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学校ブログ [ 2014年12月 ] アーカイブ

2014 工芸史


今日は今年度最後の工芸史の授業がありました。

水田順子先生による、ガラスの起源から現代の作家にいたるまで幅広く学ぶことができる授業です。
今年は研究所始まって以来、初となるSkype授業を行いました。
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教室の正面にスクリーンを設置し、水田先生の準備して下さったスライドを順を追ってみる内容です。
水田先生も初の試みに最初戸惑った様子でしたが、すぐに慣れ、学生が理解しやすいよう、丁寧に授業を進めて下さいました。
学生も先生のお話を聞き入っていました。

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画像や音声に違和感は無く、お互いの顔を見ながら授業が出来たことはとても興味深いことでした。
TIGAには毎年、数多くの外国人作家が訪れます。デモンストレーション、ワークショップ、レクチャー等様々ですが、こういったSkypeを取り入れた授業が増えるとより海外との交流の機会が増えるでしょう!楽しみですね!

今年ももうすぐ終わりますが年があければ卒制やグループ展が待っています!
ラストスパートに向けて気合い入れていきましょう!

良い年末を!(Y)


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12/17 (水)にキャサリン・グレイ氏の特別講義が実施されました。

グレイ氏(以下、キャシィーさん) は、カリフォルニア州立大学サンバーナディーノで教鞭をとられている一方で、作家、展覧会のキュレーション、執筆活動など多方面で活躍されています。ベネチアンテクニックを主な技法としてとても高い技術を持っている作家さんですが、テクニックだけではなく、作品のコンセプトも興味深く、テクニックとコンセプトのバランスがとれた作品を制作している作家さんです。

特別講義の前に、造形科2年生のHOT2のクラスで午前9時から午後4時までデモンストレーションをしてくれました。
今回のデモは、蓋、ペトリ皿、ゴブレット、外被せケイン、ラティチェロ、四角いお鉢、オプティックモールドの薄くて浅いお鉢など盛り沢山でした。キャシィーさんとエイミーさんは、とても良いお友達だそうで、二人の息のあったブローもみることができました。
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DSCF2482.JPG学生も先生方も興味深々で、キャシィーさんのデモに見入っていました。キャシィーさんのデモは、無駄な動きがなく、温度管理がとても的確です。私は、アシストをしていて感じたのですが、キャシィーさんのアシストへの指示ははっきりしていて、とても的確で分かりやすく、理論だっていてとても勉強になりました。学生の質問にも、ある技法に対しての温度管理の質問が出た時も、経験が必要なんだよと言いつつも自分はこのように判断しているというような説明も一つ一つ丁寧に分かりやすく教えてくださいました。ここには、写真はありませんが、キャシィーさんのペトリ皿は必見です。もし、今度見る機会があったら是非見てみてください。



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17時からは、特別講義が行なわれました。デモでキャシィーさんの技術と人柄に魅了された私たちですが、レクチャーではどのようなことを学べるでしょうか。とても楽しみです。

キャシィーさんは、キャンドルホルダーを制作するのがとても好きだとお話されていました。ベネチアンテクニックを練習するにはとても良い題材だそうです。
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キャシィーさんは、1996年にアメリカのシアトルに移住した後、機能をもったガラスの作品制作をできないかと考え、ケーキプレイトを制作し始めました。ホットワークだけで制作したものもあるそうですが、接続部分をきれいに処理する為にパーツで制作し、コールドをして、接着をすることもあるそうです。
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1950〜60年代のアメリカのCorning glassやFire Kingなどのスタッキングの出来るガラスの日常食器からもインスピレーションを受けて制作したそうです。下の右の写真のブラウンのスタッキングの作品は、人間が一生で使用するだろう器をセットにした作品だそうです。最後には、ガラスの骨壺として使用できるとのことです。
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機能的なガラスの作品を制作するときには、1つ以上の機能をもった作品を制作することに興味があるそうです。例えばこの花器は、ガラスの中のリングに花を通して一輪挿しにも出来るし、花束もいけることもできます。
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次に機能的なガラスの作品からインスタレーションの作品に話が移ります。イタリアのベネチアのアクアアルタ(水面上昇)という環境問題からインスピレーションを受けた170個のゴブレットのインスタレーションやピクシーダスト(キラキラ)に興味を持ちそこから制作した作品、ガラス美術館のディスプレイの反射やイメージの映り込みから作品の展示の仕方のインスピレーションを受けた作品、ガラスに強い光を当ててその光を利用した作品、英国庭園の刈り込みから発想を得た作品などを紹介してくださいました。そして、キャシーさんの最近の代表作品として自然環境が与える影響をガラスで表現した作品があります。ベネチアのアクアアルタもそうですが、ガラス産業でガラスを溶かすために森から木を伐採して、森がなくなったという環境問題をガラスで木を作るという逆の発想のユーモアで問題提起した作品も紹介してくれました。
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DSCF2590.JPG左上の作品は、"Broken Bow" という虹がバラバラになった形から表現をした作品で、右上の作品は、ピッチャーの形や水を注ぐというような行為からキャシーさんの住んでいる場所の近くの海の波を連想させる"The Break"という作品です。
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デモとレクチャーと終日、私たちにいろいろなことを教えてくれてありがとうございました。キャシーさんは、いつも笑顔で真剣で、質問にも丁寧に答えてくれて、その説明がとても分かりやすく、本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。またどこかでお会いできることを楽しみにしています。今回は、本当にありがとうございました!。(R)

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HOT1 講評会


 先月中旬からスタートした造形科1年生のHOT WORK1で中神先生から出された課題は「オマージュ」です。
学生はさらに遡ること1ヶ月前に吹きガラス作家のリサーチを始めました。
自分の好きな作家、興味を持っている作家を各自で調べると同時に指定されたクラスメートの好きそうな作家についても調べ、その中で見つけた作家を当人に伝えます。
その時点で各学生には10名程度の作家データが集まったことになるのですが、そこから1人の作家にしぼってオマージュ作品として制作をしていきました。(前回の課題に引き続き取り組んだ学生もいます)

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 作品への展開方法は人それぞれで、その作家さんの作品に忠実に再現しようとする人もいれば、技法を取り入れてみたり、作品から感じ取ったキーワードに注目して制作をすすめた学生もいました。


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 そしてこの課題では新しいことへ挑戦する姿もたくさん見られました。
今までやったことのない形や大きさの作品を作ってみる。
透明だけでなく色を取り入れてみる。
他の素材と組み合わせてみる。
限られた時間の中で新しいことに挑戦するのは勇気がいるものです。自分にはできないかもしれないし、もしかしたら失敗ばかりで講評会に作品を展示できないかもしれない。それでも挑戦したみんなに拍手をおくりたいです。
思い通りの作品に仕上がった人は少ないかもしれませんが、それぞれの思いが詰まった作品たちは見応えのあるものばかりでした。
 手際よく制作を進めるにはアシスタントの仕事も重要ですが、初めてのことをする時はアシスタントもとまどうものです。今回は自分のやってほしいことを的確に伝えることの大切さ、そしてアシスタントの役割についても考える機会が多かったのではないでしょうか。

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 次は1年生最後の課題です。まだ迷っている人は冬休みじっくり考えて、しっかり充電して今回を超える作品を目指してください!(A)

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6週間に渡って行われたアーティスト・イン・レジデンス事業が終了しました。今回、チェコ出身のエングレービング作家パブリナ・チャンバロバ氏が研究所に滞在しながら制作活動を行いました。滞在期間には作家紹介のための公開講座や公開制作、成果発表の場である作品展覧会が開催され、学生をはじめ多くの方々との交流を図ることができました。

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オーストリア、ロブマイヤー社のエングレービング作家、また個人作家として活動されているパブリナさんですが、今回、滞在制作の作品展覧会では、富山の人々との"出会い"をテーマとしました。メインの作品は、偶然に出会った富山の方々の肖像画と、将来予測される出会いを表現し、トータル7枚の肖像画をエングレービング技法によって表現したものです。この展示空間には、それぞれの肖像画と関連する7つのレンズが天井から吊るされ、インスタレーション作品として並びました。それぞれのレンズには、踊るポーズをした人体が彫られ、様々な色が彩色してあります。
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そして、11月24日に富山ガラス工房のスタジアムでは、公開制作が行われました。研究所ホットワーク担当のエイミー・ルファートさんが、パブリナさんがデザインしたものを制作します。事前に準備したどんぐり型のガラスパーツを大きく吹いた球体に付けていくという作業工程です。"人々が共有する空間"をコンセプトとした作品で、それぞれのどんぐりには、人の顔がエングレービング技法で表現されています。今回は、来場者の方へのプレゼントとしてパブリナさんとエイミーさんの作品が4点用意されたこともあり、多くの方々にお越しいただきました。
 
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展覧会、公開制作開催後には、デモンストレーションや制作の指導などに引き続き携わっていただきました。今年度のレジデンスプログラムでは、学生や地域の皆さんと交流する多くの機会をもつことができました。パブリナさんの制作を間近にし、制作に対する姿勢やアイディアを1つの展示としてまとめていく方法など、多くのことを学ぶことができました。また、この成果が滞在制作終了後も様々な形で残っていくと考えます。この6週間、ご協力してくださったガラス工房の方々、研究所の先生、学生の皆さん本当にありがとうございました。そして制作する喜び、と素敵な出会いを与えてくださったパブリナさんに感謝したいと思います。ありがとうございました!! (E)
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アメリカ、コーニングガラス美術館の工房ディレクター、エイミー・シュワーツさんによる特別講義が行われました。コーニングガラス美術館は、1950年に設立され、現在45.000 点を超える世界最大のガラスコレクションを所蔵しています。美術館では3500年に渡るガラス芸術や科学の歴史を見ることができます。コーニングガラス美術館と工房についてスライドを交えながら説明して頂きました。

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美術館の一部である工房の様子です。夏期には世界各地から著名作家が招聘され、ワークショップが開催される場として知られています。2つのホットショップ、キルンショップ、コールドショップ、その他に1年を通して来場者がガラス体験が行えるスペースが設けられています。

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工房の事業としてレジデンスプログラムがあります。世界各国の応募者から選出された作家が滞在制作を行います。新しい作品展開を目的として、1ヶ月のあいだ制作場所、材料や滞在場所などが提供されます。過去の滞在作家が紹介されました。

アナ・ムラゾウスキーさんは、3年前、研究所においても滞在作家として招聘されましたが、コーニングではパフォーマンスの要素を加えた制作スタイルで作品展開しました。おばあさんに編んでもらった靴下を履きながらガラスの糸を紡ぐというコンセプトで制作した映像が紹介されました。

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マリア・エスパーセンさんは、伝統的な技術から実験的で自由な手法で制作をしました。溶けたガラスを巻き取り、流動性があるうちにそれを伸ばして折りたたむという作業を繰り返し行います。細い糸状の塊で成形された作品です。

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その他のレジデンスプログラムとして、2から6ヶ月間のコーラー社共催レジデンスプログラムやインストラクターレジデンスプログラムなどが紹介されました。そして、ワークショップ奨学金やNEW GLASS REVIEW公募、作家ビデオシリーズ紹介など、今後の活動において参考になるお話を頂きました。画像による公募は、毎年1回行われ10月末が締め切りです。皆さんも良い写真データを残して来年には応募してみましょう。

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次に美術館の展示構成や増設についてお話し頂きました。毎年57.000人ほどの来場者が訪れるという美術館展示は様々なテーマによって構成されています。アジア、ヨーロッパやアメリカにおける古代から現代に渡るガラスの歴史、科学技術と共に発展したガラスをテーマとした発明センター、ガラスの歴史を代表する2400程の飲用グラスを含むスタディーギャラリーなどです。

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現在は、現代ガラス展示館と、世界最大規模となるガラスデモンストレーションスタジアムが増設中で、来年2015年320日にはオープンする予定です。また、2016年ガラスアートソサエティーコンファレンスがコーニングガラス美術館をメイン会場として開催されますので楽しみです。

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最後にガラス作家としてもご活動されているエイミーさんの作品紹介と、工房アドバイザーである旦那様のウィリアムさんの紹介をしていただきました。今日は、コーニングガラス美術館と工房における様々な可能性をお伺いすることができました。

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ニューヨーク州、コーニング周辺にはフィンガーレイクワイナリーやナイアガラの滝などの観光地があります。機会があったら訪問したいですね。ワークショップを受ける機会にはきっとエイミーさんにお会いできるでしょう。今日は、素敵な講義とサプライズありがとうございました!!!(E

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本日は造形科1年生、コールドワーク授業の講評会でした。
後期に入って1回目の展示。テーマは『定形/不定形』です。
幾何学的な形体=定形、有機的な形体=不定形とし、2つの要素間の対比関係を作品とするといった内容です。学生達はこの難しい課題にどういった答えを出したのでしょうか?

まずは講評会の様子から。
今朝の今朝まで作業をしていた学生もいましたが、皆なんとか展示台にのせることが出来たようです。
後期になり徐々にライティング、展示方法にもこだわりが見える作品もちらほら。見応えもぐっと増します。
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こちらの作品は幾何学形体が有機的な形を支えている作品です。球根とそこから生え出る根をイメージしています。表面には根を表現した模様が描かれています。その模様が丸みと柔らかさを引き出しています。
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薄い球体から突き出る四角錐が力強さを感じさせます。表面には予想だにしなかったプリズム効果が!この効果をもっと発展させられそうですね!
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この作品はしめ縄をモチーフにしています。ねじれた不定形体とインパクトのある赤とクリアのが力強さを感じさせます。
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この作品は有機的な器状の形体の内側に四角柱を置いた作品ですが、柔らかく歪んだ形体が、中の四角錐を歪ませる視覚効果を狙っています。既成概念を面白く崩した作品です。
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最後にこの作品。海に生息する架空の生物をイメージしたそうですが、質感やカット模様、サンドブラストでつけたグラデーションが上手くマッチしていました。作者は立たせた状態で展示していましたが、少し視点を変えると.....
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このような作品に変わります。表現したいことに向かって制作を進めますが、時折、客観的に自身の作品を見ることができると一味変わった表現を発見できるかもしれません。この作品も今後リサーチと実験を繰返し、レベルアップした作品になることを期待しています!
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みんな真剣に講評を受けています。このような意見交換は、自身の作品を改めて考察できる良い機会です!
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最後に....

制作をする上で技術的、時間的な問題もあると思いますが、自分自身の限界を早々と決めてはいけません。表現したいことに向かってどこまでも貪欲に探求することが不可欠です。
課題をこなしているうちは、『これが自分の作品』といったものはなかなか生まれません。ですが、この課題をこなすうちに、思考や技術、作品制作のノウハウが身に付いてきます。この『課題をこなす』ということが基礎となり、後の自由制作で生きるのです。
課題は課題!もっと頭を柔らかく!自分が興味を持っているものや、少しでも気になることがあればどんどん追求しましょう!

今回の課題はテーマ的にも、技術的にも難しかったと思います。途中で割れたり失敗した人が多かったですね。
ですが次はコールド最後の課題!気持ちを切り替えて楽しみながらがんばって下さい!(Y)

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先日、基礎造形平面の3回目の講評会が行われました。
今回の課題は「シンボリックな形」です。
それぞれが形態から感じるイメージ、形とイメージの関係性、何かを象徴する形について考えました。
今回の講評会では展示する場所は問わず、各自が思い思いの場所に展示しました。



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こちらは食べ物をテーマにした作品です。白を象徴する食べ物、黄色を象徴する食べ物の形を集め、最終的に目玉焼きの形の組み合わせることができるパズルのような作品です。
一つ一つ違う形が集まる事で全体として一つの形を形成するという成り立ちがとても面白いですね。



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こちらはヨーロッパの紋章をモチーフに、自分を象徴する紋章が描かれたフラッグを制作しました。
実家の家紋、好きなもの、幼い頃遊んだ竹とんぼや割り箸鉄砲など、自分を構成する要素を一つの絵柄に上手く構成しています。「自分」という存在を深く掘り下げる面白い試みです。



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こちらは、熟れた無花果を生の苦しみ、傷みの象徴として捉え、作品化したもの。
無花果が熟すまで実物を見ながら観察し、制作しました。果実の中の様子がよく作り込まれていて、石粉粘土の白と着色された赤のコントラストがとても綺麗です。



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こちらは、何かの象徴として形を作るのではなく、丸い形が何の象徴になり得るか、という逆転の発想から生まれた作品。
自分が知らないところで起きている様々なできごと、動き続けるこの世界の象徴として制作しました。
新聞紙を丸く切り抜いたものを繋ぎ合わせてあり、伸ばすと右の写真のようになります。コンセプト、素材選び、制作方法に至るまでとてもよく練られた作品だと思います。



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今回の課題では、何を作れば良いか悩んでなかなか手が進まない学生が多かった印象がありますが、西先生とのミーティングや実際の作業を通して、方向性を少しずつ明確にしていき、最終的にはしっかり形にしていて、皆すごいです!

皆の後ろ姿に貫禄と逞しさを感じる、ある秋晴れの日。次の課題も皆の力作に期待しています!!!(K)

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2011年3月以前のブログは旧ブログ「富山ガラス造形研究所の日々」(エキサイトブログ)でご覧いただくことが出来ます。

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