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学校ブログ [ 2015年2月 ] アーカイブ

2/14から始まった卒業制作展2015も2/19に終わりました。

富山市の方、遠方からの方、卒業生や先生方など、たくさんの方に御高覧いただきありがとうございました。みなさまの感想やご意見は、学生にとって今後の大きな励みとなると思います。来場者の方に書いていただいた会場アンケートも300枚以上になりました。みなさまの貴重なご意見を真摯に受け止め、今後の制作にいかしていってもらいたいです。

少しですが、会場風景をご紹介いたします。会場に来て頂いた方に学生が作品説明していました。作品のことやガラスのことを少しでも来場者の方に知って頂こうと学生も一所懸命に話していました。
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卒業制作が終わってから、各部屋の大掃除をしました。制作、搬入、大掃除、会場当番、搬出と忙しい日々が続いている造形科2年生と研究科2年生ですが、卒業式までまだたくさんやることがあります。もう少しですので、頑張っていきましょう。
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卒業制作展の会場関連のことをずっと制作と並行して、学生の中心としてまとめた会場係さん。大変だったと思いますが、本当によくやってくれました。ありがとうございました。

そして最後になりましたが、会場を使用させていただいた市民プラザさんありがとうございました。(R)

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2月13日、卒業制作展の講評会が行われました。


今年度の講評会では当研究所教員5名と、ゲスト講師として大阪芸術大学教授の山野宏先生、サントリー美術館学芸員の土田ルリ子さんをお招きし講評していただきました。卒業前最後の講評会となりました。先生方のご意見が、卒業後の皆さんの活動において指標となっていきます。

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造形科16名、研究科4名の力作が市民プラザに並びました。2年または4年間、学び研究を行った成果を発表します。
まず、学生が順番に作品のコンセプトを発表します。皆さん少し緊張した面持ちですが、一言ひとこと丁寧に説明していきます。造形科1年生も真剣に先輩の発表を聞き、プレゼンテーションの仕方を学びます。

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昨年9月からアイディアの構想を練り始め、この半年間卒業制作に力を注いできました。また、先生方からのご指導や仲間の協力が大きな励みとなり、制作を進めるうえで貴重なものとなりました。


いくつかの作品をご紹介したいと思います。

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この左上の作品は、2011年3月に起きた東日本大震災と原発事故によって作者の社会観が変化し、その時に感じた"夢か現実かわからない感覚"を表現しました。ガラスの彼岸花とそれが作りだす影が構成された展示空間は、現実と夢とが重なり合っているかのようです。この彼岸花は、震災復興の際に支えとなり行動を起こした人達に向けた花でもあるといいます。


また、吹きガラスで制作した球と細長いケインを組み合わせた作品(右上)は、"ガラスの独特な輝きから得るエネルギー"を表現しました。シンプルな形のうえに、新たな表現の可能性が伺える力強い作品です。

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研究所で学んだ"基礎をもとに花を咲かせたい"という気持ちを表現しました。コールドワークの手仕事の良さを活かし、数多くのおちょこを並べました。展示台もひと工夫されていますね。


右上の作品は、水たまりの奥底に存在するであろう"不思議な別世界"をガラスの塊の空間に表現しました。ガラスの厚みによるレンズ効果や奥行きは視覚的にもコンセプト上においても効果的です。普段見かける水たまりが別世界に繋がっていたら本当に不思議ですね。

 

先生方からガラスを用いて表現する意味について、形と色の関係性、加工の仕上げや展示方法までさまざまな点についてご意見を頂きました。また、皆さんが自分なりに結果を掴んでいこうという努力と意欲が見受けられてよかったという評価でした。今後も、ものを作っていくからこそ発見できることがあります。自分との対話の中から発見し成長してほしい、というお言葉を先生方からいただきました。スケジュール管理や時間の使い方にも工夫してがんばってください。
山野先生、土田さん、先生方講評ありがとうございました。


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明日からは、いよいよ展覧会が始まります。
皆様お誘い合わせの上、是非会場までお越し下さい!! (E)
 


「富山ガラス造形研究所 卒業制作展2015」

会場:富山市民プラザ 2階 アートギャラリー ※入場無料
   〒930-0084 富山市大手町6番14号
   Tel:076-493-1313(セントラム国際会議場前駅下車徒歩5分)

日時:2015年2月14日(土)〜2月19日(木) 10時〜19時(最終日は15時まで)

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本日はいよいよ卒業制作展の搬入です。
この日のために学生は連日準備をしてきました。
心配されていた雪も降らず朝からトラックに積込んで搬入です!
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2年生は去年の卒業制作展を手伝った経験で、テキパキ?と搬入をしました。
今年は壁のパテ埋めの量が尋常じゃなく、全員で取りかかりました。
大物も運び込まれました。何が飛び出すでしょうか?
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搬入前に模型で協議を重ねるも、現場では刻々と展示プランや照明などが変動します。みんなピリピリしながらも展示作業を続けます。グループ展ではこのようなトラブルはつきもの!勉強ですね!
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明日はいよいよ講評会!2年間の集大成です!悔いの残らないようにしっかり講評を受けましょう!
とりあえず今日は早く寝て、明日に備えましょう!お疲れさまでした!(Y)
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  1年生最後のホットワークの課題は「日本の心」です。
この課題の制作は12月18日からはじまり、全部で8回の制作日をつかって制作しました。
 課題がはじまる前に中神先生から渡されたプリントです。
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 まず、一人三冊ずつ「日本の心」という課題に沿った本を選びました。愛読書でも、これから読みたいなと思って気になっている本でもかまいません。これらの本をリストにまとめたものと、この課題文が学生には渡されました。
 リストの中から1冊を選び、冬休み中の宿題としてじっくり読んでくる。そして自分が興味をもった一段落をもとに作品を制作するというものです。
リストの本をいくつかご紹介します。
・「銀河鉄道の夜」宮沢賢治
・「古事記完全講義」竹田恒泰
・「エンジェル・エンジェル・エンジェル」
・「陰影礼賛」谷崎潤一郎
・「蜩の記」葉室麟
・「きもの」幸田文
・「日本の伝統」岡本太郎
 などなど




 どのような作品ができあがるのでしょうか。

 作品プランのスケッチはこんな感じです。
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 ホットワークの作業は4、5名のチームで行います。自分の決められた時間を効率的につかうためにも、手伝ってくれるメンバーに作業の流れを理解してもらうためにもスケッチを掲示して制作をすすめます。これがあるとアシスタントも次に何をすればいいのか、その都度指示されなくてもよくわかりますね。

 次に制作風景をご覧ください。数ヶ月前にはじめてホットショップに足を踏み入れたみんなはとても不安そうな顔をしていました。ガラスを巻きとる時も腰が引けてだいぶ距離があったように思います。
今は信じられないほどたくましく、ひとつひとつの作業にも迷いがなくなってきました。各ベンチでは色々な技法にも挑戦しています。

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 アシスタントとしての動きにも無駄がありません。
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 講評会当日の様子はこちらです。
今回の展示場所はTIGAギャラリーとホールです。ホールには前期にステンドグラスのクラスでつくった茶室があります。その茶室を利用しての展示もありました。まずはホールからスタート、そのあとでギャラリーに移動です。
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 今週は後期授業の最終週のため毎日毎日講評会です。
この1年、ホットワークだけでなく、色んな授業を通してクラスメイトの作品や、考え方に触れる機会がたくさんありました。それぞれの好みや何に関心があるか、いつもどんな風に作っているかをわかっているので、作品や制作についての良いところ、改善点など活発に意見が飛び交います。以前も話題に上りましたが、先生・助手やガラス経験の長い人の意見が正解ではありません。この講評会で出たたくさんの意見は貴重な財産となります。自分の作品とみんなからもらった意見にしっかりと向き合って次へと繋げていきましょう。(A)
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2月4日、造形科1年生のキルン講評会が行われました。
今回の課題では、「形態」をテーマにしてキャスティング技法を用いて表現しました。1年生における最後の課題となりました。これまで1年間学んできた成果が1つ1つの制作過程において活かされています。型取りや焼成、研磨加工において試行錯誤の作業を重ねて完成させました。


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空気や音、記憶や感情など、形のないものを造形した作品、動物や植物をテーマに形を抽象化した作品など、様々な作品がTIGAギャラリーに並びました。
今回は大きな塊の色ガラスを用いて制作しました。そこで如何に形態に合う色を選択するかという点が重要になりました。色によって作品の見え方が異なってきます。色が主張し過ぎず、また何を大事にするかということをそれぞれが考えました。

 

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過去に飼っていた"犬の足音"が記憶として残っているそうです。その足音のリズムを表現した作品です。1つの形を連続させて構成し、動きのあるリズミカルな形を表現しました。

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"くじゃく"をテーマにその形を簡素化して造形した作品です。親しみやすいユーモラスのある作品全体の形が特徴的です。折り紙のように繊細な表現から作者の作品に対する強い思いを感じます。

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"羊のつの"を主題に、表面の細やかなディテールに工夫が施されています。大胆な螺旋の形で造形した力強い作品で、鋳造したときの自然な色ガラスの流れがとても映える作品です。

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バレエを鑑賞したときに感じた舞台上の緊張感や、舞台に当たる光などをテーマに制作した作品です。舞台上の整然とした情景やストーリーが思い起こさせられます。シンプルな形の中にガラスの厚みや空間を活かした個性的な作品です。

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1年生のグループ展が重なり制作がハードになりましたが、講評会が無事終了して一段落です。
今日の講評会がキルン授業の最後になりました。今後も制作時間を大切にしていろいろなことに挑戦してください。
1年を通して学んだことを活かして来年度もがんばってください!!(E)  



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本日はコールドワークの講評会。
講評会が4日連続、そしてグループ展の搬入が続く怒濤の一週間の初日です!
このハードなスケジュールの中、なんとか形までもっていく執念には驚かされました。

今回の課題は『Cuting Experience』つまりコールドワーク技法の中でカット技法(切子のように研磨機で模様やテクスチャーを削り込む)を使用して立体作品を制作するといった課題です。
では講評会の様子です!
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連日制作が続き、疲労感が漂いながらの講評会でしたがみんな必死で講評を受けました。
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ここから作品を紹介します。
この作品は吹きガラスで制作した器にカットを入れた作品です。何色も色ガラスを溶着させ、色に合わせて研磨しています。
色使いが作者独特で鮮やか。どこか彼女の心象風景を見ているようです。
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この作品は円柱状に吹いたガラスを8面体にカットし、その面に縦のラインをカットしたり、ラインを交差させた『ピラミッドカット』を施しています。
几帳面かつ正確さが求められる作品。ガラス素材の特徴を活かしていて写り込みや反射が綺麗です。
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この作品は色を何色か組み合わせ、吹きガラスで器を制作した後、色が付いてなく、透明になった部分だけにカットを入れています。
自然な色の流れに合わせてカットすることで、カット模様も自然と流れているように感じさせます。
次の作品も有機的な形態に沿ったラインカットを施しているため、形態がより強調されて見えます。『植物の根』をイメージした作品です。
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今回学生は、1年間を通して学んできたコールドワークの様々な技法を組み合わせ表現していました。
課題に縛りが無い分、より自由な発想を導き出すことが出来、コールドワークを楽しめたのではないかと感じました。
今日の講評会はコールドの一年間の授業の締めくくりでした。
集中力や繊細な動きが必要なコールドワーク。中にはこのような作業が苦手で嫌いになる学生も多かったように感じます。
ですが、コールドワークはガラスで作品を制作するなら避けては通れない技法!出来て損はありません!めげずに頑張って削り、磨きましょう!!
お疲れさまでした!(Y)

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2011年3月以前のブログは旧ブログ「富山ガラス造形研究所の日々」(エキサイトブログ)でご覧いただくことが出来ます。

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