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一週間のワークショップも気付けば今日が最終日...!
楽しい時間はあっという間に過ぎて行ってしまいますね。
今日は学生も教職員も朝から色んな場所で作品展示の準備に大忙しです!

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こちらでは5日目に行った「ぐるぐるプロジェクト」の成果を発表するための準備をしています。



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「いろは」の作品もいよいよ最終段階ですね。



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一方、こちらでは料理班がフェアウェルパーティーの仕込みの真っ最中。
どんな料理が出来上がるか楽しみです。



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ギャラリーでは、先生方や助手が総出でいろはの作品の展示の準備をしています。
作品の背景となる壁に黒い布を取り付け、マットさんが作って下さったフレームを配置します。





ギャラリーの準備がある程度できたところで、一度ギャラリーに全員集合。
ガラスをフレームに取り付ける前にヘレンさんとマットさんに学生からのプレゼントが!

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今回のワークショップをイメージして学生がデザインしてくれたTシャツです!
二人ともとってもお似合いです!
学生からの突然のプレゼントにヘレンさんもマットさんもとても喜んで下さいました!




さて、ここから気を引き締めて作業に取りかかりましょう!

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学生達がブローで作ったパーツをピースを接着した板ガラスを慎重にフレームにはめ込んでいきます。
そして学生達が見守る中、ついに......


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すべてのパーツが一つに!!!今回のワークショップのまさに集大成と言える作品の誕生の瞬間、ギャラリーは大きな歓声に包まれました!!!!

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完成を見届けた後、今度は場所を移して、今回のワークショップ中に出された課題の成果を学生達に発表してもらいました。

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今回の課題で学生達は、どうしたら上手くいくのか、問題を克服するためにはどうすればよいのか、という「考える力」を身につけることが出来たのではないでしょうか。


最後にもう一度ギャラリーに戻り、学生からの感想を聞いた後、ヘレンさんから今回のプロジェクトの総評を頂き、ワークショップの全日程が終了しました。

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しかし、まだ全てが終わった訳ではありません!
この後開催されるフェアウェルパーティーに向けて、学生達はラストスパート!
みんな頑張れー!

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そしていよいよパーティがスタート。
妖しくライトアップされた会場にたくさんの料理と、すごくイケてる服装の学生や先生方が集結!
そして沢山食べて沢山笑ったあとは、「チャンバラ・バトルロワイヤル」!!
外に出て、先生も学生も入り交じり、激しい戦いが繰り広げられました!

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そして、そのあとはヘレンさんとマットさんにプレゼントを渡し、お二人のサインをいただいて、最後に全員で写真撮影。
学生達からの心温まるプレゼントにお二人ともとても喜んで下さいました!やったね!

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そして、以上で2013年秋のワークショップが無事閉幕。
今回のワークショップは考える事に重点を置いた内容で、学生達はひと味違った課題に頭を抱えながらも、楽しみながら取り組んでいたように感じました。
この経験は学生達にとって大きな財産になることと思います。



ヘレンさん、マットさん、素敵なワークショップをありがとうございました!またどこかでお会い出来る事を願っています。
学生達も先生方も本当にお疲れ様でした!!

さぁ!明日から平常授業が始まりますよ!
今日一日ゆっくり休んで明日からまた気合い入れて頑張りましょー!!!!!!!(K)


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秋のワークショップ6日目の今日もオープンデーです。
ヘレンさんのデモンストレーションは10時から始まりました。まずは昨日と同様に断面がカタカナの「ト」「ヤ」「マ」になるケーンを制作します。
まず、ベンチに座るヘレンさんの前にある白い板の上に、中心が白いケーンを並べていきます。ヘレンさんの左に置かれているのはノートパソコンです。ベンチにパソコン(?)ってあまり見かけない光景です。

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 ヘレンさんはこんな画面を見ているのです。
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 このようにケーンワークのシュミレーションができるサイトがあるそうです。色や並べ方や、ねじり具合を設定すると、どんなケーンになるか見ることが出来ます。そのケーンを使って作る形(コップやボウルなど)を指定すると、その完成形も見ることが出来るようです。




 昨日のデモンストレーションでは大きなスクリーンに映し出して紹介してくれていました。
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 見逃した学生も多かったと思いますが、インターネットで virtualglass と検索すればすぐに見つけることができます。興味があれば調べてみてください。






 並べたケーンが温まったら、画面を確認しながら組み立てていきます。
最後は本郷先生とSean先生の手で見事なケーンが完成しました。無事に「ト」「ヤ」「マ」が揃いました。右下の写真は「ト」です。ねじっているのでわかりづらいのですが、小さな白い点だけ追ってみてください。もし写真を拡大できるならぜひ、大きくしてみてください。見えましたか?
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 金工室の外ではマットさんが展示用のフレームの制作を進めてくださっています。もしかしたら見えないかも(!?)という細かいところまで手を抜かない職人肌のマットさん。素敵なフレームはほぼ完成です。
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 再びホットショップです!
今度は「ト」「ヤ」「マ」ケーンをロールアップするようです。7つの「ト」「ヤ」「マ」の間には透明ケーンが入るように並べました。すべて並べ終わったら巻き取って吹いていきます。最後はクチを広げてシリンダー型になりました。
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 それから今日は学校説明会も行われました。お越し下さった皆様ありがとうございました。春と夏に続き、今年度3回目の説明会でしたが、学生の作品をご覧いただけるのは、この秋のワークショップ中の説明会だけです。より深く当研究所についてご理解頂けたのではないかと思います。
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 そんな中、ホットショップではヘレンさんの制作は続いていました。
教職員は説明会の対応で手が離せません。そして一部の学生は明日のフェアウェルパーティーの準備に忙しそうです。でも、手の空いている学生がヘレンさんのアシスタントに入ってくれて制作は順調に進みます。
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 ワークショップ3日目で思うように出来なかったことをやり方を変えて再挑戦です。切断面にヘレン(helen)と筆記体で現れるような形体を作ります。Sean先生に指導を受けながら、1年生もアシスタントとして活躍中!制作中のガラスはこのくらいの大きさになると、かなりの熱を持っています。ヘレンさんの手元が熱くないように、かつ制作の邪魔にならないように「パドル」という木の板で火よけをしています。




 ワークショップ6日目も無事に終わりましたが、最後に全員でレクチャー室に集まって「いろはプロジェクト」の進捗状況と、明日のスケジュール確認です。コールド加工まで終わっている文字を青丸で、板ガラスへの接着まで終わっている文字は赤丸で囲んであります。みんな順調ですね。お疲れさまでした。
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 いよいよ最終日の明日はギャラリーとレクチャー室を使って今回のワークショップの成果を展示します。
残り1日がんばっていきましょう!!(A)






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やってきました秋のワークショップオープンデー&学内展!
天気は快晴!見事な秋晴れで絶好のワークショップ日和です!

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午前は主に学生の制作時間。今日の課題は、ヘレンさんご自身のプロジェクトの1つでもある、「1個のシリンダーを吹き上げるまでに吹き竿が何回転しているかを調べる。また、その測定方法を考える」というもの。
その名も「ぐるぐるプロジェクト」!
学生達はグループごとに案を出し合い、様々な方法で取り組んでいました。

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しっかり測定できたかな?
最終的な結果はバラバラでしたが、多いところは、なんと1400回転もしていました!
普段、器を作っている時は全く気にしていませんでしたが、ガラスと人体の動きの関係性って面白いですね!


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       コールド室では、学生達が昨日吹いたガラスの加工作業の真っ最中。
試行錯誤してつくった大切なピースなのでみんな慎重に作業をしています。


また、今日はオープンデーということで、ヘレンさんのスライドレクチャーも行われ、県内をはじめ、県外からも多くの方が参加して下さいました。

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さて、午後からはヘレンさんのデモンストレーションです。
断面がそれぞれカタカナの文字(ト、ヤ、マ)に見えるレースケイン(レース状の模様が入ったガラス棒)を制作します!

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これが元になるケインです。白く色の付いたケインを並べて文字を作ります。


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断面が文字の形になるように竿の先端にケインを付けていき、透明なガラスで閉じ込めます。



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そのガラスを捻りながら細くのばしていくと...。

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こんな素敵な模様のレースケインが出来上がります!!
ベースにする文字を変えるとレース模様も変化していくのがとても魅力的でした!








学内展も今日からスタートし、教室、ホール、ギャラリーでは、それぞれ造形科1年生、造形科2年生、研究科が作品を展示しています!

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       見応えのある作品ばかりで、学生達の半年間の努力が伺えます。


明日も引き続き、ワークショップオープンデー、学内展、そして学校説明会も開催されますので、興味のある方は是非この機会にお越し下さい!
最後になりましたが、本日足を運んで下さった皆様に心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!(K)



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ワークショップ4日目。
今日もヘレンさんのデモンストレーションから始まりました!

IMGP4033.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像ヘレンさんが持っているのは昨日作っていた「プリンス・ラパートの滴」。
これは細い部分を折ると破裂して粉々に飛び散るという、ちょっと怖い性質を持っているのですが、今回はその性質を利用した作品をつくっていただきます!

IMGP4039.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像細かいガラスが飛び散るのでヘレンさんも完全防備でデモがスタート!


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プリンス・ラパートの滴を墨汁に浸し、内側に紙をつけたパイプの中で破裂させます。すると...

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墨汁によって、紙にガラスが破裂した瞬間の様子がくっきりと描かれます!
水しぶきのような模様がとても素敵ですね!



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引き続きプリンス・ラパートの滴を使ったデモンストレーション。今度はガラスの筒の中で破裂させる作品を見せて下さいました。

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中で破裂したガラスが熱によって筒の内側について、とても綺麗です!



その後、使う手を普段と左右逆にして作業する様子も披露して下さいました。
難しそう...!!
今日は、学生達も同じ様に左右逆にして作業します。

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ヘレンさんのデモの後は、スタニスラフ先生による、ヘレンさんがつくったピースを用いた接着のデモです。

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半分にカットしたピースを板ガラスに接着していきます。
接着したピースに光を当てるとガラスの切断面が光って「A」「&」の文字がくっきりと見えます!



さて、午前中残りの時間は学生の作業時間!
使う手を左右逆にしてシンプルな形の器を制作します。
うまく出来るかな?

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午後からは、引き続き文字作りです!

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何の文字になるのかな??


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ブローでの作業を終え、加工作業に入る学生も多くなってきました。


そして学生達が作業している裏では、ヘレンさんのパートナーであるマットさんが大きな鉄のフレームを制作して下さっています。
この枠の中に学生達が作った文字がセットされるようです。

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最後、どんな展示になるか楽しみですね!


今日は内容の濃い一日でした!皆さんお疲れさまでした。
さぁ、明日はいよいよワークショップオープンデー初日!
ヘレンさんのデモンストレーションや学生達の作業風景等を間近に見る事が出来ます。
学生達の作品が一堂に会する学内展もスタートします。
皆様お誘い合わせの上、ぜひぜひお越し下さい!(K)

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造形科2年生キルンクラスの展示会"GLASS STORY"の会期が延長致しました。

延長期間は明日927日(金)から106日(日)までです。

なお、105日(土)と6日(日)は時間通りオープン致しますが、その他の日は、お越し頂く前にギャラリーまでご連絡下さい。都合により、在廊していない時間帯等があります。

また、新作も出展していますので皆さん是非お越しください。(E)

DM2013.jpgGLASS STORY

富山ガラス造形研究所キルンクラス展

延期期間:2013927日(金)〜106日(日) 
11時~19時 水曜日休廊 
 *お手数ですが、105日(土)、6日(日)以外は事前にご連絡下さい。

マイルストーン アートワークス

富山市二口町1-9-2 アールビル2F

Tel&Fax 076-493-9777

http://www.milestone-art.com/


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さて、ワークショップ3日目の今日は、昨日と同じくヘレンさんのデモからスタート!!
と、いう事でホットショップに行ってみると何やら不思議なものが...
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これは何だろう??
という疑問を残し、ヘレンさんのデモがスタート!!


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今日も吹きガラスで文字を作っていただくのですが、今日の文字はヘレンさんの「helen」を1つのピースで作るというもの。
出来るか分からないけど、挑戦してみるという事で、見せていただく事に!

かなり難しそう!!
結果的に、ヘレンさん自身あまり納得のいくものが出来なかったようですが、それでも学生達からは拍手が沸き起こりました!!



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そしてヘレンさんのデモ中、反対側のベンチでは中神先生が何やら準備中。 


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中神先生が溶かした色ガラスを、一番始めにご紹介した不思議な筒の中へ落とすヘレンさん。

これは、「プリンス・ラパートの滴」(プリンス・ルパートの涙)と呼ばれるモノを作っている様子なんです。
溶けたガラスを冷水に落とし急冷する事で、ガラス内に特殊な力がかかった状態になるのですが、
この涙型に作られたガラスは、細い部分を少し折るだけで、全体が爆発するように粉々に砕けるという
少し変わったガラスになります。
初日のスライドレクチャーの中で、この「プリンス・ラパートの滴」が粉々になる様子の写真を見せていただいていたので、今回のワークショップ中に見せていただけそうです!!



今日は、ヘレンさんのデモの後に、スタニスラフ先生のデモもありました。
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今回、みんな吹きガラスで作った作品を切って文字にするという事なので、どう切ればいいのかというデモを見せていただきました。



デモの後は、学生達の作業時間。
午前中は、昨日は「利き目」でしたが、今日は「利き足」をあまり使わずブローしてみようという事で、靴の中に異物を入れてブローする事に!
残念ながらその写真はないのですが...みんななかなかやりにくかったようです。
普段当たり前になっている、体の動きに制約を付ける事で、みんな何か発見する事は出来たかな?!


午後は、昨日と同じく文字作り!
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彼は、「え」らしいです。どうやって作るのでしょうね〜


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昨日、吹きガラスで作れた学生は加工の作業も初めていました。
うまく文字になってるんでしょうか?完成が楽しみです!


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スタニスラフ先生が持っているのも学生が作ったものなんですが...どの文字かわかりますか?
ちなみに写真のものは上下逆です。


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学生達が作業している間、別の部屋では、ヘレンさん達がなにやら準備中。
どうやら、学生達が作っている文字の最終の展示の準備のようです。


明日で、ワークショップも折り返し!
かなり内容の濃い今回のワークショップ。学生達も楽しめているようですが、このブログを見ていただいている皆さんにも直接見て楽しんでいただきたいという事で、今回も28、29日の土日にオープンデーを開催します!!
同時に学生達の作品が見られる学内展、学校説明会も開催します!!
詳しくはこちらの新着情報をご覧下さい!秋のワークショップ・学内展・学校説明会のお知らせ

皆様のお越しを心よりお待ちしております!!(G)

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2日目はホットショップで、ヘレンさんのデモンストレーションから始まりました。
昨日のブログでも紹介したように今回は学生に断面がひらがなになるような形を作るという課題が出ています。ヘレンさんがどんな感じかをやってみせてくれました。作ってくれるのはこれ!
 「A」と「Z」だけではありません。「&」もいれて3つの文字をつくります。

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 このように制作手順がわかるようなテクニカルドローイングも準備されています。これがあることで効率的に作業をすすめることができます。今回はグループワークなのでアシスタントにとっても重要です。次にどんなことをするのか明確になります。
 昨日はスライドレクチャーの他に、黒板へ書きながら説明をしてくださいましたが、実際に制作のプロセスを見せてもらうことでよく理解できました。



 そして今回は最後にみんなが作った文字を、すべて並べて展示するのでサイズも重要です。
ヘレンさんもパスで測りながら、ドローイングを当てながら、シビアに大きさの調整をしていきます。学生のみんなも「だいたい・・・」ではなくしっかりサイズを意識して制作してくださいね!!

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 左側がA、右側が&です。これを切断すると文字が表れるはずです。楽しみですね。


 デモンストレ―ションのあとは学生のブロータイムです。
昨日の午後に学生全員の「利き目」「利き足」「利き手」を調べました。「利き手」は自己申告ですが、「利き目」「利き足」については自分がどちらなのかわかっていない学生がほとんどです。ヘレンさんの独自の方法で調べた結果をもとに午前の残り時間はちょっと変わったブローをしました。
 今日、挑戦するのは「利き目」を隠した状態でのブローです。15分で出来るシンプルな形をいつも通りに作ってみたあとで、「利き目」を隠して同じように作ってみます。さぁ上手くできるのでしょうか?学生オリジナルのアイパッチにも注目です。
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 いつもは上手にブローする2年生や研究科の学生もポンテが中心につけられず、まわりから「ずれてるよ〜」「もっと右!」など声をかけられて苦笑い。難しそうですね。



 引き続き、午後は「いろはプロジェクト」です。このワークショップでは全学生が4つのグループに振り分けられています。1グループが約10人、造形科1年生も2年生も、研究科も混在したグループです。むずかしい文字を担当する学生は友達に相談しながら作り方を検討していきます。経験がない形も上級生のサポートによって完成させることができました。
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 ちなみに学生はこのように文字を作ろうとしています。
IMGP3308.JPGIMGP3434.JPG 「ま」と「ふ」のドローイングです。わかりやすいですね。成功を祈ります!

 朝晩の涼しさに秋を感じる富山ですが、今日のホットショップは暑かったですね・・・
今日の富山の最高気温は31度。そんな中みんながんばりました!!
でも明日の予想最高気温20度だそうです。そういえば風邪気味の人もチラホラ。ワークショップはまだまだ続きます。体調管理をしっかりして最後まで楽しみましょう。(A)




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本日から富山ガラス造形研究所秋のワークショップが始まりました!!

今回お招きしたのは、アメリカを拠点に活動していらっしゃるヘレン・リーさんです!
デザイナーとして、教育者として、また吹きガラス作家として幅広くご活躍されている方で、
本研究所准教授のショーン先生のご学友でもあります!

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ワークショップ1日目は、ヘレンさんの自己紹介も兼ねてスライドレクチャーからはじまりました。

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ヘレンさんは、人間の身体性と言葉や文字の関係性をテーマにし、主に吹きガラスの技法を用いて、コンセプチュアルな作品を制作されています。
上の写真は、1個のタンブラーを完成させるまでに、吹き竿が何回転しているかを検証するために撮影された映像の一部。
画面がブレているときほど竿を早く回している=ガラスが熱い、というように映像から身体の運動とガラスの状態の関係性が見て取れます。




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これらの写真は文字(アルファベット)をモチーフにした作品です。とても美しいですね!
上は、文字の形体と色の関係性をテーマにした作品。下は、断面がアルファベットに見えるムリーニで作ったレースケインです。
他にも多くの作品を見せて頂いたのですが、どの作品も洗練された印象で、また、発想や考え方がとても面白く、日常何気なく使っている言葉や文字に意識を向ける良いきっかけになったようにも思います。




さて、午後からは、ワークショップ1週間前から学生達に出されていた宿題の確認と、身体の動きに関する実験と検証を行いました。

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こちらは宿題の一つで、断面が平仮名になる形を吹きガラスの技法でつくるためのアイディアスケッチです。
一口に平仮名と言っても、その形を吹きガラスで作るとなると複雑なものも多いのですが、学生達は試行錯誤してたくさんのアイディアを持ち寄ってくれました!

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こちらは、身体の動きに関する実験の様子。
利き手で名前を書き、その書いた文字と合わせ鏡になるように逆の手で名前を書きます。
その後、今度は両手同時に先程書いたように左右が合わせ鏡になるように名前を書きます。
慣れない作業に学生達は悪戦苦闘していましたが、どうやら同時に書いた方が書きやすいようです。
ヘレンさんによると、一度書いた文字を頭で処理しながらもう一度書くよりも、身体の左右対称な動きに従って書いた方が上手くいくのだそうです。
うーん、奥が深い...!

このように今回のワークショップでは、素材や技法だけでなく、身体の動きや、身体と素材の関係性に意識を向けることをテーマとしています。
普段の制作とはひと味違ったテーマの中で、学生達が何を感じ取り、また、そこからどんな作品が生まれてくるのか、今から楽しみです!




そして、1日目の終わりはヘレンさんとパートナーのマットさんのウェルカムパーティー!
造形科1年生を中心に、朝早くから仕込みをしたり、忙しい合間を縫って、美味しい料理を作ってくれました!
とっても素敵なパーティ--になったと思います!
みんなありがとう!ヘレンさんも感激していました!

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秋の風物詩、お月見団子も登場!ヘレンさんをはじめ、外国人の先生方も興味津々!
おいしい料理を頬張りながら、みんなでワイワイ盛り上がりました!

いよいよ始まったワークショップ。
1週間という短い期間だけど1日1日を全力で楽しみましょう!(K)


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今日は前期講評会の3日目、研究科の発表が行われました。
昨日の造形科2年生の講評会から引き続き、武田先生、西先生と、研究所の先生方に講評をしていただきました。
今日の講評もよろしくお願いします。


昨日は学校に遅くまで残って展示準備をし、講評会当日朝まで作品について説明する内容を考えました。
さて、どのような講評会になるのでしょうか。

普段、研究科は1年生と2年生が各4名で、お互いに刺激し合いながら楽しく制作を行っています。
そして各自がテーマを設定し、先生方のアドバイスを受けながら進めています。
授業内においてもプレゼンテーションの練習をしているため、皆さん発表にとても慣れていますね。
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今回の作品は、それぞれが自分自身と向かい合い努力を重ねて出来た作品です。
意図したガラスの表情がでなかったり、焼成がうまくいかなかったり、何度も手直ししたり。
限られた時間の中で、何度も挑戦を繰り返し完成させました。最後まで気を抜かない真剣さが研究科生らしいですね。
また、2年生にとっては卒業制作を始める前の最後の講評です。それぞれの考えを伝えるのに真剣でした。

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新しい展開を試みた、オリジナリティーのあるインスタレーション作品が多く見られました。ガラスの生命体のインスタレーションは、ストーリー性と生の美、表現と技法の限りない可能性を感じる作品です。

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屋外に展示した、ミラーを使った作品も晴天に恵まれて眩しく光が反射していました。
"水たまりを表現した丸い大小の鏡"に映り込む空や風景は、作品を見る場所と時間によって変化します。
昭和時代の田舎で遊ぶ小学生の気持ちを表現したそうです。大小の鏡が自然の中に上手く解け合っているインスタレーションもいいですね。
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今日は、先生方に貴重な講評を頂きました。武田先生、西先生2日間にわたる講評ありがとうございました。
皆さん、自分が本当にやりたいことがまとまってきたのではないでしょうか。2年生は後期からいよいよ卒業制作が始ります。がんばってください。皆さん3日間お疲れ様でした。

来週からは秋のワークショップが始ります。早速ユニークな課題が出ていますので楽しみですね。 (E)

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 昨日に引き続き、今日は造形科2年生の前期講評会が行われました。
今回はゲスト講師として当研究所顧問の武田厚先生と、ガラス作家でもあり、大阪芸術大学でキルンワークを教えていらっしゃる西悦子先生にお越し頂きました。
本日と明日の2日間、講評よろしくお願いいたします。
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 研究所の学生として受ける全体講評は、早いもので3回目となる造形科2年生。
でも何回経験しても、講評前の緊張感には慣れることができません。
昨日が造形科1年生、今日は造形科2年生、そして明日は研究科生と前期講評会は学年ごとに1日ずつ行いますが、3日間とも全学生が講評会に参加します。
発表する先輩の作品を後ろから興味深く見つめている造形科1年生。こちらも真剣です。
どんな風に自分の作品をプレゼンテーションするか、展示の仕方や照明の使い方などなど・・・学べることがたくさんありますね。
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 来月からは卒業制作がスタートします。これまでに制作してきた作品を講評して頂きながらも、卒業制作のプランにも話しが及びます。
 実はこの講評会の2日前には卒業制作の面接が行われていました。学生はそれぞれのプランを先生方に説明したのですが、大半の学生はまだ具体的なプランを決められずに悩んでいました。
2年生の皆さん!どうですか?講評会を通して自分のやりたいことが整理できたでしょうか!?
先生方だけではなく、40人近くの仲間たちが作品を見てくれていましたよ。ぜひお互いに話しをしてみてください。きっとまだまだ発見があるはずです。

 今日は終了予定時間をだいぶ過ぎてしまいました。みなさん、お疲れさまでした。
そして、武田先生と西先生、率直なご意見と貴重なアドバイスをありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。
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 なお、今回の作品の内、いくつかは9月29日と30日の学内展で展示致します。
お越しになれる方はぜひ観にいらしてください。(A)
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今週は、平成25年度前期講評会です。トップバッターは、9月18日(水)の造形科1年生の前期講評会です。みんな初めての全体講評。前日は、夜遅くまでみんな準備をしていました。

今回の特別講師は、江川野智典さんです。江川野さんは、かつてはみなさんと同じTIGAの学生でした。現在は静岡県磐田市新造形創造館で講師をされています。今日は、1日よろしくお願いします。
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さて、講評会が始まりました。まずは、学生に作品の説明をしてもらいます。学生の講評時間は1人20分です。20分間で作品の説明をし、先生方から講評して頂くのはかなり短いです。講評して頂く時間を長くとるには、どのように自分の作品を簡潔にわかりやすく他人に説明することが大切です。それには、どれだけ自分が自分の作品を理解しているかが求められます。すごく難しいことですが、準備をしっかりしている学生が多く、的確なプレゼンを出来ている学生もいました。

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作品制作に対する姿勢を評価された学生、アイデアを評価された学生、技術の高さを評価された学生...。評価されたことは、真摯に受け止め、講評の時に次のステップに進める鍵を先生方は沢山コメントしてくださいました。その鍵を使い、次の扉を開けるのは、自分自身です。講評で言われたことをもう一度考えてみてください。そして、自分の講評時に言われたことだけではなく、他人の講評を聞くこともかなり勉強になります。最後の方、疲れてしまい自分の講評が終わると外に出たり少しおしゃべりをしてしまう学生もいましたが、ちゃんと聞きましょうね。でも、全体的にとてもみんな頑張って制作し、良い講評会だったと思います。

造形科1年生のみなさん、お疲れさまでした。先生方、そして江川野さん、講評ありがとうございました。

講評は終わりました。しかし、この3連休を休んだら、また制作に励みましょう!。秋のWSもあります!。そして、10/1からは、後期授業開始です。みんなの後期授業作品も楽しみにしています。(R)


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夏休みも終わり、次々と前期のクラス講評がありました。特に1年生は9月の第1週目は毎日講評がありました。みんな寝ずに作品の追い込みを夜遅くまで学校に残ってやっていましたね。お疲れさまでした。

基礎造形立体の講評は、9/6(金)の午後に行われました。さて、どんな作品を学生は見せてくれるのでしょうか。夏休みの開所の間は、彫塑室は開かずの間でしたが、みんなの作品はどのように仕上がったのでしょうか。わくわく。

クラス講評の課題は、3つありました。メインの講評は、③の抽象造形作品です。
①授業で制作した石膏首像に合う台座を制作し、首像を完成させる。
②後期の授業のシリコン型で使用する石膏原型を制作する。
③30cm角以上の抽象造形作品を制作する。

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講評会が始まりました。最初に学生が作品の制作意図を説明し、先生や他の学生がコメントや質問をしていきました。

先生もおっしゃっていましたが、みんな、もっと意欲的に制作しましょう。一夜漬けで出来る程、作品制作は甘くはありません。なにかを表現しようと思ったらどんな形であれ真摯に取り組まなくては!。数人の学生の作品は、時間をかけてよく考え、いろいろ実験して苦戦していたので、完成度はさておき、今後、発展できる可能性のある"熱"を感じる作品に仕上がっていました。しかし、大半の学生は、""表現するとはなにか"もう少しよく考えましょう。

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この四角の石膏の立方体には、鋸の跡がついています。この学生は、首像の台座を作るときに鋸で石膏を四角に成形していたら、その跡に美しさを見いだし、興味を持ち、このテクスチャーを作品の中に取り入れました。この学生は自分の中で美しいと思うものを探求しています。美意識というのは、一人一人違います。つるんとした表面が必ずしも、美しい訳ではありません。どんな形、質感が自分にとって美しいか魅力的か考えてみましょう。

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この学生は、鋸の跡に興味を持った石膏の立方体を制作したのと同じ学生です。風船の中に石膏を流し込み、独自の方法でこの形を作りました。制作したら、本物の卵の殻の様になったのに驚いたそうです。素材への新たな発見に関心をよせていました。これからどんな展開になるか楽しみです。

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この学生は、手のリースを制作したいと作品をつくりました。手の型取りがうまくいかず苦戦していましたが、その過程でいろんな質感の石膏の手ができました。彼女自身は、型に石膏が入らなくてぼろぼろになりましたとコメントしていましたが、一人の学生が完璧だったら面白くないよと意見しました。自分が失敗したと思っていてもそれによって見つけられる発見もあるんですね。制作とは、その連続かもしれませんね。

佛木直道.jpgさてこれはなんでしょう。実は、笛なんです。息で吹く笛ではなく、外において風の力などを利用して音が鳴る笛です。機能するかは分かりませんが、石膏という素材に試行錯誤した作品です。自分の息では、音はなりませんでしたが、吹いてみました。
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この作品は、形と光と影の量感を追求した作品です。制作する過程でどんな作品を制作したら良いか悩んでいましたが、その結果生まれてきた作品です。先生も評価していました。

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この学生は、全身を石膏で型取りし、体が地面にとけているような作品を制作しようと考えました。しかし、石膏取りが思ったより難しく講評時には型だけになってしまいました。でも、当初表現しようとしていたことや制作の過程は評価されました。いつかは、本当にやりたかったことを作品として見せてください。

鈴木奈々_1.JPG展示の仕方を考えた学生の作品もありました。いちょうの木に展示され、上下して動いている作品です。まだまだ課題のある作品ですが、彼女が表現しようとしていることが明確になっている作品でした。近くでみるとこんな形の作品が吊るされています。

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先生に言われたことをもう1回よく考えて、制作するとはどんなことなのかよく考えましょう。後期は、ギャラリーでの展示もあります。みなさん、気合いをいれていきましょう!。(R)

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 毎週金曜日の午前中に行われている平面の第二課題「色彩の研究」の講評会です。
キーワードは色です。自分でテーマを設定して研究しなさいという課題で、6月下旬から始まりました。前回の鉛筆デッサンと比べるとかなり自由な課題といえますが、それだけに戸惑った学生も多かったようです。なかなか自分のテーマを決められずに全体的に遅いスタートとなりました。
 その中からいくつかご紹介します。

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 身の回りから抽出した色で染色をしています。
ターメリック、シナモン、緑茶、赤ワイン、ハーブティーなど。やさしい色合いですが、素材によっては2度、3度と染めないと色が入ってくれないものもあったそうです。今後、ガラス作品の展示にも使えればという構想もあるようなので楽しみです。







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 彼女は千代紙を使って色見本を作りました。同じ色でも柄によって印象が違うところに着目しました。そして紙があると鶴を折ってしまうというクセ(!?)があるそうで、千代紙の下には鶴も貼られています。
 出来上がってみると重なりがごちゃごちゃして見えてしまうので、貼り方をもっと考えれば良かったと言っていましたが、少し離れてみると何とも言えないグラデーションがきれいでした。






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 これは何でしょう?
石膏に色を混ぜて薄くたら〜っと流したものです。今まで積極的に色を使うことがなかったので、色と色を組み合わせることでできる関係から、どんな組み合わせに違和感を感じるかを検証したかったそうです。
石膏と混ざることでできた淡い色と、下の少し光沢のある黒いアクリル版に不思議な形が組み合わさって絵画のような面白い作品に仕上がりました。





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 この学生はきれいな色合いの写真がたくさん載っているスムージーのレシピ本から色を抽出しました。本の中から選んだページに使われている色と割合を忠実に再現しています。使われているのは刺繍糸です。

 さらに中央を楕円や四角にくり抜いた白と黒の台紙をあてることで色見本をトリミングして見ることもできます。細部まで丁寧な仕事で気持ちのよい作品です。
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 手芸が好きで生地をたくさん集めている学生は、色見本まるごと自分が持っている生地で作ってきました。同じ生地でも裏と表では見え方が違います。縫いつける糸の色によっても印象が変わってきます。この色見本がガラス作品の制作にどんな風に生きてくるのでしょうか。後期の作品にも期待したいと思います。







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 中には必要に迫られてガラスの色見本に取り組んだ学生もいます。研究所にも色見本はありますが、すべての色が揃っている訳ではありません。それを補うような色見本ができました。
 西先生からは「ひとつしか作らなかったの?もうひとつあったら誰かが買ってくれたんじゃない(笑)」確かに欲しい人はたくさんいそうです。



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最後はこの作品です。
ゾートロープという装置で、映像がない時代に静止画を動いているように見せるためのものです。日本語では「回転のぞき絵」と呼ぶそうです。
 今回は絵ではなく、隙間から短冊状に切られた色をのぞけるようになっています。色紙にはバリエーションがあるので自分で入れ替え可能です。みんな交代で見せてもらいました。何か発見はありましたか?


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 クラスメートの作品を見てハッとした学生も多かったのではないでしょうか。
この課題の始まりから講評までは、夏休みを含めて2ヶ月と少しありました。16人に与えられた時間は同じです。テーマを決める決断力と、課題を楽しむ気持ち、夏休みの時間の使い方について考えさせられる講評会でした。(A)


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9月6日(金)、今日は毎年恒例の造形科2年生キルンクラス展示会、搬入です!!

会場は富山市内のギャラリー、マイルストーンアートワークスです。
学生はこの展示会のために、クラフト作品の事前研究としてのギャラリー巡りやポートフォリオ作成、DM作成などたくさんの準備をしてきました。今日はいよいよ搬入日、皆さん真剣です。
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まずギャラリー全体のバランスを考えながら皆で相談して作品の配置を考えます。
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作品の配置が決まったら本作品とクラフト作品を並べていきます。
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大まかな展示が終わり、照明を調節します。それぞれのガラス作品の良さがさらに引き出されます。
ij.JPG展示の合間にギャラリーのオーナー、ナガシマさんにパイナップルを頂きました。お昼も食べずに作品の仕上げ、準備をしていた人もいたので大分お腹が減っていたのではないでしょうか。ナガシマさんごちそうさまでした。
j.JPG休憩後は、先生、ナガシマさんと一緒にタイトルと値段の確認をしました。中には初めて作品を売る人もいて値段を決めるのに大分苦労しました。オーナーさんのアドバイスはとても勉強になりましたね。
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展示作業も無事に終了し、皆さん一安心です。
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大きな作品が数点並びましたが、窮屈感もなくゆったりとした展示空間になりました。
アクセサリーや瓶、お皿などのクラフト作品も充実しています。
明日から展示会が始りますが、たくさんのお客さんに来ていただけるといいですね。
今日一日搬入作業お疲れ様でした。後期の制作も引き続きがんばりましょう!! (E)




明日、9月7日(土)からキルンクラスの展示会"Glass Story"を開催いたします。
皆さん是非お越しください。

「GLASS STORY」
富山ガラス造形研究所キルンクラス展
2013年9月7日(土)~9月16日(月) 11時~19時 水曜日休廊
マイルストーン アートワークス
富山市二口町1-9-2 アールビル2F
Tel&Fax 076-493-9777
http://www.milestone-art.com/

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今日9月5日(木)、造形科2年生のキルンクラス講評会が行われました。
夏休み前から制作を始め、長期休暇中にも各自が制作を行った努力の作品です。
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c.JPG今回は、自由制作とプロダクション作品が学校のギャラリースペースに並びました。

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この作品は、"微化石"という何千年もの間、深海に蓄積した微生物を表現したものです。独自の表現を追求し続けた中から生まれた作品で、今後ガラスの特性をどう活かしていくのかとても楽しみな作品です。造形作品としての力強さを感じる力作です。
3.JPG景色を意識した中に、ガラスと植物の関係を独自の感覚で表現している作品です。ガラスと植物、塊と空間、平面と凹凸部分など様々な要素がバランスよく構成されていますね。ガラスの存在感を感じる、見ているだけで気持ちの良い魅力的な作品です。
4.JPG"星おくり"というタイトルの作品です。ワックス原型制作から型取り、窯焼成、加工までどの過程においても努力を重ね、完成させた力作です!!編み目が連続されてできたスケールのある作品です。
5.JPG"独自の世界"を絵で描いているかのようにガラスに興しました。大きな"とりさかなさん"、楽しそうなストーリーを感じさせる作品です。カラフルな絵付けや丁寧に表現されたレリーフが魅力的ですね。
8.JPG展示台に置かれた作品が、ギャラリーではどのようにディスプレーされるのでしょうか。楽しみです。
6.JPG作品に合った展示の方法を皆でディスカッション中です。皆の意見は貴重ですね。


9.JPG仲間の新しい作品の展開に皆さん興味津々で、作品の説明を真剣に聞いています。

今日で前期のキルンⅡの授業は終了です。今回の自由制作の課題では、皆さんが本当に作りたかったものを見つけ、それを表現することができたのではないかと思います。また、卒業制作にも繋がる、独自の表現による作品であったと思います。
講評会後には学校の先生方、学生、事務の方々にも作品を見ていただきました。今回は力のこもった大作が多く見られ、とても好評でした。明日はマイルストーンギャラリーでの展示会搬入があります。皆さん休む暇もなく仕上げと梱包作業が続きます。
とりあえず、今日の講評会お疲れ様でした!! (E)


 




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 4月に入学して早いものでまもなく6ヶ月が過ぎようとしています。ホットワーク1では初めての講評会です。
名前のわからない道具にとまどい、溶けたガラスの予想以上の熱さに驚いていた1年生も少しずつガラスという素材に馴れてきたようです。

 ホットワークの最初の課題は「同じ形ー並べる、重ねる、配置する、続いていく...」ということでシンプルな同じ形を、練習もかねてたくさん制作しました。

 今日はそれらを思い思いの方法で展示しています。

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 実家の居酒屋で使うための焼酎グラスを作った学生は見事にお店のカウンターも再現!
グラスには持ちやすいように、と少しくぼみをつけています。実際にお客さまにも使ってもらい色々な意見をもらえたそうです。「氷を入れてマドラーでかき回すと良い音がするよ」という声もあったとのことで、講評会でも実際に試してみました。確かにくぼみのないグラスとは音の鳴り方が違います。お客さまから教えてもらえるなんて、課題を通して貴重な経験ができました。


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 こちらの作品はピンブローという技法で制作しました。竿に巻き取ったガラスのかたまりに金属の棒で穴を開けて、その穴をふさぐように、細く成形して湿らせた新聞紙をあてます。そうすると蒸気の力でガラスをふくらませることができるのです。
 彼はこの作業中にガラスを無理やり自分のしたい形にするのではなく、自然に任せてできる形の面白さを発見しました。
そして、器として使えるように底を平らに加工してみたけれど、重さのバランスが悪くてみんなコロンと傾いてしまうのですが、そんな様子が愛おしいとも語っていました。



 ホットワーク1の講評会ではまず作者が作品について説明をします。他の学生は色んな角度から作品を眺めたり、持ってみたりして自分が感じたことを発表していきます。
 タイトルや制作方法についての質問がでることもあります。こんな使い方もあるよね。こんな見せ方もできるんじゃない?と様々な意見をもらうことができます。
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 1年生の初めての講評会では展示方法まで手が回らないことが多いのですが、照明の効果を生かしてガラスの美しさを引き出している作品も見ることもできました。
 自分の理想とするシャープなラインを、今の自分の技術では作ることができないという問題点をコールド加工で削ることで克服しています。削ったことでガラスの違った表情を見つけることもできました。あきらめずに理想に近づける努力が素晴らしいです。





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「雨の日」というタイトルの作品です。静かな雨音が聞こえてきそうです。
 吹きガラスの技法で制作すると作品の底の真ん中にポンテ跡と呼ばれる少しえぐられたような跡が残るのですが、その部分を逆に生かして水滴がぽとんと落ちる情景に見立てているそうです。
 他にもやってみたい展示プランがあったとのことなので、ぜひ次の機会にチャレンジしてみてください!






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 一緒に制作をしていても、クラスメイトがどんな思いで作っていたのか知らなかったことも多かったと思います。講評会の場で終わらせてしまわずに、これからも積極的に意見を交わしてお互いに刺激し合っていきましょう。(A)

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今日、造形科1 年生のキルンクラス講評会が行われました。
今回の課題は、クラフト的なお皿、器又は花器をパート・ド・ヴェールの技法を用いて制作するというものでした。
前回の課題では自然物をレリーフで表現しましたが、今回は独自の形やデザインを考えて用途のある物を制作します。
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実際に制作を始める前には"クラフト"についてレポートし、それぞれの考えをまとめました。
クラフトとは"機能性と美術的な美しさを兼ねそろえた実用品"、また"用途性がある物だけでなく観賞用も含まれる"
"毎日の生活に色や変化を持たせるもの"など様々な捉え方がありました。

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器の形状をした鶏ガラをモチーフに制作した作品です。特に"皮"と"骨"の部分の厚みと質感の違いを表現しました。
用途性よりもオブジェとしての機能を重視した、見る側に驚異の感情を与える作品です。
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この作品は夜の空(写真左)と青空に浮かぶ白雲(写真右)を表現しました。シンプルな形の中にも色の美しさ、柔らかさが際立つ作品です。

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こちらの作品は普段から美しいと感じていた妊婦さんの丸みを帯びた身体を表現しました。用途性にはこだわらず、興味を持ったモチーフを自らの視点で造形した作品です。ガラスの内側に流れる色が胎児の生命、また母体と胎児の繋がりを感じさせます。

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紙を包み込むイメージを4層にガラスを重ねることによって表現した作品です。制作過程において様々な工夫が施され、手間と時間を掛けた作品です。
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この課題ではオープン型、プレス型、中子型、片型など様々な型の取り方を学びました。制作過程や型の構造を理解してひとつひとつの段階を経ながら多くのことを学んだのではないでしょうか。仲間の意見、先生のアドバイスを参考に今後の制作に活かして下さい。
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これは、おまけの写真です。皆さん楽しそうですね。
最高温度に達した電気炉内の型にガラスを足した時の様子です。
皆で協力して頑張りましたね!!ガラスもきちんと足りていて安心しました。

今日で前期のキルンクラスの授業は終了です。後期も続いてフュージング、スランピングという新しい技法を学びます。とても楽しみですね。皆さん、今日一日お疲れ様でした。また後期も頑張りましょう!!(E)







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