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学校ブログ [ 2013年12月 ] アーカイブ

最後は隔年で実施される集中講義の「ガラス材料学」と「ガラス工芸史」です。

「ガラス材料学」
 専門的な講義なので、気を抜くと話しについていけなくなりますが、普段の制作中の疑問が腑に落ちます。ガラスという素材に対する興味が増しました。(造形科2年:MI)

 ガラスに対しての考え方が、大きく広がる授業だと思います。化学技術の視点からのガラスの持つ可能性や現代社会でのガラスの役割を教えて下さるので、美術工芸の視野以外からガラスについて考えられました。(研究科1年:SI)


「ガラス工芸史」
 自分の知らない作家さんや作品、知識や歴史に出会うことが出来ます。先生の意見がとても新鮮で、多くの作品を見て行くうちに自分はガラスのどんなところに惹かれるのか気付かせてくれます。(造形科2年:KS)

 紀元前のガラスの話から始まり、現代のガラス作家の話、日本の工芸の流れなど詳しく歴史が学べました。工芸の歴史を学ぶことで、現在、自分が制作していることについて改めて考えることが出来ました。(研究科2年:CK)


 以上です。
 このアンケートは5月の終わりに実施したものです。造形科1年生は入学してから2ヶ月ほどの時期でしたのでまだ授業回数も少なく大変だったと思います。
遅くなりましたが、学生のみなさんご協力ありがとうございました!同じ授業を受けながらも感じることはそれぞれのようです。入学を検討中の方の参考になれば幸いです。(A)

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続いて毎週金曜日の基礎造形「平面」と「立体」の授業です。

「平面」
 先生のお話があちこちに飛ぶのが面白いです。好奇心を持って観察すると新しい発見があるということ、面白がることが大事というのは、これからガラスで造形をしていく上で大切な基盤になると思います。(造形科1年:MT)

 平面の授業での様々な発見が、他の制作、作品にとても影響を与えています。美術とは?造形とは?ガラスとは?たくさんのことを考えられる授業です。(造形科2年:YK)

 ガラス以外のアプローチで自己表現を考える場。西先生のパワフルでポジティブな言葉に引っぱられて自然とみんなやる気になっていた。自分を見つめ、人を見つめることがこんなにも楽しいとは思わなかった。(造形科2年:NY)

 この授業はもう一度受けたい授業No.1です。自分の興味や探求心に従って、あらゆることをリサーチしてゆきます。先生の知識量が本当に膨大で、どんなパスを投げても返してくれるのが面白いです。(研究科1年:ST)

 創作意欲をくすぐられる数々の課題とそれにまつわる西先生のお話は思わず手を止めて聞き入ってしまうほど。その時だけに終わらず1年後、2年後に思い出してハッとさせられることも多々あり、私にとっての知恵の泉です。(研究科2年:TF)
 
 

「立体」
 先生に制作工程を教えて頂いて、あとは各自自主的に作業するので、自身の気持ちが大切になってくると思いました。あきらめない気持ちと継続していく力が身に付くと思います。(造形科1年:RS)

 立体の授業では立体造形の基礎だけでなく、作品を制作し、発表するまでの流れも学ぶことができます。自分たちで実際に展覧会を企画し、一般の方々に見てもらうことで多くの刺激を受けたのが印象的です。(造形科2年:YS)

 粘土や石膏などキルンワークでガラスを形作るための技術を学ぶことも出来る大切な授業です。後期のグループ展に関するマケット制作や準備、制作は今後の自分に生かされる重要な取り組みです。(造形科2年:YK)

 立体の授業の一環として、美術館で展示会ができたのはとても良い経験になり楽しかった。お客さんの生の声を聞くことがいかに貴重で、またそれが喜びになるということが分かった。(造形科2年:KT)

 当初は基礎的な造形を学ぶ授業という気持ちでスタートしましたが、課題をこなしていくにつれて、造形的感性や、知識量を増やしていく必要性を感じました。(造形科2年:ES)

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次はコールドワークです。

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 ガラスの切断、研削、研磨の過程を経て、作品がガラス特有の美しい輝きを帯びていくのが非常に面白いです。地道な作業が多く時間もかかりますが、かけた労力だけ美しい輝きが出せるのでやりがいがあります。(造形科1年:TK)

 日本にいながらチェコの先生に教わることができるのはとても貴重だと思います。自分自身のバックグラウンドについても考えるようになりました。(造形科2年:MI)

 コールドは磨きの工程など、時間も根気も要る作業だ。当初はそれを苦痛に感じたが、クラスメイトの「ガラスってそういうものだよね」の一言が私の中にストンと落ち、それ以来コールドワークが好きになった。(造形科2年:KT)

 課題を通してコールドの基本的技術を身に付け、また新しい考え方やアイデアを見つけることができる。チェコから来たガラス作家でもありパフォーマーでもある先生はユニークで興味深いアドバイスがもらえる。(造形科2年:SW)

 この授業の中でコールドワークの難しさをたくさん味わったが、その味わった分だけ栄養となり、仕上げまでのこだわりや、自分の好きな方法を深く深く追求する楽しさを知った。未だ知らない新しい自分や世界に行ける気がする。(造形科2年:NY)


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次はキルンワークです。

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 様々な色ガラスの粒を自分自身が作った石膏の型に詰めていく仕事が好きです。パート・ド・ヴェールは細かい色使いで身近なものがリアルに表現できるので作品を見た時はいつも感動します。(造形科1年:NS)

 パート・ド・ヴェール、フュージング、キャスト、どの課題でもつまずいた時は先生たちが相談に乗ってくれました。同じテーマから生まれたとは思えないクラスメイトたちの個性豊かな作品にも刺激を受けます。(造形科2年:MI)

キャストの授業では「形態」をテーマにした課題に取り組み、「形」というものに初めてじっくりと向き合ったように思う。模索し続ける中で自分から形が生まれた時はとても嬉しかった。(造形科2年:KT)

 どのように制作しているんだろう?と不思議に思っていたものの作り方などを知ることができて、勉強になりました。形や物に対してのとらえ方などを改めて考えることができる授業でした。(造形科2年:SK)

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続いて「ホットワーク」です。

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 初めてのことばかりで分からないことの方が多いけれどとても楽しい。ガラスに触れていく中で、少しずつできることが増えていき、早く色々な形のものを作ってみたいなと毎回わくわくしています。(造形科1年:CS)


 溶けたガラスを扱うのはとても難しいですが、少しずつ形になっていく喜びはとても大きいです。前回出来なかったことが次は少し出来るようになったり、自分の変化がわかる授業です。(造形科1年:AN)

 鉄は熱いうちに打てと言いますが、ガラスも然り。集中力と判断力と想像力が必要になる作業だと思います。思うように形になってくれない感じは、まさに人間と向き合っている感覚になります。(造形科1年:ST)

 ホットの授業では連なる形や、器などの基本的な技術を多く学ぶことができます。ガラスの巻き方や道具の使い方などすべて一から学習できるので、初心者でも楽しく吹きガラスを学ぶことができました。(造形科2年:YS)

 与えられる課題はどれも頭を使う内容で自分と向き合う良い機会になる。吹きガラスの持つものづくりの可能性と制作時のライブ感はとても魅力的。また、作品の見せ方や展示方法についてなども勉強になる。(造形科2年:SW)

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 それでは授業ごとに紹介していきます。まずは前期の「選択授業」から

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「ステンドグラス」
 個別の物質としてのガラスではなく、空間におけるガラス。他の物が存在して初めてガラスの存在意義が確認出来るということを学びました。(造形科1年:ST)
「金属加工」
 直接ガラスとは関係ないように思えますが、展示台を作ったり、作品のパーツを作ったり、ガラスを扱うためのツールを作ったりと、制作の幅を拡げることができる。ガラスでは作る事が難しい大きなサイズの作品も金属加工ならチャレンジすることができる。(造形科2年:KW)
「バーナーワーク」
 入学するまで本や図録などでしか見ることができなかった松島先生の作品や制作する姿を目の前で見ることができて感動しました。(造形科2年:SK)
「ステンドグラス」
 基本的な技法を学ぶことができましたが、それ以上に講師の八田先生の仕事としてガラスと関わることの心構え、作品を作る時の気持ちの持ち方を教えて頂くことが出来て、今後作品を作る上で参考になりました。(造形科2年:ES)
「金属加工」
 私は電動工具や溶接など、怖そう、難しそうと食わず嫌いだったが、あえて挑戦することで苦手意識が減り、逆にガラスと金属の組み合わせや、展示台の作り方など応用力がついた気がする。(研究科2年:TF)

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 平成26年度造形科の入学試験願書の受付が始まりました!
例年は1月から受付開始なのですが、今年度は12月16日からすでに受け付けております。
詳細は新着情報からご確認ください。

 年内の受付業務は本日で終了しておりますが、年始は6日(月)から再開致しますので、ご不明点などあれば6日以降にお電話、メールでお問い合わせください。


 さて、当研究所では毎年、学校カタログを作成しておりますが、皆さんはご覧になったことがあるでしょうか。カタログでは研究所の行事や授業の様子、卒業後の進路、卒業生の声などを紹介しています。

(2013年学校カタログを送付希望の方は住所・氏名を記入した角2号封筒(200円切手を貼付のこと)を同封して当研究所へご請求ください。〒930-0143 富山市西金屋80番地 富山ガラス造形研究所 宛て)

 今年度の学校カタログでは各授業の内容を詳しくご案内していますが、学生に各授業についてのアンケートを実施し、学生の声も紹介しています。自分が印象に残っている授業について「今の自分に活かされていること」「どんな授業だったか?」「授業で発見したこと」「後輩へのアドバイス」などを自由に記入してもらいました。カタログをお持ちの方には見ていただいていると思いますが、残念ながらスペースの都合上、すべてを掲載できませんでした。

 このブログでも時々、授業の様子はお伝えしていますが、学生の声を直に聞く機会はあまりありません。そこで、この場を借りてご紹介させて頂きます。一部、カタログの内容と重複しますがご了承ください。(A)

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12月19日、研究科1年生と研究生イダさんの中間講評会がTIGAギャラリーで行われました。
今日は、10月から行ってきた制作の成果を発表します。後期の授業では、月に1度行われている研究科チェックが既に3回行われています。その先生方の意見やアドバイスを元に制作を続けてきました。
普段は各自のテーマに合わせた制作や実験を行い、オリジナリティーのある作品制作を目標としています。さて、今年最後の講評会はどんな様子だったのでしょうか。

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幼い頃に集めたシールの"コレクションブック"を元に表現しました。何事にも好奇心旺盛で夢中であった幼い頃の気持ちを思い出し制作したそうです。鑑賞者それぞれがどのような考えを持つのでしょうか。ガラスの塊の中に置かれたイメージはそれぞれの人によって受け留め方が異なります。是非、今回の成功を次に繋げていって下さいね。
右の作品は、"窓"を1つの額縁として表現しました。窓枠で小さく切り取られた間に風景と光を楽しむというコンセプトで制作されたものです。枠の中には11個のガラスの球が設置され、窓の向こう側の景色が球の数の分覗くことができます。
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水平器を空間に設置したインスタレーション作品です。水平器は正確な水平を測るために用いられます。時に完璧に表示された水平線、垂直線を見たとき、美しさを感じます。その美しさを体感できるような作品を目指したそうです。
そして右側の作品は、ガラスの塊とガラス裏側に施された塗装部分の構成が興味を誘う作品です。台座とガラスの組み合わせも個性があって面白いですね。
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水墨画から着想を得たという研究生イダさんのインスタレーション作品です。日本の美意識の1つである質素で静かな"わび・さび"を表現しました。手によって作られた自然な線の形、全体としての線の繋がりが面白いです。ホットワーク技法を用いて、ガラスと鉄粉を組み合わせた実験的な制作から完成させました。
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イダさんは3ヶ月にわたって研究所で研究制作を行ってきました。この講評会を最後にデンマークに帰国されます。制作を共に行うことで、制作に対する姿勢を学び、国際的な視野を広げることができました。帰国後も、研究所での経験が新しい作品展開に繋ながって行くことを期待します。
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研究科1年生は、滞在作家ベンさんの制作をお手伝いしたり、また指導を受ける機会がありました。普段の制作外における積極的な努力が成果として作品にも表れているのではないかと考えます。 
今日の講評会で得たことを活かし、自分が本当にやりたいことを見つけていって下さいね。素晴らしい仲間とお互いに刺激し合いながら、来年も頑張ってください!!!(E)  



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HOT1 講評会


 今日は造形科1年生のホットワークの講評会です。
 今回の第3課題は「リスペクト:尊敬する人、作家、賞賛する物・事からインスピレーションを得て制作する」です。

 11月の初めからスタートしたこの課題は、まず自分のリスペクトの対象を明確にして、各自でリサーチをすることから始まりました。
中神先生からは「これについては私に何でも聞いて!」と言えるくらいリサーチするようにとの言葉が。

 続いてそのリサーチ結果をみんなにプレゼンテーションしました。
時間は一人5分です。長いようで短い? 短いようで長い? 話すことが上手かどうかよりも、事前の準備が大切ですね。
それぞれが何に興味を持っているのか、何を大切にしたいのかがわかると制作のアシスタントもやりやすくなるし、行き詰まった時にも相談できるので解決策も早く見つけることができます。

 4月に初めてガラスを触ったという学生も多かったのですが、みんな動きがスムーズになってきました。アシスタントに何をしてほしいかを明確に伝えて作業は順調にすすんでいきます。アシスタントする方も手順を確認しながら、時には的確なアドバイスも飛び交います。まだまだ一人ではできないこともたくさんありますが、お互いに協力し合って制作しています。やはり吹きガラスの作業はチームワークが大切です。

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 ホットワークの制作中には自分が形やサイズを確認するため、アシスタントの人にプロセスを伝えるためにこのような「テクニカルドローイング」を貼り出しています。
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 これらをもとに完成した作品がこちらです。

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その他の作品と講評会の様子をご紹介します。
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 今回は作品のタイトルと作者名がわかるようにキャプションをつけて展示をすることになっていました。
情報としてわかりやすく、でも作品を鑑賞するのに邪魔にならないように。文字の大きさは?位置は?しっかり考えられたでしょうか。
別の課題で使ったものを使い回している人もチラホラ・・・今回の作品イメージをキャプションに取り入れてみたり、どこかのショップのように演出したりといった工夫も見られました。
学生の1人から「キャプションも作品の一部だと思う」という意見も出ていました。タイトルやキャプションの存在が作品を引き立たせてくれることもあれば、足を引っぱる要因になることもあります。次回はその点にも意識をむけてみてください。

 ここで学んでいる学生は年齢も、出身も、経歴もバラバラです。ガラスに興味を持ったきっかけも、ガラスで何がやりたいかも様々です。みんなそれぞれが違った視点でクラスメートの作品を見ています。先生も助手も含めてです。 残念ながら1人20分の講評では、ひとつの作品に一人一人が意見をいう時間はありません。せいぜい4〜5人といったところでしょうか。先生も講評中におっしゃっていましたが、たった4〜5人の意見の中に正解がある訳ではありません。時間がなくて自分の意見を伝えられなかった人もいると思います。他の学年や先生、それに研究所外の人に聞いたら、まったく違った意見も出てくるかもしれません。この講評で出てきた意見は受け止めながらも、それに捕われ過ぎず次につなげていってください。(A)

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10月21日から始まり、6週間に渡って行われたアーティスト・イン・レジデンス事業が12月3日に無事終了いたしました。今回、アメリカ出身のガラス及びミクストメディア作家ベン・ライト氏が研究所に滞在しながら制作活動を行いました。滞在期間には作家紹介のための公開講座や公開制作、成果発表の場である作品展覧会が開催され、学生をはじめ多くの方々との交流を図ることができました。
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以前、生物学者としてご活躍されていたベンさんですが、今回、滞在制作の作品展覧会では、人間と自然が共存する"生態系"をテーマとしました。メインの作品は、富山の生活を通して出会ったお米、盆栽、日本海の海水、神通川の河川、動物や菌類、餅、生活で不要となった廃棄物などをガラスと組み合わせた人間と自然がお互いに相互作用するエコシステムを表現したものです。この展示空間には"時間"という枠組みが加えられ、来場者の方々に時間の経過によって変化する生態系の循環システムを直接体験していただく場となりました。"米と人間"の共進化に係わる作品が展示会場に数点並びました。
ベンさんにとって、レジデンスハウスの周りに広がる美しい田園風景から受けた感動と、米を主食とする日本文化の影響はとても大きかったようですね。
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展覧会のオープニングでは、"泡庭"というタイトルが付いた生態系の一部となるパフォーマンスも行われました。富山における生活を元にして制作されたその作品には、富山各所の美しい自然が、ベンさんの感覚を通した形で作品に活かされています。続いて来場者の方々にも生態系の一部となる体験を楽しんでいただきました。
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ファンタスコープの作品は、"米と人間"が共に進化してきた変遷が3つのテーマで表現されています。それは、米細胞の進化、近代までの農耕の歴史、色の異なる稲を用いて田園に表現された絵画というテーマで分類され、鑑賞者自身が円盤を回転させ、壁に映写されたアニメーションによって変遷を理解する作品でした
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展覧会開催後には、時間によって変化する作品のデータ収集と同時に、学生との個人面談や制作の指導などに引き続き携わっていただきました。今年度のレジデンスプログラムでは、ベンさん自身のご意向にもより、学生や地域の皆さんと交流する多くの機会や場をもつことができました。この成果が滞在期間終了後も作品だけでなく様々な形で残っていくと考えます。この6週間、ご協力してくださったガラス工房のスタッフの方々、研究所の先生、学生の皆さん本当にありがとうございました。そして私達に制作に対するエネルギーを与えてくださったベンさんに心より感謝したいと思います。ありがとうございました!! (E)



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今日はかなり冷え込み、富山は朝から雪が舞っています。

さて、今回は先日行われた、造形科1年生キルンクラスの講評会の様子をご紹介します。
今回の課題は『フューズスランプの技法を用いて、板ガラスを使い、オリジナルの表現を探る』というもの。

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板ガラスという同じ素材を使ってもその表現方法は無限大!
自分の表現とは異なる他の学生の作品にみんな興味津々。学生同士で自然と意見や質問が飛び交います。
こういった意見交換は、作品をより良いものにしていく上でとても大切なことです。
自分では気付かなかった自分の作品の良さや、新たな一面を発見することに繋がります。




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学生から一通り意見が出終わったら、渋谷先生からそれぞれコメントを頂き、ピリッと締めていただきます。先生も仕上がった学生の作品に興味津々!



さて、ここからは学生達の作品のいくつかご紹介!

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こちらは器の作品。
ガラスの粒を板ガラスで挟んで焼成し、中に閉じ込めています。
器の表面ではなく内部にツブツブがあって面白い表現になっていますね!






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こちらは板ガラスを溶着し、そこからこの形を削り出しました!
ガラスを削るのは想像以上に大変な作業ですが、異素材と組み合わせたりして、綺麗な仕上がりになっています。







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こちらは細い棒状のガラスを型に入れて溶着させた作品。
触ると崩れてしまいそうな繊細な作品です...!ここから様々な発展が出来そうです。

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虫のような不思議な生き物(?)が!!
模様が入った板ガラスを重ねて溶着し、カットを入れたり磨き上げることで面白い表情が生まれています。
溶けたガラスのヌメっとした質感が活かされていますね。

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こちらは板ガラスの帽子です。
実際に被ることが出来るんですよ!
板ガラスがたわむ際に自然に生じるしわが面白い効果になってます。








最後に渋谷先生から、自分がやりたいことを追求して行く一方で、現代社会が求めているものにも目を向けることも大切という総評を頂き、講評会は無事終了。
しかし、もうすでに次の課題が迫っています!次の講評も期待しています!みんな頑張れー!(K)


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2011年3月以前のブログは旧ブログ「富山ガラス造形研究所の日々」(エキサイトブログ)でご覧いただくことが出来ます。

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