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学校ブログ [ 2014年9月 ] アーカイブ

 1週間のワークショップもいよいよ最終日です。
最後のデモンストレーションは何を作ってくれるのでしょうか?はじめは何を作るのかを聞いても「内緒だよ」と教えてくれませんでした。でもどうやら「何かをしている人」のようです。今日もたくさんご来場いただいた皆さまと学生が注目するなか、デモンストレーションがはじまりました!
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 だんだん制作が進んでくるとマルティンさんが作っているのは「座っている人」だと教えてくれました。膝を抱えて座っている少しうつむいた人の姿がわかります。
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  ポンテをとる前に手足の指まで細かく丁寧に手を入れていきます。その後は上半身に移ります。この大きさの頭部に目、口、鼻、耳と昨日までと同じように内側から、外側から形作っていきます。
 
 マルティンさんの制作にはほんとうに無駄な動きがありません。形を変えたい部分をちょうど良い温度まであたためて、迷わず手に取った道具を使って絶妙な力加減でガラスをほんの少し動かします。
それを繰り返しているとさっきまでプーっとふくらんだ単なるガラスの球だったものが、今にも飛び跳ねそうなカエルになったり、少し寂しげな人になってくるのです。





 重曹を振りかけて、マレクさんが撮影を始めるとそろそろ作品完成の合図です。そして最後に見ている人に完成品を見せてまわってくれるので、皆さんカメラをかまえて待っています。まず今日の一作品目が無事に徐冷炉に入りました。
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 お昼休憩をはさんでこのワークショップ最後のデモンストレーションがスタートしました。「バイオリン」を作ってくれるそうです。まずいくつかのパーツを制作してガレージにキープしておきます。
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 そして本体の制作に入ります。まず大きくふくらませた球をひょうたんのような形にして、両手に持ったコルクのブロックで挟み込んでつぶします。この時点ですでに美しい形ですね。ここからマルティンさんの技が光ります。温めて伸ばしたり、ブローをもらってふくらましたり、ジャックや紙りんで徐々にバイオリン独特の形に近づいていきます。ブローポンテをとってパーツをつけながら、バイオリンの中心部分の微妙なふくらみ加減にも妥協しません。
およそ2時間半でガラスのバイオリンの完成です!
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 これで2014年秋のワークショップは終了です。マルティンさん、アシスタントのオンドラさん、マレクさんお疲れさまでした。この一週間通訳をしてくださった中神先生と記念撮影です!
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 そしてこの後は2年生企画のフェアウェルパーティーです。「チキンサラダ」「おでん」「おにぎり」「お味噌汁」「大学いも」「やきそば」にデザートの「プリン」も並んでいます。限られた予算でがんばってくれました。みんなお腹いっぱいで大満足です。マルティンさん達も喜んでくれたようです。さすが経験豊富な2年生の料理班さん!ごちそうさまでした!!
 パーティーの最後には恒例のサインをしてもらいます。マルティンさんに続いて、オンドラさん、マレクさんにもお願いしました。
 
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 マルティンさんがいらっしゃる前はまず作品の写真に驚かされ、誰もが本当にホットワークで作られているの?と信じ難い気持ちだったと思います。そして実際に制作工程を目の当たりにしたこの1週間は想像以上の驚きと感動の連続でした。
 パーティーで学生からマルティンさんにおくられたメッセージにもあったように、ホットワークでは回転体をつくるもの、ディテールにこだわる作品はキルンワークで作るものと思い込んでいたのは大きな間違いでした。ホットワークでここまでできる、またホットワークだからここまでできることをマルティンさんは教えてくれました。そしてあらたなガラスの魅力に気づかせてもらえたワークショップとなりました。
 マルティンさん、オンドラさん、マレクさん1週間ありがとうございました!!(A)

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 早いものでワークショップも残り2日となりました。今日はこれまでに制作してくれた作品もいくつか展示されています。右側の写真はまだ加工が済んでいないので展示されていないのですが、先日の「かえる」と「へび」です。
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 今日はオープンデーでたくさんの方にお越しいただきました。今日のデモンストレーションひとつ目は馬の頭部です。
このようなものを作ってくれるようです。今日は新しいパウダーのテクニックも見せてくれるとのこと、楽しみですね。
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 まずパウダーをたっぷり振りかけて下地になる形を整えます。その後でガラスをよく焼いてナイフや金属のパイプを押し付けるといくつかのラインと、丸い形にガラスの表面が凹みます。そしてその上からまた別の色のパウダーを振りかけて少し湿らせた布で余分なパウダーを払い落としました。全体を焼きなじませるとさっき凹ませた部分にきれいに模様が残されていました。
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 このあとブローを入れて少し大きくすると、コルクやジャック、紙りんを使っておおまかな形を作っていきます。そして一旦口を開いて内から、外から細部を作り込んでいくと徐々に馬の表情が見えてきます。
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 鼻や目のまわりも次々と道具を持ち替えて細かく丁寧に手を加えていきます。ポンテを取って首にかけてのラインを整えます。さらに耳をつけると間もなく完成です。
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 こうして見事完成しました!これで午前のデモンストレーションは終了です。
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 お昼休憩をはさんでマルティンさんのスライドレクチャーが行われました。こちらもたくさんの方にお集りいただきました。ありがとうございます。みなさん熱心に聞いてくださりマルティンさんも身振りを交えて答えてくれました。
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 そして午後のデモンストレーションがはじまりました。さきほどのレクチャーの最後に、人の頭部が見てみたいという声があがり、「ではそれを作りましょう」とマルティンさん。
近い方がよく見えるから「もっと近くでどうぞ」とマルティンさんから提案があり、当初立入禁止にしていた場所にもベンチを追加してぐっと間近で見て頂けるようになりました。
でもこれもマルティンさんならではのことです。こういった作品を作る場合、切ったガラスが飛び散ったり、たくさんのアシスタントが右往左往してドタバタしてしまうことも多いのですが、ガラスが安全なところに落ちるように切ったり、切り落としたガラスもアシスタントのお二人が素早く片付けます。息がぴったりの3人には無駄な動きが全くないのです。だからこんなに近くで見せてもらうことができるんですね。(ただし、念のため前列の方には安全メガネをかけていただきました。)
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 終了予定を30分ほど過ぎてしまいましたが、最後までご覧くださった皆さまありがとうございました。明日も10:00から16:00まで公開制作を予定しております。また13:30からは平成27年度入学希望者のための学校説明会もございます。ぜひ御来場ください。(A)


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秋のワークショップも残り3日間となりました。今日は、なんと9時半から18時までの8時間半のデモでした。マルティンさん達は、お昼ご飯も食べずにデモをしてくれました。

今日は、昨日に続き学生リクエストのデモをしてくれました。本日は、阿吽像の吽像の上半身です。下の写真の左が吽像です。体や顔や衣などのデティールをどのようにつくるのでしょうか。
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まずは、頭部から制作していきます。上半身を制作するので、顔自体はこぶし大です。この小さな頭部に、酸素トーチで焼いては細部までナイフを入れたり、内側から押し上げたりしながら作っていきます。本当に吽像の迫力ある強い表情がそのままに出ていて、驚きでした。
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頭部が出来たらみんなが近くで見れるように、見せてくれました。みんなからは、頭部だけでもその繊細な造形で歓声があがっていました。この頭部は、ガレージでキープします。キープしておくには、温度管理が大切です。アシスタントのオンドラさんや本郷先生が常に温度管理をしてくれていました。












頭部が出来たら、腕を制作してきます。腕は頭部と違いソリッドで制作していました。吽像は、独特な手の形や物を持っています。筋肉も隆々としていて、どのように表情をつけていくのでしょうか。
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腕も制作したらガレージに入れて、キープします。














最後に制作したのは胴体の部分でした。胴体は、吹きガラスで制作していきます。吽像の胴体には、特徴的な腹筋や衣などももあります。衣は、思いもかけない方法で制作していました。そして、マルティンさんのポンテ作りも必見です。すごく効率的で機能的なポンテを制作します。
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胴体をブローポンテでとったら、いよいよ頭部と腕の合体をしていきます。
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全てが見事に合体しました。温度管理とタイミングの賜物というべき素晴らしい制作過程でした。マルティンさんとアシスタントの方の息はぴったりでした。合体した部分も体の筋肉の一部のように見え、不自然な要素はどこにもありませんでした。合体部分が目立つところの処理の仕方もこだわりがすごく、本当にすごかったです。





無事に合体も終わり、最後には髪の飾りや空中に舞っている衣を制作していきます。映像でお伝えできないのが、残念ですが、圧巻でした。見ている私たちが緊張するぐらい緊迫感のある工程でした。完成時には、歓声と拍手が沸き起こり、みんな感動していました。
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2日前に制作した赤の雄牛が徐冷炉から出てきました。今にも動きそうな雄牛です。
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明日は、秋のワークショップの公開日です。マルティンさんによるスライドレクチャーやデモンストレーション、学生作品がご覧いただける学内展もあります。詳細は、当研究所のホームページの公開講座・展覧会をご覧下さい。明日は、どんなデモを見せてくれるのでしょうか。とても楽しみです。マルティンさん、オンドラさん、マレックさん、長時間にわたるデモをありがとうございました。
(R)



















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 ワークショップ折り返し地点の今日もデモンストレーションで、学生のリクエスト作品を作ってくれることになりました。
まずは「かえる」です。
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こんな写真を参考に制作がスタートしました。


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 続いて「へび」これも学生のリクエストです。
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 30分ほどであっという間にへびの完成です!




 

 そしてお昼休憩をはさんで午後のデモが始まりました。みんな近すぎ!?「もっと近くで見ていいよ」とマルティンさんが使わない道具を片付けてスペースを開けてくれました。見ている側にも気をつかってくれるのです。実はこのくらい近づかないとわからないものが次の作品です。なんと「阿修羅像」を作ります!!
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 まず頭部はこんな感じです。
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 下半身を作って台座に乗せると、先ほど出来上がった頭部を合体させます。
さらに腕をどんどん付けていきます。
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 およそ3時間で見事な「阿修羅像」が出来上がりました!!連日感動的なデモンストレーションが続きます。
明日は「仁王像」を作ってくれるそうです。また明日も目が離せませんね。(A)

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本日のデモは、赤の雄牛です。この2日間は、人物に関するものでしたが今回は動物です。どのように制作するのでしょうか。とても楽しみです。

まずは、制作する雄牛のイメージをチョークで説明してくれました。そして、デモの開始です。雄牛の筋肉、あばら骨、蹄など細部にわたるまで造形が施されていました。脚など本体から突起している箇所があるのですが、その部分はガラスの肉周りを注意深く内側から押し上げていかないと極度に薄いところが出来てしまうので注意が必要とのことでした。
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午後からは、マルティンさんが使用している道具を実際に学生達も使用してみました。シリンダーを本体にして、道具を試してみます。マルティンさんが容易くやっている作業もいざやってみると難しいことが分かり、マルティンさんのすごさを改めて実感しているようでした。
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みんながデモを見ている間に初日のデモ作品をスタニー先生がコールドをしてくれていました。ありがとうございます。
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秋のワークショップも中盤です。学生の中には、デモ中にうとうとしていたり午後になると消えてしまう人がいるようですが、こんなにすごいデモが1週間も間近で見れるチャンスはないですよ。技法的にデモの時間が数時間に及ぶことも多々ありますが、みなさん、気合いを入れ直しましょう。あとで後悔しますよ。
(R)

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 マルティンさんのワークショップ2日目もデモンストレーションからスタートです。
まずスカル(頭蓋骨)を見せてくれるとのことで、みんなの期待も高まります!
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 こんな素晴らしい技術をすぐそばで観る機会はなかなかありません。スケッチブックにメモをとる人、写真を撮る人、動画撮影をする人、自分自身の目にしっかり焼き付けようと近くで凝視する人、マルティンさんのひとつひとつの動きを逃さないように学生も真剣です。



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DSC02890.JPG 昨日ご紹介したいろいろな道具を使って、目から頭にかけての形が出来上がるとポンテ竿に移し替えて、次はあごや口、鼻を作っていきます。



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 こちらは歯を作っているところです。まず、よく焼いた後にナイフを使って横のラインを入れます。そして今度はナイフを縦に動かしていくと1本ずつ歯が出来上がっていきました。



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 またよく焼いて、内側から少し押し広げて歯やその周りの骨格を作っていきます。このように内側から押し出したり、外側から押し込んだりして、少しずつ丁寧に完成へと近づいていきます。その都度マルティンさんもベンチに座ったり、ベンチの外へ出たりと行ったり来たり。そして時々何も触らずにじっくりと左右のバランスを確認したりもしていました。
 皆さんご存知だと思いますが、吹きガラスの技法で制作するには吹き竿を回し続けなければなりませんので、これらの作業は瞬間的に回転を止めて行います。それにはアシスタントと呼吸を合わせることが重要です。マルティンさんは事細かく指示はしていませんが、アシスタントのオンドラさん、マレクさんはスッ、スッと流れるように動いていきます。


 最後に重曹を振りかけて完成です!!
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 こうして白っぽく色がつくと形がわかりやすいのではないでしょうか。
これは作っているマルティンさんにも言えることで、透明なガラスだと反射したり、歪んで見えたりするので色付きのガラスで作るより難しいそうです。

 およそ3時間の午前中のデモンストレーションが終わりました。


 今回のワークショップ、まだ学生の制作はありません。学生からも、とにかくデモが見たいという声もあり、午後もマルティンさんがもう一作品制作してくれることになりました。実は昨日マルティンさんから「みんなのリクエストに応えるよ」というお話があり、学生にマルティンさんに作ってもらいたい作品のスケッチを描いてもらいました。
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 この中からマルティンさんが作ってくれることになったのは某コーヒー飲料のイメージキャラクターです。赤いパウダーで着色します。疲れも見せずに笑顔のマルティンさん。さっそく制作がはじまりました。
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 初めて作る形のはずなのに、もう何百回と作ったことがあるかのように迷いなく手が動いていきます。というか、このキャラクターってパッケージやポスターなど平面でしか見たことがないのは私だけではないはずです。



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 口ひげもこの通りです!! 見つめ合って全体のバランスを確認します。そしてこの後、頭部を整えるとポンテ竿に移し替えてシャツの襟元が付けられました。さらに三つ足ポンテに取り直すと、初めて見る1年生からは喚声があがります。
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 続いて重曹を振りかけて、同じく赤いパウダーで作ったパイプをくわえさせると完成です。
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 最後はこんなパフォーマンスで締めくくってくれました!パイプから出ている煙が見えるでしょうか?
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 みんな笑顔で大きな拍手を送ります。
マルティンさん、そしてアシスタントのオンドラさん、マレクさん長時間のデモンストレーションお疲れさまでした。(A)

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待ちに待った秋のワークショップ2014がやってきました。今年度の特別講師は、チェコ出身のマルティン・ヤネツキーさんです。

マルティンさんは、吹きガラス彫刻作家として第一線で活躍されています。13歳からガラスを始め、その超絶の技術と素晴らしい作品で世界中のワークショップなどに引っ張りだこです。そんな世界中を駆け巡っているマルティンさんがTIGAに9/21にやってきました。これからどんなワークショップになるでしょう。とても楽しみです。

今回は、マルティンさんだけではなく、チェコからオンドラさんとマレックさんがアシスタントとして来日しました。アシスタントの人の動きからも学ぶことは多々あり、さらに実り多きワークショップになりそうです。

初日の朝は、マルティンさんのスライドレクチャーから始まりました。マルティンさんは一体どのような作品を制作されて、どこから作品のインスピレーションを得ているのでしょうか。

マルティンさんの作品は、多くが人物像です。それは、ある種のマルティンさんの自画像だからだそうです。作品も等身大くらいの大きさだそうでとても大きいです。人物の他にもバイオリンなどの楽器も制作されているようです。その楽器も2m近くなるそうです。作品のインスピレーションは、マルティンさんが様々な作家のアシスタント(ウィリアムモリスさんなど多くの著名ガラス作家のアシスタントをされていたそうです)をした時に得た知識や経験から、そして絵画作品などからの影響もあるそうです。しかし、よくスライドレクチャーをしていると作品のコンセプトなどを聞かれるそうですが、マルティンさんにとってはコンセプトというよりも作品制作のプロセスが大切だそうで、コンセプチュアルな作品を制作している訳ではないとお話されていました。作品だけではなく、作品の元になるドローイングなどのスライドも紹介していただきました。

スライドでの作品の写真はほとんどがマルティンさんご自身で撮影されているそうです。スタンダードな作品の全体像がわかる写真から作品の魅力が一番に表れるアングルの写真など、作品の写真撮影の仕方も勉強になりました。

そして、マルティンさんはアシスタントがいないと作品はできないから常にアシスタントに感謝しているし、彼らが気分良くアシストしてくれる環境をつくっているとお話されていました。

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スライドレクチャーのあとは、ホットショップに移り、デモを見ます。

本日のデモは、午前は人の首像、午後は手となります。
作品をつくるのには、様々な見たことのない道具をたくさん使用します。この道具は、内側から形を押し出したり、外側からくぼませたりする道具で、特注で制作してもらったそうです。
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デモは、みんな初めて見る驚きの手法で、目が釘付けです。前のめりになって見すぎて炎に気づかない学生もいました。みんな気をつけましょう。

マルティンさんのような吹きガラスでの彫刻造形をやる上で2つ重要なことがあるそうです。1つ目は、ガラスの肉厚。2つ目は、熱まわりだそうです。マルティンさんの動きはとても素早く、1回でのヒートでやる仕事の量が明確です。そして、アシスタントの人のフラッシュやヒートのガラスへの熱量が的確です。マルティンさんの造形美のこだわりがとてもすごいです。ここまでこだわり、繊細につくる吹きガラス彫刻は初めてみました。マルティンさんはデモ始める前にアシスタントの人とミーティングをして、すべての流れを説明するなど、実際のデモ以外ことからも学ぶことが本当に多いです。
デモは真剣ですが、いつも笑顔を忘れず、デモを見ている私たちにも気を使ってくれるマルティンさんで、本当に素晴らしい作家さんだと感じました。
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DSCF7418.JPG首像のキラキラとなっている感じですが、重曹をぱらぱらとかけてアンティーク調の味わいを出すためにやっているそうです。

ワークショップ一日目で、"すごい"の連続のデモは何時間見ていても飽きることなく、学ぶことがたくさんあります。これからどのようなデモを見ることができるのでしょうか。そして、学生たちはどのようなことを学んでくれるでしょうか。

(R)






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 前期講評会の最終日は研究科の学生です。
ゲスト講師は昨日に引き続き、井上さんと佐々木先生にお願いします。
研究科は1年生と2年生合わせて8人の学生がいます。
1年生は入学して約半年、今まで自分が取り組んできたテーマを継続する学生もいれば、新しいことに挑戦する学生もいます。
そして造形科同様に2年生は、来月からはじまる卒業制作を見据えた作品が並ぶことと思います。研究科の学生の作品は普段目にする機会も少ないため造形科の学生もとても注目しています。

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 研究科学生の講評時間はひとり30分です。まず制作した本人から自分の作品について説明をしてもらいます。研究科には課題はありませんので、与えられた時間を100%自分の制作テーマに沿って使うことができます。それだけにこの半年間の取り組みが、この講評会にすべて表れます。

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 研究科ともなると、自分の制作テーマも明確で展示方法を含めたプレゼンテーションも完璧!と思いきや準備不足だったり、前回の中間講評からあまり前進できていない学生も。自分のペースをつかんで意欲的に制作に取り組むことができ、納得のいく作品を発表できた学生の姿はよい刺激になったのではないでしょうか。

 最後にいただいた渋谷先生からの総評にもありましたが、今回の造形科2年生と研究科の発表の中には半年の成果としては首をかしげざるを得ないものもありました。全体的に仕事量が少ない印象でした。2年生はこの半年、いや1年半を振り返ってみてください。そしてこの研究所に入学する前に何をやりたかったのか思い返して、この機会に今後の制作について考えてみてはどうでしょうか。気持ちを新たに来月からの卒業制作に全力で取り組んでほしいと思います。がんばれ!!(A)

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今日は造形科2年生の前期講評会でした。
研究所教員5名と講評会講師としてお招きしたギャラリー介の元オーナー井上さん、愛知教育大学の佐々木先生に講評をして頂きます。
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今回は、皆さんが前期に制作した作品が展示されました。
2年生ではホットクラス、そしてキルンクラスかコールドクラスを選択してさらに高度な技法を学びます。
その他に、週1回授業が行われる選択授業のバーナー、ジュエリー、ステンド、金工の中から1科目選んで半年間学びます。
卒業制作学年ということもあり、各授業ではそれぞれの学生が興味のあるテーマに沿って独自の表現方法を見出してきました。
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さて、今日の講評会はどんな様子だったのでしょうか。
これで全体講評を受けるのは3回目ですが、作品の展示方法や照明の使い方、プレゼンテーションはうまくいったのでしょうか。
造形科1年生も真剣に先輩の発表を聞き、多くの事を学ぶことができました。
そして、午後からは愛知教育大学ガラスコースの学生さん8名が加わり、展示スペースが一杯になりました。
他校の学生さんが加わり、皆さんの緊張感が高まりました。
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2年生になって新しい表現や技法に挑み、その結果、石膏型が思うように作れなかったり、ガラスが流れなかったり試行錯誤しながら前日まで頑張りました。
先生方からガラスを用いて表現する意味について、フォルムと色の関係性、加工の仕上げまで様々な点について意見を頂きました。
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後期からはいよいよ卒業制作が始ります。一日一日を大切にして頑張りましょう!!
今日先生方から頂いたアドバイスを元に、自分が一番やりたいことに対して自信をもって制作を行なってください。
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明日は研究科による講評会が行われます。全体講評会の最終日となりますが皆さん頑張りましょう!
先生方どうぞよろしくお願い致します。(E)


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前期の締めくくり、造形科1年生前期講評会の様子をご紹介します。
今回の講評会講師は、長岡造形大学准教授の中村和宏先生をお招きしました。
よろしくお願いします!
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この日に向けて作品を仕上げ、教室をセッティングして、講評していただく準備は万端です!
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1年生にとっては初めてとなる、外部の先生を招いた全体講評会。みんな少し緊張した面持ちです。

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いよいよ講評会が始まります。学生達は限られた時間の中で、自分の言葉で精一杯作品の説明をしていきます。
作品のコンセプト、上手くいったこと、苦労したこと、出来なかったこと、制作する中で新たに発見したこと、特に見てもらいところ...
色んなことが1つの作品の中に渦巻いていて、説明するのも結構大変なんです。

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先生方も学生の熱意に応えて、真剣に、丁寧に、ときに厳しく講評して下さいます。

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最後に中村先生、渋谷先生に総評をいただき、1年生の前期講評会は無事終了。
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それぞれ様々なアドバイスをいただきましたが、全体を通して、制作に対する真摯な姿勢を評価していただけたように思います。
しかし、渋谷先生からは、次回はもっと厳しく講評するというコメントもいただきました...!
でもそれはきっと、より良い作品を皆が作れるという期待の表れでもあると思います。学生の皆さんは今回の講評を励みにして、後期も素敵な作品をつくっていって下さい!

そして今回の講評に出した作品は9月27日、28日に開催される学内展でも展示されます。
皆さまお誘い合わせのうえ、1年生の半期の成果を、是非見にいらしてください!(K)

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本日は造形科2年生 COLDクラスの講評会です。

2年生になってコールドクラスを選択し、ガラスをカット、切断、研磨の技術に磨きをかけてきた学生達。どんな作品が並ぶのでしょうか!

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このクラスは全員で5名、ギャラリーに展示すると広い空間を少人数で使えるので作品が映えますね!

今回の課題は「ディープカット」。ホットワークで制作した厚めの生地にカットを施すといった内容です。
厚めのガラスをホットワークで制作すると、非常に重い上に扱いづらく、生地作りの段階から学生にとって難しい課題となりました。
重く、歪んだ生地に研磨やカットを施すので割れたり、光らなかったり。。
学生は何度も何度もやり直しを繰り返していました。初期段階のデザインとはかなり変わってしまった学生がほとんどですが、いい経験になったのではないでしょうか。

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学生たちの作品です。
上手く生地ができなかったり、最後の磨きまでいかなかったりと、完成に至ってはいませんが全体講評会までには完成度を上げてくることでしょう。
コールドワークの技法は難しく、集中して作業する時間が何時間も続くこともあります。学生は今回の失敗を反省し、また新たに発見した表現や技法を卒業制作に繋げて欲しいと感じています。頑張っていきましょう!(Y)

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今回はキルン2のクラスの展覧会「advance」の搬入の様子をお届けします。
会場は富山市内のギャラリー、マイルストーンアートワークスです。
この日のために学生達は、作品制作はもちろん、ギャラリーとの打ち合せ、ミーティング、ポートフォリオ制作、DM制作など、たくさんの準備をしてきました。今日はいよいよその搬入日です!さて、どんな展示になるのかな?

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まずは、会場に荷物を運び込み、事前ミーティングで決めた位置に作品を配置していきます。

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予定通りに配置してみたものの、実際に置いて見るとなんだか違和感が...?
皆で協力して作品を移動させ、一番しっくりくる配置を探します。
少しの変化で会場の雰囲気は一変するので、相談しながら何度も調整を繰り返します。

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展示が一通り出来たら、ギャラリーオーナーのナガシマさん、渋谷先生に作品タイトルや値段を確認していただきます。
自分の作品に値段を付けることに慣れていない学生がほとんどですが、ナガシマさんや先生のアドバイスを受けて値段を設定しました。
皆作家としての階段を確実に上っていってますね。

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そして、あっと言う間に時間は過ぎて、日も暮れた頃、展示作業は無事終了。
例年に比べて、キルンクラスの人数が多く、スペースが足りなくなる心配もありましたが、スッキリまとまった展示になったと思います!
皆さん展示作業お疲れさまでした!すぐに全体講評会がありますが、この勢いで乗り越えていきましょう!


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IMG_3399.JPG9月6日(土)からキルンクラスの展示会"advance"を開催いたします。
皆さん是非お越しください。

「advance」
富山ガラス造形研究所キルンクラス展
2013年9月6日(土)~9月15日(月) 11時~19時 水曜祝日休廊
マイルストーン アートワークス
富山市二口町1-9-2 アールビル2F
Tel&Fax 076-493-9777
http://www.milestone-art.com/

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 平面の2つ目の課題は「色彩の研究」でした。難しそうに聞こえますが、とても自由な課題です。とにかく「色」について自分の興味ある分野をとことん追求してもいいし、苦手な色を克服するために今まで避けてきた色使いに挑戦してもいい。素材も形態も何の指定もありません。何でもいいよと言われるのが実は一番難しかったりするのですが・・・夏休みを挟んだこの課題はたっぷり時間をかけて取り組むことができるだけに西先生もとても楽しみにされていました。

 平面の授業は金曜日の午前中の3時間だけです。その時間内に16人の講評をするのはかなり厳しい!ほんの少しですが、いつもより10分早く集合してさっそく講評のスタートです。

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 まず左の作品ですが、描かれているのは目玉焼きなんです。おいしそうな色から始まって、目玉焼きとしてはあり得ない色へと発展していきました。ここまでくると目玉焼きなんてどうでも良くなります。見ていて楽しめる作品になりました。右の作品の壁に貼られているのはミュシャの絵です。そこから抽出した色を手前に置いてある絵皿に写し取っています。ミュシャの色合いが好きだという学生はこの作業を通して何を感じたでしょうか。

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 続いてこの左は手のひらサイズのかわいらしい作品がたくさん並んでいます。そこには「ぐるぐる」「さらさら」などの言葉も添えられています。その言葉からイメージした形に色をのせたそうです。右の作品は自分の持ち物であるi-pod、ペンケース、リュックから色を取り出して、その色を四角い箱の上に流すという手法で出来上がりました。どちらもガラス作品に展開したら面白くなりそうです。

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 最後にこの2作品を紹介します。左はひよこの形をしたクッキーです。アイシングといって砂糖をベースにしたものに色を加えてクッキーにコーティングしています。「ひよこがかわいくてしょうがない」という学生は色彩と結びつけづらい視点からのスタートとなりましたが、食べてしまいたいほどかわいいのだから食べられるもの、ということでこのような作品に仕上がりました。そして右はレクチャー室の窓に展示された作品です。以前服飾関係の仕事をしていた学生は様々な色のオーガンジーを重ね合わせた作品を制作しました。このひとつひとつは短歌を表しています。自分で選んだ短歌からイメージして形、色を決めて構成したそうです。

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 西先生の期待を裏切らない力作ばかりでした。残念ながら講評時間1人10分ではまったく時間が足りませんが、続きは学生同士みんなで意見交換してみてください。そして作者本人が気付いていない魅力的な部分を見つけ出して次の作品につなげてください。楽しみにしています!!(A)

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今回はキルン1クラスの講評会の様子をお届けします。
今回の課題は用途のある器や花器をパート・ド・ヴェールの技法を用いて制作するというもの。

前回の課題で学んだパート・ド・ヴェールの技法を用いて、思い思いの器を制作しました!

講評会では、まず学生同士で意見を交換します。
同じ課題に取り組んだ仲間からは、鋭い指摘や自分では分からなかった作品の魅力等たくさんの意見が出てきます。


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作品のアイディアや発想の面白さに思わず笑いが起きたり。



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友達の作品の裏側に面白い表情を見つけて写真を1枚。


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こういった意見交換ができると、自分の作品を客観的に見つめ直す良いきっかけになりますね。

ここからいくつか学生の作品をご紹介します。


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こちらの作品はラーメン丼ぶり!周りに見事なドラゴンのレリーフが!!
凄い手間がかかってます!でもこの器でラーメン食べるのはなんか勿体ないような?


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こちらは対になった花器。
コロコロしててかわいらしい佇まいですね!生花をやっていた経験が生かされた器だと思います。


IMG_3308.JPGこちらは香炉の作品。
引き型という型の作り方で左右対称の綺麗な形を作り上げました!
蓋ものは難しいのですが丁寧に作り込まれています。


講評会の最後に渋谷先生から総評をいただき講評会は終了。
短い期間の中で、難しい技法に挑戦した学生も多く、心配もあったけど、ここまで作り上げたことに先生も驚いていました。
この調子で後期もガンガンいきましょう!お疲れさまでした!(K)


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HOT1講評


 今年のホットワーク1のひとつ目の課題は「ストレートなラインのあるコップを作る。同じサイズのものを3つ以上制作。」というものでした。他の科目では前期のうちに少なくも2回はクラス講評があるのですが、ホットワーク1はこれが初めての講評です。
 ホットワークで一番大切なことは安全に作業することです。そのために入学後の2ヶ月は作品の制作ではなく溶けたガラスに慣れること、道具の使い方を覚えることに重点を置いたカリキュラムになっています。先生から設備や道具の説明を受け、溶けたガラスを巻き取って小さな球を作ったり、シリンダーを作ったりするなかで少しずつガラスにも慣れていきました。

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 そして6月の中旬から第1課題がスタートしました。
先生からはただ同じ形のコップを3つ作るのではなく、自分が何を大事にしているかを考えることも求められます。飲みやすさ、重さ、厚み、機能性、デザイン性、メッセージ?
リサーチや個別ミーティングを通して自分のこだわりも明らかになっていきます。

 少し前置きが長くなりましたが、ホットワークの初めての作品をご覧ください。
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 初めての講評会でしたが、展示も工夫されています。その展示も含めてみんな発表の仕方が上手!
自分が何を大事にしてこの課題に取り組んできたかとてもわかりやすく説明してくれました。
さらに講評会は先生、助手からの意見だけでなく学生同士の意見交換の場でもありますが、みんなが積極的に意見を発表してくれたので、一人一人新しい発見も多かったのではないでしょうか。

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間もなく前期講評会です。この調子でがんばってください!(A)

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本日は造形科1年生のコールドワーク講評会です。

課題は「キューブ」
つまり7㎝角の正立方体を制作し、完璧に磨き上げます。その後、独自のデザインを施すといった課題です。
1年生の課題の中でも難易度は高く、正確さ、集中力、忍耐力が求められる課題です。
学生は作業中、何度も割れたり削りすぎて7㎝を下回ったり、磨いても光らなかったり .... とても苦戦していました!


講評会の様子です。



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英語でコンセプトや制作工程等、説明をします。              他の学生も人の作品について意見を交わします。



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今回の講評会では、各自の講評後に意見を聞きたい他の学生を指名し、意見交換を行なうことをしました。
なかなか最初のうちは友達の作品について色々意見を言うことにとまどっていた学生ですが、次第に言いたい事を言い合うようになり、その客観的な意見で作者自身では気が付かなかった新たな発見をする機会に恵まれました。

この取り組みは非常にいい結果になったと思います。人から意見をもらう大切さ、人の作品に意見する難しさなど、講評会で学ぶことができたのではないでしょうか?

前期の課題はこれで終了しましたが、後期もこの調子で制作に励みましょう!(Y)

p.s. 下の写真は、自分では気が付かなかった視覚効果を友人に指摘されて発見した学生の図。

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本日はステンドクラスの講評会。
半年間の成果発表であります。

学生は八田先生とディスカッションを繰り返し、各自のプロジェクトを進めてきました。
しかし、今年度は八田先生の発した「お茶室作らへんか?」の一言からステンドクラス皆を巻き込んだ、とんでもないプロジェクトが始動したのでした!

デザイン案を皆で出し合い、設計、材料発注、組み上げ、そしてお茶会までを約2ヶ月で行なう怒濤のプロジェクト。
設計や構造計算は学生が大学時代に習ったことを活かし、材料調達、組み上げは夏休みを返上して皆で取り組み、数々の失敗とアクシデントに見舞われながらもなんとか今日を迎えることができました。

以下は作業風景。
ひとつのプロジェクトチームとしての作業を学びます。

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そして完成!!
見事な茶室が組み上がりました!
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そして講評会。
お茶室プロジェクトで多忙の中、みんな何とか形にしました。
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学生はこれからの制作のスタートになるような可能性を含んだ作品が並びました。
完成度はまだまだですが、これから頑張っていきましょう!

次はいよいよお茶会です!
みんな茶事は初めてですが、見よう見まねで準備中です!
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いよいよお茶会が始まりました!所長をはじめ、事務の方々、教授、講師、学生が集まり、全6席約60人にお茶を振舞いました。亭主は私、横山が務めさせていただいております。学生の中には気合いを入れて着物を着てきてくれた学生も。
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お道具も茶筅以外、全てガラス製です。
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この秋から新しくホットワークの講師を務めるエイミーさんとご家族も飛び入り参加!日本の文化を楽しんでおられました。足のしびれも初体験だったのではないでしょうか。
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暗くなりライトアップしたお茶会はさらにいい雰囲気に。
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初めてお茶会を企画し、準備から本席まで行ないました。
終始急がしく、全席終わったころには皆、へとへとになりましたが、参加してくださったお客様の反応を見ていると一段とモノ作りの楽しさと、お茶会という伝統の深さとおもしろさを痛感できたのではないでしょうか?
お茶を習いたいと興味を持った学生も多く、とても有意義な催しだったと感じています。

木を切ったり、穴を空けたり、ネジを止めたり畳を作ったり。。全ての事が初めてという学生も多い中スタートしたこのお茶室プロジェクトは「絶対に完成しないだろう」という先生の予想を打ち砕かんとの気持ちで進めました。皆忙しい中、最初は2人だった人数も次第に増え、期限が迫るにつれて目つきが変わり、機械や道具も自在に使いこなす成長っぷりを見ていると感涙でした。いいチームだったと思います。

来年、ステンドクラスはどうなるか全く分かりませんが、今回のプロジェクトを見た学生はもっと大きく飛躍してくれるでしょう!やれば何でもできる!

この勢いで卒制、美術館展示に望みましょう!

本当にお疲れさまでした!(Y)
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2011年3月以前のブログは旧ブログ「富山ガラス造形研究所の日々」(エキサイトブログ)でご覧いただくことが出来ます。

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