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学校ブログ [ 2014年7月 ] アーカイブ

7/16(水)にHOT2のパフォーマンスの講評が行なわれました。課題は、熱いガラスを使った10分以内のパフォーマンスです。今回の課題は、とても自由です。ガラスの様々な可能性を実験できる課題になったのではないでしょうか。学生の皆さんはパフォーマンスをどのように解釈して課題に取り組んだのでしょうか。とても楽しみです。

最初のパフォーマンス作品です。ラーメンなどの食べ物がマーバーの上に並べられています。熱いガラスを水の中にいれ、沸騰させた水で卵や麺をゆでています。熱いガラスでハムも焼いています。最後に出来上がったばかりの熱いガラスの中に汁をいれて温めて、麺や具をのせてラーメンを完成させました。ステージのセットアップや役割分担など課題のあるパフォーマンス作品となりましたが、様々なことにチャレンジした作品でした。
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次は、吹きガラスが毎日お風呂に入るくらい日常化してきたことを表現したパフォーマンス作品です。最初は普通に吹いていましたが、いきなり水着になり水に浸かりながら吹きガラスを始めました。サプライズとユーモアのある作品となりました。
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このパフォーマンスは、溶解しているガラスの音を聞きたいという思いから糸電話を制作しました。結果的にはまだ改良する点もあり、音は聴こえませんでしたが、とても興味深い試みでした。このプロジェクトの発展した作品を見たいと思いました。
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この作品は、作者が先生を演じてデモをするというパフォーマンスを見せました。ガラスの動きに興味があり、ガラスの動きに注目したパフォーマンスを実施しました。いつもは作者が学生で先生という役を演じパフォーマンスをすることで日常の授業での役割は逆転し、とても興味深い作品になりました。
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この他にも現代のテクノロジーを用いた作品、花火を使用した作品、飲み物の性質を利用した作品、ビデオ作品など様々な媒体の作品が並びました。いつもは技術に執着しがちな吹き場での制作ですが、今回はパフォーマンスの課題を通して、作りたいもののために技術を学ぶというような環境になり、みんなの技術の上達もとても早かったように思います。そして、多くの学生が自ら熱いガラスの可能性を実験しながら追求するような作品を制作し、私も見ていてとても楽しく興味深い課題でした。
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DSCF4628.JPGDSCF4613.JPG本日で、ショーン先生の授業は最後となりました。4年間、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。9月からこのクラスはエイミー先生が担当されます。みなさん、ショーン先生の授業同様、頑張りましょう!!!!。(R)
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 今日は夏休み前、最後の特別講義です。
ガラス作家の秋葉 絢さんにお越し頂きました。卒業生やご近所の作家さんもたくさん聴講にきてくださいました。皆さまありがとうございます。

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 秋葉さんはバーナーワークで制作をされています。研究所の選択授業でバーナーワークを受け持ってくださっている松島巌先生の推薦により今回の講義が実現しました。ここでバーナーワークを学んだことのある学生は何度もお名前を聞いたことがあると思います。松島先生の授業や講評では頻繁にお名前や作品のことが紹介されているんです。

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 神奈川県出身の秋葉さんは多摩美術大学工芸学科ガラス専攻を卒業されて、自宅工房で制作を続けていらっしゃいます。小さな頃から綺麗なものや、細かいものが好きだった秋葉さんは絵本作家を目指していました。大学で学び始めたガラスは体育会系で自分には向いてないのではと悩んでいたこともあったそうです。そんな頃に松島先生のデモンストレーションを大学の特別講義で見て「これだ!」とバーナーワークでの制作を独学ではじめることになります。

 今回の講義では制作のプロセスもたくさん紹介してくださいました。
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 コアガラスの型づくりのプロセスと、右下は秋葉さんが制作に使っているバーナーと道具です。秋葉さんの作品はそれほど大きなサイズではありませんが、中には厚いところと薄いところが混在している蓋物や、動物の目やヒゲなどルーペが欲しくなるほど細かいラインが使われている作品もたくさんあります。それらをこのバーナーひとつで、炎の大きさを変えることで作り上げているのです。その他の道具も特殊なめずらしいものはありません。思い通りの作品が作れないことを設備や道具のせいにしてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。秋葉さんの作品を見るとそんな自分が恥ずかしくなります。

 今回は本当にたくさんの写真をご用意くださいました。すべてお見せできないのが残念ですが、秋葉さんの作品をいくつかご紹介します。
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 クローバーの葉っぱ1枚も気の遠くなるようなパーツの組み合わせからできています。拡大できる方はぜひ大きくしてご覧になってください。

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 絵本作家になりたかったという秋葉さんの作品にはワクワクするような物語がつまっています。人を惹きつける作品に時間を忘れて見入ってしまいます。

 こちらの作品は左から春、夏、秋、冬を表しています。今日はこの作品をはじめ、帯留め、トンボ玉、そして、作品に使うパーツもたくさんお持ちくださいました。最後は作品の周りで質疑応答です。皆さん、気を付けて見てくださいね!
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 秋葉さんの許可をもらって実際に手に取らせていただきました。限られた少しの時間でしたが、バーナーワークで制作する学生からは具体的な技法についての質問も飛び出します。その一つ一つに丁寧に回答してくださいました。
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 たくさんの写真とユニークなエピソードでいっぱいの講義はあっという間の二時間でした。もっともっと作品を眺めていたいし、まだまだ聞きたいこともたくさんなのですが、残念ながら予定時間を過ぎてしまいました。
学生からもリクエストがあったのですが、次回はぜひデモンストレーションもしていただきたいです!
 秋葉 絢さん、本日はどうもありがとうございました。(A)

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Cold2 校外授業


本日は造形科2年生の校外授業です!
日々、高温多湿と騒音に耐え、コールド室で黙々と作業を進めるColdクラスの学生を連れ立山近辺に出かけました。

行き先は...
・(株)光岡自動車
・立山博物館
・まんだら遊苑
・大岩山 日石寺

まず最初は光岡自動車です。
個性的なデザインと職人のハンドメイドで作られた自動車を見学しました。
なぜ自動車?と疑問に思うかもしれませんが、ガラス加工を学ぶ学生にとって光岡自動車のフォルムや機械構造、車体の研磨や型取りを見学することは、とてもいい刺激になるのではないか。ということでの選択でした。
実際に工場に訪れると、会社や自動車の説明を丁寧にしてくだり、車体の磨き作業や分解、組み立て、塗装...すべて手作業によるもので、作業を間近で見学することが出来ました。
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そして!なんと!最終チェック中の生産台数5台限定ファイナルオロチが!!
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スタニーさんも興奮してローアングルで撮影です!
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光岡ファンにはたまらない光景だと思います。学生もスタニーさんもグイグイ近寄って見学。
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そして驚きの発見が!!
このエンブレムは七宝技法で作られています!いわばガラスです!意外な繋がりに感動しました。学生たちも知らなかった七宝技法に興味を持ったみたいです。自分たちの作品に活かせるかな?
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もの作りに対する情熱、決して忘れません。光岡自動車の皆様、丁寧な説明ありがとうございました!
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次は立山博物館、まんだら遊苑。
立山信仰にふれ、立山の自然と関わりについて学びました。
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まんだら遊苑は立山信仰を五感で体感する施設でした。
入り口から既に凄いオーラを放っております。呻き声も聞こえてきます。
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蒸し暑く、広大な敷地の中を歩き回り、五感で感じる立山信仰。言い表すことの出来ない感覚に陥りました。出口にたどり着いたときの開放感?達成感?安心感?興味のある方は是非。
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その後は真言密宗大本山 大岩山日石寺に訪れました。
重要指定文化財の石仏や三重の塔、滝業を行なう場所などを見学し、密教ならではの独特の雰囲気を感じることができました。
次回は是非、滝業で訪れたいと学生も意気込んでいました。

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今回の校外授業で光岡自動車、立山博物館、まんだら遊苑、日石寺と回りました。
工業技術の結晶である自動車を目の当たりにすると同時に、立山博物館やまんだら遊苑、日石寺のような古くから立山信仰の場を体感する。このギャップは美術館やギャラリーでは感じることの出来ない体験だったことでしょう。学生たちには、今日受けたインスピレーションを今後の制作に活かしてもらいたいと思っています。
1日お疲れさまでした。(Y)


























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7/11()に造形科1年生の基礎造形立体の抽象造形の課題講評が行なわれました。

課題は、30cm立方以上の大きさで、主に石膏を素材として制作したガラスで制作してみたい造形をつくるという課題です。アイデア出しの時にはかなり悩んでいたようですが、どんな作品ができたのでしょうか。


今年度の抽象造形の課題講評は、ギャラリー、キルン室、外、レクチャー室、ホールと学校の様々な場所で作品を展示しました。作品にあった展示空間を選ぶことはとても大切です。ライティングなどにもこだわっている学生もいて、完成度のある作品が並びました。

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みなさん、キルン室のどこに作品があるか分かりますか。この学生は、キルンで使用する木槌やスプレー、雑巾を石膏でリアルにつくりました。石膏型制作のために使用する道具を石膏で作るという逆転の発想からうまれた作品です。日常の風景が非日常になるということで日常を再認識できるという作品になりました。
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これは吊りの作品です。石膏を薄くしたものの音に興味を持ちこの作品を制作しました。音は効果的に鳴らすことはできませんでしたが、偶然に石膏が触れ合うときになる音はとても高音で興味をひきました。
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この作品は、竹串に石膏をつけて制作した作品です。展示の仕方など考えることはたくさんありますが、作品の形としての造形美がある美しい作品です。

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この作品は、インタラクティブな作品です。紐をひっぱると平面の作品が立体となります。この作品を制作した学生はポップブックアートからヒントを得て作品を制作しました。平面から幾何学の立体になる過程の動きに興味を持ちその動きを鑑賞者にも注目してほしいとこの作品を制作しました。ライティングにもこだわり、影もきれいに壁におちていました。

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他にも興味深い作品を多くの学生が制作していました。この短期間で、完成度の高い作品ができたのではないでしょうか。みなさん、よく頑張りました!

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夏休みには課題もでています。後期はシリコン型制作、石のカービング、展示など盛りだくさん。前期の調子で後期も頑張りましょう!みなさん、お疲れさまでした!!!!(R


 


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7月4日の造1の基礎造形立体の授業は、校外学習です。加治先生の引率で立山方面に向かいます。


本日の行き先は下記です。

1:西田美術館

2:富山県立山博物館まんだら遊苑

3:オバタ硝子工房ONIGAMA

4:KAKI CABINET MAKER


ず始めに、弊所の教員5人のグループ展が開催されている上市町にある西田美術館にいきました。5人の教員の作品が一同に見ることのできるとても貴重な機会で、学生も興味津々です。作品は、彫刻的な作品、インスタレーション、映像、パフォーマンス、器作品など様々な作品が並んでいました。こんなにバラエティーに富んだ作品を制作している教員が1つの学校で教鞭をとっている学校は他にはないのではないでしょうか。展示会場での写真撮影は禁止ですが、特別に撮影を許可していただきました。

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学生達は先生方の作品を目の前にして改めて先生方のすごさを感じていたようです。先生方に作品について質問したい学生も多くいました。


続いては、富山県立山博物館まんだら遊苑を訪れました。ここは地獄と極楽とはなにかということを学べる体験型施設です。アトラクションのような施設で学生達はとても楽しそうでした。

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ここが地獄の入り口です。

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まんだら遊苑内の自然はとてもきれいです。多くの植物や生物が生息しています。

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みんながカメラを構えて森の中を撮影しています。私は見ることが出来なかったのですが、どうやらカモシカに遭遇したそうです。

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まんだら遊苑には様々にアート作品も展示されています。立体の講評は7/11()ですが、どのように展示したら良いのか参考になったのではないでしょうか。


本日の3カ所目の見学はオバタ硝子工房ONIGAMAです。工房主の小幡祐嗣さんと和香奈さんは弊所の卒業生です。卒業後、どのように独立し、制作を続けているのかとても貴重なお話を聞く事ができました。小幡さんの"好きな事しかできない""自分の制作にとって一番良い環境をつくる""学校が全てと思わず様々な工房や事に目を向ける""自分のやりたいことを人に話す"という言葉がとても心に響きました。特に"自分のやりたいことを人に話す"ということを何回もおっしゃっていました。そうしているとそれを聞いた人が自分だけでは知る事のできなかった情報を教えてくれるかもしてないとお話ししてくださいました。実際に小幡さんの今の工房も知り合いからの情報でこの地に工房を構えることになったそうです。人とのつながりはとても大切で、特に同期というのは今でもお互い助け合っている大切な仲間だそうです。みんなもそんな大切な仲間を弊所で見つけてください。

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工房は、とてもコンパクトですっきりした制作しやすいように考えられた工房でした。"汚い工房からは汚いものしか生まれない"という小幡さんの言葉に、研究所にもどったら机の上を片付けようと決心した学生もいました。工房には、ずっと制作するので、小幡さんの体に合わせたベンチや様々な工夫がされていました。お忙しい中、お時間をつくっていただきありがとうございました。

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最後はオバタ硝子工房から車で5分ほどのKAKI CABINET MAKERを見学にいきました。KAKI CABINET MAKERは、無垢木で熟練した職人さんが家具を制作し販売しています。ショールームへ案内をしていただきながら、見学させていただきました。とても素敵なショールームで、物だけではなく空間もみせるような展示の仕方は圧巻でした。実際に家具にさわれ、座ることもできるなど学生もとても関心をもっていました。家具を展示するにも家具だけではなく、空間までデザインしディスレイするということに学ぶべき点がたくさんあったのではないでしょうか。

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今回の校外学習は、半日で4カ所を見学するというハードスケジュールでしたが、心と頭のリフレッシュをしながら、いろいろな新しいことを吸収できたのではないでしょうか。7月11日は抽象造形の講評です。みんな、ラストスパートです!。頑張りましょう!。(R)



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 いつもは火曜日に行なわれている研究科一年生の応用造形の授業ですが、今週は水曜日にお引っ越しです。
朝から県内、上市町にある「西田美術館」へと向かいました。



 7月4日から8月10日までこの西田美術館で研究所の5人の先生による「Glass Five Visions」というグループ展が開催されます。
 今日は先生方が作品の展示をされるため、そのお手伝いに行くことになりました。

その様子を少しお見せします。
先生の作品は写真や展覧会で目にする機会も多いのですが、その一歩前の状況はなかなかお目にかかれませんね。
どんな風に梱包しているんだろう?どんな道具を使うんだろう?どんな手順で?などなど、お手伝いしながらもキョロキョロしてしまいます。

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 先生の指示に従ってガラスを拭いたり、展示台を組み立てたり

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 効率よく作業を進めるためにどんな工夫をしているのか、展示するうえでどこを大切にしているのか勉強になることだらけです。

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 途中のランチタイムでは本郷先生からこんな質問がでました。
「もし自分がここの学芸員だったら、どう展示する?」そんな視点でみることもまた勉強になります。

 こちらの展覧会の会期は約1ヶ月です。
研究所からは少し遠いのですが、富山にお越しの際はぜひ足を伸ばしてみてください。(A)

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2011年3月以前のブログは旧ブログ「富山ガラス造形研究所の日々」(エキサイトブログ)でご覧いただくことが出来ます。

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