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学校ブログ [ 2014年4月 ] アーカイブ

今回は造形科1年生のキルンの授業の様子を覗いてみましょう!

今日は授業の時間を使って、研究所のキルン関連の設備の使い方や規則を学びます。
こちらはキルン室。型取りのための様々な道具や電気炉等の機材がある部屋で、キルン作品制作の拠点となる場所です。助手の多田さんから使用にあたっての注意事項等の説明、機材の紹介を受けます。覚えることがたくさんあるので学生も必死にメモを取ります。

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下の写真で渋谷先生が手にもっているノートがキルン作品制作の必需品!
その名も「キルンノート」!!...そのまんまですね。
このノートにガラス焼成に関する細かいデータを書き込んでいきます。
技法、ガラスの種類、温度の推移、最高温度のときのガラスの溶け具合、改善点など細かなデータを収集・蓄積していくことで、作品の精度を上げていきます。
そしてそのデータを学生間で共有することで、過去のデータを参考にしたり、成功例、失敗例から多くのことを学びます。


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そして、午後からはスタニー先生による板ガラスの面取りのデモンストレーション!
粘土板として使う板ガラスの小口の加工方法を見せて頂きました!
スタニーさんの作業を学生達も食い入るように見つめます。

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手書きの図まで用意していただいて、わかりやすく丁寧に教えていただきました。
加工しているスタニーさん格好良すぎます...!
スタニーさんありがとうございました!!



ここからはちょっと番外編。
キルン1最初の課題はパート・ド・ヴェールの技法を使って自然物をモチーフにしたレリーフを制作するというもの。
その作品制作のために必要なガラス粒を仕分ける作業「ふるい当番」が今週からスタートしました。
授業後、2人ペアになってガラスをふるいにかけて粒度の大きさごとに仕分けていきます。

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時間のかかる地道で大変な作業ですが、色んな粒の大きさのガラスを用意しておくことで、作品の表情に幅を持たせることが出来ます。

授業が本格的に始まって、覚えることも沢山あって、課題や当番にも追われてることだと思うけど、体調管理に気を付けて、健康第一で頑張れ1年生!!!(K)

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今週からいよいよ各授業が始まりました。HOTIIも4/15(火)から新造形科2年生とともに授業が始まりました。

HOTIIは、アメリカ人のショーン先生のもと、造形科2年生が毎週火、水曜日にホットガラスの技術向上とコンセプトの発展を目的としたクラスです。時には実験的な試みをしてガラスの可能性を探り、時にはゴブレットのような技術的なことに集中したことを学んだりと様々な方向からホットガラスと向き合っていきます。そして、最終的には卒制に向かっていくクラスです。造形科2年生になると造形科1年生の時よりもホットショップでの授業時間が2倍ちかくなります。どんな作品や新たな発見が生まれてくるか楽しみです。

まずは、レクチャー室に集まってシラバスを元にクラス内容についてのお話から始まり、9月からの新しい先生(ショーン先生は今年8月で任期を終えます。)とSkypeで挨拶をするというサプライズもありました。そして、いざホットショップへ!。


この日のデモは、2つありました。アシストをしていたので、写真がなくて申し訳ありませんが、とても面白いワクワクするデモでした。

1つ目は、Glass Rainです。熱々のガラスをレードルですくい、そのまま格子状の金網の上にのせ、その金網を3mくらいの高さまで上げます。するとその金網の間からガラスが流れ落ち、まるでガラスが雨のように上から降ってくるのです。とてもきれいで、そのガラスが地面に作った表情はとても面白いです。

2つ目は、吹く以外でガラスを膨らませる方法です。このデモには、チキンナゲットを使います。そのチキンナゲットは脂っこい方がより良いです。まずは、吹きガラスでジョーゴのような形を作ります。それが出来たら、鉄の板の上に熱々のガラスを直径8cmくらいの円に流します。その真ん中にチキンナゲットを置きます。置いたら、作っておいたジョーゴのような形のもので上から塞ぎます。そうすると。チキンナゲットの燃えたガスでガラスが膨らんでいくのです。写真がないので想像しにくくて申し訳ありませんが、チキンナゲットを使用して出来たものとは思えないほど、とても繊細で薄く美しいガラスの膨らみです。

デモのあとは、いよいよみんなも吹いていきます。春休みで吹きガラスが久々の学生もいるので、まずは自由制作。記憶を呼び覚ましましょう。コップやお鉢など思い思いに制作していました。
R0011828.JPGあれ、でも少しいつもと違うところがありますね。ギャファーとアシストの人が紐で結ばれています。これは、実はとても大切なことを学ぶための訓練なのです。吹きガラスをしていて、気付いたらアシストの人がいなくなっていて困った経験はありませんか。アシストの人は常にギャファーの人がなにをしていて、なにを必要としているかを先読みして、把握していなければいけません。紐の長さはベンチからマーバーまでの距離です。これくらい近い距離で、ギャファーのことをよくみて常にアシストしてくださいね。ある学生は、紐をとったあとも紐で結ばれているみたいな違和感があると言っていました。それくらいいつも近くにいてあげてください。
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さて、みんなも吹きガラスの感覚を思い出したところで、課題1"ストラクチャー"の制作に入っていきます。"ストラクチャー(=Structure)"とは、構造や構成という意味です。今回の課題"ストラクチャー"を学ぶために、学生には4つのグループにわかれて"ゴブレットドロッププロジェクト"をしてもらいます。"ゴブレットドロッププロジェクト"とは、ゴブレットを保護するための構造をガラスのケーンで作り、それを約5.5mの高さから落とします。ゴブレットが壊れていなかったら合格です。ちなみにゴブレットは、ショーン先生、本郷先生、中神先生からお借りした大切なもの。みんな割らないように頑張ってね。そしてこの課題にはもう一つ大切なポイントがあります。ガラスをきれいに卷くということ。ガラスをきれいに卷くということは、ホットガラスではとても重要なこと!。みんなもこのことを意識しながらガラスを巻いて制作してください。
左の写真がお借りしたゴブレットの一部、右が"ゴブレットドロッププロジェクト"の会場です。

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繊細なガラスのゴブレットをガラスのケーンで保護する。なんとも現実不可能な課題にも思えますが、実は過去に他の学校の課題でこのプロジェクトで成功した学生チームをショーン先生はみたことがあるそうです。みんなも頑張れ!。しかも今回はオブジェとしても美しくなければならないという難題です。そして、締切り日は、来週の水曜日!。さっそく制作に入ります。ケーンといっても種類は無限にあります。そしてケーンの引き方や解釈の仕方も様々です。
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そして、各グループで制作をしてはグループで話し合いをし、意見を交換し合うということが自主的にできていて、"ゴブレットドロッププロジェクト"への意欲がとても見られました。
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みんなの積極的な課題への取り組み方には、驚きました。今後もこの調子で頑張っていきましょう!。"ゴブレットドロッププロジェクト"は、来週がもう講評です。みんな頑張れ!。楽しみにしています。(R)


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2014年度入学式


2014年度最初のブログは富山ガラス造形研究所入学式の様子をお伝えします!

まずは2年生の様子から。
朝から新入生のために色々と歓迎の準備をしてくれているみたいですよ。

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                                        そして式典会場で新入生を待つ2年生達。
新たな仲間との出会いを楽しみにしています。

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一方こちらは教室で待機する新1年生達。若干緊張した面持ちですね。

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そして入学式が開会。所長さんから新入生の名前が読み上げられ、入学許可を受けた20名(造形科16名、研究科4名)の新しい仲間が正式に加わりました!ご入学おめでとうございます!ようこそ富山ガラス造形研究所へ!

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さて、入学式のあと、新1年生は教室に戻って長い長いオリエンテーションです。
1年生は覚えることが多くて大変なんです...!;;;
徐々に研究所での生活に慣れていって下さいね。

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その間に2年生は着々と歓迎会の準備を進めていきます!
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時間は過ぎて午後4時半、いよいよ2年生主催の歓迎会がスタート。
1年生を会場へごあんなーい!
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乾杯のあとは、それぞれ簡単な自己紹介。
インタビュー形式で自己紹介が進んでいきます。中にはきわどい質問をされている人も!?司会進行役のSさんの独特なしゃべりで会場は笑いが絶えませんでした!1年生も緊張がほぐれたかな?

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そして、ご紹介が遅れましたが、教職員にも新たな仲間が加わりました!こちらがコールドワーク担当助手の横山翔平さんです!
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横山さんは大阪芸術大学副手、卯辰山工芸工房研修生を経て、本年度から研究所の助手になられました。入学式前からすでに2週間程一緒に仕事をさせていただいて、もうすっかり馴染んでいます。
ちなみに横山さんのすぐ上の写真の男性は、なんと弟さん!!弟さんは研究科1年生として入学されました!兄弟揃って研究所の一員になられたわけですが、正式に決まるまでお互い知らなかったそうです!


さて、歓迎会は自己紹介が終わり、2年生による研究所の紹介VTRの上映や、チーム対抗のジェスチャーゲームが行われました。
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                                        最後は2年生から1年生へ何やらプレゼントが。
中身は型取り等で使うスクレーパー!なにかと出番の多い、持っているととても便利な道具。
2年生達の経験が生かされた素敵なプレゼントですね!
他にも研究所周辺のお店などの情報が載った地図や研究所のメンバー表など心のこもったプレゼントが手渡されました。

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楽しい時間はあっという間に過ぎて、歓迎会はお開き。
2年生は準備お疲れさまでした!そして助手の横山さん、新入生の皆さん、これからよろしくお願いします!
来週から早速授業が始まります。本年度も頑張っていきましょー!(K)

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2011年3月以前のブログは旧ブログ「富山ガラス造形研究所の日々」(エキサイトブログ)でご覧いただくことが出来ます。

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