作品は出来上がりました。


中田さん、楽しいレクチャー&デモンストレーションをありがとうございました!!



(S)










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